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かわいいころを過ぎたら アン18歳/青沼貴子

2009年10月04日
484013037Xかわいいころを過ぎたら アン18歳 ~『ママはぽよぽよザウルスがお好き』 アンの思春期ルポ~
メディアファクトリー 2009-09-16

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先日、青沼家の長男リュウくんの、その後の『ママぽよ』的作品「かわいいころを過ぎたら」を読んだばかりですが、今度は妹のアンちゃんです。人様のうちの子供さんはあっという間に大きくなりますね・・・(笑)。
リュウくんが平均的な高校生の男子像であるのに対し、今回アンちゃんはなんと「高校を辞めてダンサーになる」と言い出します。それにたいし、青沼家の両親はどう向き合って行くのか・・そしてアンちゃんのがんばりはいかほどのものか・・・と言う感じの内容。
笑えると言うよりはかなりシビアです。
やっぱり親にとっては、高校をやめてしまうなんて、とんでもない話ですもんね。自分だったらどう答えていくか、答えて行けるかな〜と、思いながら読みました。本当に子供のことを考えると言うこと、それを行動に移していくと言う事は難しい・・・。
大人だからわかることもあるし、大人だからわからないこともある。
親も葛藤してるんですよね。。
[あ行のマンガ家]青沼貴子 | Comments(7) | Trackback(0)

アオイホノオ/島本和彦

2009年09月29日
4091512682アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)
小学館 2008-02-05

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4091216501アオイホノオ 2 (少年サンデーコミックススペシャル)
小学館 2009-05-11

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こちらは、娘の友だちの本、貸してもらって読みました。ありがとうSさん。

噂に違わず面白い!!
大作家芸術大学に通う、焔燃(ほのお・もゆる)、漫画家になろうかアニメの製作をしようか・・まだまだ未来は混沌としている中で、やがて自分の「道」を見つけていくノンフィクション。
これ、作者のことなのでしょう。すごく面白いです。なんたって、内面がすごく良く描けてる。あまりにもリアルに掘り起こしてあるので、そのつど感嘆ですが、笑えます。
そもそも、主人公が大げさなアクションで何気ない発見をするところとか、あるいは、片思い中の年上トンコ(トシウエ トンコ)さんが、アホ見たいな軽いノリで、でも、真実をズバズバと切って行くようなところも、それに対して主人公が肩を落とすところも(たとえば、授業で作った短編映像を見たときの感想とか)ただ可笑しいだけじゃなく、こっちも主人公と同じく納得させられたりしますね。
主人公と私、ほとんど同じ年齢です。アチラのほうが若干年齢上ですが・・。だから、テレビアニメの感想とか、見てたものとか、巻末の対談(島本×庵野秀明氏)などを読んでも、かなりの部分で同感する事が多いのです。ウルトラマンはエースまで見たけど、タロウやレオは見てないとか。キャプテンハーロックとか、タイムボカンとか。
だから作中に登場するリアル「高橋留美子」や「あだち充」などに対する、主人公の思い入れなんかすごく楽しく面白く読みました。
とくに、私も「未来少年コナン」を、かなり真剣に見ましたが、あの時点で宮崎駿さんへの傾倒とか見てるところが違うなぁと言う感じ。さすがクリエイターとしての素質は充分だったのですね。
ニュースなどで、巨大鉄人28号とか見て、あのガニマタは・・・なんて思ってしまった。最近、この手の「復刻」が多いし、今、過去を見直すと言うテーマがある時期なのかもしれませんね。
いやー、これ、若い子が読むよりも、同世代が読んで面白い作品じゃないでしょうか。
むろん、若い世代も、自分の将来を模索する中で身につまされる部分はとても沢山あり、そして参考になる部分も大いに、刺激になるというのもありましょうが。
かなり先が楽しみ。
この人、初めて読んだのですが「逆境ナイン」を描いた人だそうですね。あの映画は見たんだけど、ちょっと意味分からない感じでして・・。この作者にしてあの映画の原作マンガありと思うと、俄然読みたくなりました。きっと映画と違って、漫画は面白いんだろうなぁ〜(^ω^)

[さ行のマンガ家]他 | Comments(0) | Trackback(0)

魔王 JUVENILE RIMIX/大須賀 めぐみ

2009年09月29日
魔王 JUVENILE REMIX 10 (少年サンデーコミックス)
魔王 JUVENILE REMIX 10 (少年サンデーコミックス)
小学館 2009-08-18
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魔王 JUVENILE RIMIX 9 (少年サンデーコミックス) 魔王 JUVENILE RIMIX 8 (少年サンデーコミックス) 魔王 JUVENILE RIMIX 7 (少年サンデーコミックス) 魔王 6―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス) 魔王 5―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)


ウチは大学生の娘が「漫画読み」で「漫画買い」でして、毎日のように何らかの漫画を買ってきます。新刊チェックも欠かしません。が、どれだけたくさん買ってきても、なかなか私が読める漫画が少ない。これは年齢層が違うので多分「感性」が合わないのじゃないかと思うんですが・・。「面白いよ、読んでみてよ」と言ってくれるんですけど、どうにもこうにも「読めない」んですよね。。。
かといって、私が読む漫画は、(昔のものはともかく、今現在の漫画なら)娘のほうは大抵読めるようなので、守備範囲は娘のほうが断然広いです。
いつも、私のネッ友さんからお借りしている漫画は喜んで読ませていただいていますし、その中からハマって自分でコミックスをそろえていくと言うこともあります。オノ・ナツメなんかが代表で、きっかけはネッ友さんにお借りした本だったけど、今はせっせと自分でそろえています。
さて、娘の漫画は「鋼の錬金術師」とか中村光さんの漫画とか、中には「おお、貸して貸して!」と、がっつきたくなる漫画はありますが、ごく少なく(数多ある中では)、その中でヒットだったのがこれ。「魔王」。伊坂幸太郎原作の作品です。私も伊坂作品は多少読むものの、「魔王」は未読。なので、原作との違いなどを挙げる事は出来ませんが、漫画はとても面白かったです。


と、前置きが長くなってしまいました。



幼いころに両親を亡くし、弟、潤也と二人暮らしの安藤には、「平穏」が一番大事。
しかし、最近の街は不穏だった。再開発計画の為に却って街は混乱してしまい、治安は悪化していた。そこに登場した自警団の「グラスホッパー」。そのリーダーはカリスマ的存在の犬飼という。
「たとえでたらめでも、自分を信じて対決していけば、世界だって変えられる」
と言う、犬飼だが、時おり見せる表情は冷酷で残忍だった。
念じれば、他人に思い通りの言葉を話すように仕向ける事ができるという、不思議な能力の持ち主である安藤は、いつの間にか、グラスホッパーと、開発グループの戦いに巻き込まれていく。
いつしか、安藤は暗殺者に狙われる存在に。暗殺を依頼したのは果たして犬飼なのか。
犬飼は、救世主かはたまた魔王か・・・・。
この街はどうなってしまうのか・・。

「腹話術」という、すごいのかすごくないのか良くわからない能力で、対決に臨もうとする安藤の姿には、胸が熱くなりました。どう考えても非力です。やる気も最初は全然ないのに、それが変わっていくのが感動を呼びます。また弟の潤也との兄弟愛というと、クサいけど・・・両親を亡くして二人で生きてきた兄弟の絆にも・・。

第2章はその潤也が主人公です。
兄に「腹話術」と言う能力があったのに対し、潤也にも不思議な能力があります。
それが、安藤のものよりも、もうひとつビミョーなのが面白い!
なんと、潤也の超能力は・・・・運が良い事。
たとえばじゃんけんは負けたことがないし、また、福引でもいつも当たりが出たり・・という、超能力と言えるかどうかすら分からないような、ビミョーさ。
その能力で犬飼や、犬飼に反対する組織「令嬢」などと闘うんですが・・・。
第二部は物語・・犬飼との戦いももっと佳境に入るのと、他の組織の登場でもっとスリリングで目が離せず。潤也の徐々に大きくなっていく存在感に注目。オトコぶりも急上昇。ともかく、カッコイイです。
だけど、それ以上に「殺し屋」たちがめちゃくちゃカッコイイんですよね。
蝉、鯨、蜂、アサガオ・・・・中でも一番私が好きなのは蝉。
蝉見たさに読み返してしまうぐらいです。
時々潤也に聞こえてくる兄安藤の声も・・泣かせます!!

原作とはどう違うのか?今度、原作も読んでみたいです。
[あ行のマンガ家]他 | Comments(0) | Trackback(0)

COPPELION/井上智徳

2009年09月25日
COPPELION 1 (ヤンマガKCスペシャル)
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講談社 2008-10-06
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お台場にあった原子力発電所が事故を起こし、東京を中心として関東一円高レベル放射能汚染されてしまった。そして、西暦2036年。首都が死の町になって20年後の世界。
コッペリオン(COPPELION)と言う陸上自衛隊特殊部隊の、遺伝子操作により放射能の抗体を持ち、汚染されない体を持つ3人の女子高生が、東京に赴く。生存者を助ける為に。

設定、内容ともなかなか斬新で新鮮な感じです。
遺伝子操作で放射能に対する抗体を持つなんていうのも、なんか、将来的にありそうですよね。
女子高生たち、いわば人造人間なんですね。でも、人間です。心があったかい普通の女子高生。そこがいい。図抜けた強さを持つヒーローとかじゃなく、ごく普通な感じ。でも、やっぱり放射能汚染されない体を持つなんて、図抜けて強いって言うことですね。
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なんじゃもんじゃ/伊藤静

2009年09月25日
4063728099なんじゃもんじゃ 1 (モーニングKC)
講談社 2009-06-23

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406372820Xなんじゃもんじゃ 2 (モーニングKC)
講談社 2009-07-23

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ほのぼのしているんですけど、妖怪系。と言っても、厳密には妖怪系とは違うような気もするし。けど、確かに田舎を舞台にしたロウファンタジー。
主人公の少年太朗、育ての親である祖父が死んでしまって天涯孤独になりました。
あるとき、おじいちゃんを思い出しながら望遠鏡で星を見ていると、なんじゃもんじゃの木(という、大きな木がある。ご神木っていうのか。これがタイトルですね)に、女の子が登っていくのが見える。次の瞬間、女の子が木から落ちた。慌てて現場に行く太朗だけど、そこに女の子の姿はなく、あるのは、彼女が着ていたらしい洋服一式だけ。駆けつけた駐在さんの情報から、それはどうやら行方不明で捜索願の出ている星野空という少女のものらしい。服だけ残して少女はどこに消えたのか・・・・と思っていると、その少女は意外なところから見つかる。太朗の家の米びつの中でありました。
と言う導入部なのですが、つかみはオッケー。大変先が気になり、グイグイと読みました。
これは不思議+田舎+妖怪+人情+ミステリー・・・色んな要素が絡まった、とても面白そうな物語。第一、全体にあふれる田舎の雰囲気がいい。日本昔話を現代によみがえらせたような感じなのです。小人の国なんて、誰もが子どもの頃に想像しませんでしたか?私はしました。そういう、子どもの頃の楽しい「想像」を髣髴とさせると言うか、再現してくれていると言うか。
そして、主人公の太朗が健気で応援したくなる。なんせたったひとりの「肉親」のおじいちゃんを亡くしたばかりで、高校進学も諦めて一人で生きていこうとしているんだから。
周囲が太朗を気遣っても、素直に受け入れない。でも、この小さな少女、空が登場した事で、周囲の友だちとも手に手をガッチリととって、一体となって、不思議な困難に立ち向かっていくところが、ワクワク感をあおります。
何が困難なのだろう?それがイマイチ分からないけど、これから追々分かってくるんでしょう。最初は謎だらけ。太朗の正体もなんかありそうです。
その謎の正体を見極めたくて、仕方がないです。楽しくてワクワクして、ちょっとおどろおどろしくて。なかなかどうしてすぐれもののオススメですよ♪
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カエデの恋/霜月ミリ

2009年09月17日
4088670086カエデの恋 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
集英社 2009-08-12

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こちらも、「金のティアラ大賞」第一回の、「銀賞=銀のティアラ大賞」に輝いた作品。
(第1回金のティアラ大賞『Star man』の感想はこちら
親友の彼氏に片思いをしていると言う、切ないけれど、ありがちなシチュエーションの物語。
と思ったらこれが案外にも、イイのです。
ちょっと絵柄がクセあるけど、物語は優しく人の胸を打つハートフルな感じ。
その他の短編も、中々読ませます。
受賞後約1年で、単行本になるまで作品の発表を重ねて来られたあたりも、実力があるのでしょうね。今後の活躍に期待大。頑張って下さい!

[さ行のマンガ家]他 | Comments(0) | Trackback(0)
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