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にこたま/渡辺ペコ

2011年02月24日
4063728730にこたま(1) (モーニングKC)
渡辺 ペコ
講談社 2010-01-22

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「交際9年同棲5年の浅野温子と岩城晃平。仕事、結婚、、子作り、アレコレ・・・三十路直前に訪れた最後の思春期、ゆらぐゆらめく第三次性徴白書」
と、裏表紙に書いてあります。

2巻まで読んだところでは、恋人であるあっちゃんの他の人との間に子どもができてしまった晃平を中心に、あっちゃんや、その相手の女性(職場で男子社員に敬遠されているお局的存在?)の心の揺らぎなんかが、渡辺さんらしい、ゆるーーい感じで描かれていて読ませますが・・「ラウンダバウト」みたいなのを期待して読むと、ちょっと重苦しいかな。。
いまんとこ、どうしても晃平に好感が持てないんですよね。
女性目線で見てしまうからね。
そういう晃平を結局許して受け入れてしまうあっちゃんにも納得行かないし。
読んでいてすごくもやもやする物語ですよね、これ。
でもそれが作者の狙いかなとも思う。
じぶんがあっちゃんだったらどうするんだろう?自分が「相手の(高野さん)女性」だったらどうするんだろう?と思ってもなかなか答えなんか出ないし・・・でも、考えさせられて・・結構疲れるマンガですよ(笑)。
でも、2巻の終わりに、あっちゃんの身に降りかかった重大事件。この先が知りたくて・・疲れてしまうけど、次も読むんだろうと思います。


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[や・ら・わ行のマンガ家]渡辺ペコ | Comments(0) | Trackback(0)

変身ものがたり/渡辺ぺこ

2009年11月15日
425315736X変身ものがたり (秋田レディースコミックスデラックス)
秋田書店 2008-04-28

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人魚姫、狼男、白雪姫など、おとぎ話の現代版。
一番最初の「平成人魚」は、その名のとおり人魚姫の平成版(←そのまますぎ!)。
人魚姫の現代版って言うと、小玉ユキさんの「光の海」を思い出すんだけど、こちらに登場するのはヤフオクなんか利用している、面白い人魚たち。やっぱり好きな男を追いかけて「人間」になるのです。
恋する女の子は健気ですねぇ、人も人魚も同じでしょうか(*´ω`*)
他にも、変身したり、自分の身に不思議な現象が起きていたり、本の少しだけ異世界な物語が続きます。
最後の「変身不全」で、物語は環になっておしまい。
ちょっとオトナの物語ですが、ニンマリします。

以下、↓最近読んだ本たち。全部あさみさんにお借りしました。いつもありがとうございます!
[や・ら・わ行のマンガ家]渡辺ペコ | Comments(2) | Trackback(0)

ラウンダバウト/渡辺ペコ

2009年02月26日
4088654773ラウンダバウト 2 (2) (クイーンズコミックス)
渡辺 ペコ
集英社 2008-05-19

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「あたしはねえ 心の底から 全国の女性に問いたいよ
 中学時代の『創作ダンス』の経験は
 あなたの人生において 何らかの役にたちましたか?  と」

わはは。確かに!

このマンガは、「このマンガがすごい!2009」のオンナ編7位の作品です。
紹介されていた一コマの絵柄を見て好感が持てたので買ってみました。
内容もゆるゆるっとしたなかに時々ピリッとエッセンスが効いていて、読めば読むほど面白くなるタイプの作品です。ちょうど噛めば噛むほど味が出るスジ肉のように・・(笑)。

主人公の野村真(冒頭のセリフはこの子のもの)と、友だち4~5人を中心に、ごくごく普通の中学生ライフを描いてます。
なにがすごいって、すごくリアルなんですよ。よく特殊な出来事などを「マンガみたいな出来事」って言うけど、この「ラウンダバウト」ならその言葉が全然特殊じゃなく、ほんとのほんとに「隣の中学生」のような、あるいは「確かに自分の中学時代」のような、とっても等身大のリアルな日常が、すっごくゆるゆると描かれています。
特に派手なラブロマンスがあるわけじゃなく・・、特に深い悩みやイジメがあるでなく、スポ根でもなく、とりたててこれ!っていうナニかがあるわけじゃない中学生の実態。
だけど、本当は、当の本人たちは大真面目。その生活の中に確かに、ロマンスがあり悩みがあり喜びや嬉しさがある、全然ドラマティックじゃない日々のそのなかに確かにあるドラマを描いてある・・それなのに、こんなの面白いのがすごいんです。
爆笑するとか、ドキドキハラハラするとかじゃない、けどクスクスと笑えるのがイイ!
そして、その目線がやわらかくてあたたかい。
だからここに登場する子達をとても愛しく感じるし、抱きしめたくなるのです。

主人公の真は「このマンガがすごい!」の解説によると『中2女子の主人公像としては少々風変わり』とあります。確かに。男マンガのファンでその作者のなめた某に恋しておりファンレターやらプレゼント(これがプロテインだったりする)しちゃう。
だけど、どっちかと言うと私も「真側」の中学生だったから(笑)凄く親近感が沸きます。周囲の友だちも取り立ててナンということのない(いい子達だけど)ごくごく普通の子たち。クラスの中でなら特に目立たないおとなしいカンジの・・。そういうのもリアルで面白かったです。

笑える中にも、おじいちゃんやおばあちゃんの話はほろっとさせられるし、また春が来てクラス編成のあの切ないカンジ・・季節は春で暖かく明るい日差し、桜も咲いているし気持ちが良いんだけど、そこにクラス編成という別れと出会いがある、その微妙な切なさとドキドキとがとてもリアルに伝わってきて、、、泣くシーンじゃないんだけど泣けてくるのでした。


今まで、中学生の内面を描いた作品で一番は、もちろんくらもちふさこさんの「おしゃべり階段」。と「海の天辺」。
と、いくえみ陵さんの「ベイビー・ブルー」だったんですが、この作品もその中に入りますね。


余談ですが「創作ダンス」。
中学生の永遠のテーマが「恋愛」「部活」「受験」ならば、「創作ダンス」は永遠の「裏テーマ」とでも言いますか。今でもやってるんですね、的な驚きもあり、ウチらの頃とはその音楽やダンスの形も全然違うだろう驚き、いやはや、真じゃないけど一体なぜに日本の中学生は創作ダンスを必修せねばならないのか・・・これは日本だけの現象なのか、本当に謎です。
ちなみに、岩館真理子さんの「きみは3丁目の月」という名作があるんですが、この中で主人公のルツが創作ダンスを真剣にやっていて、影から見ている男子が「いやはや、はいっていけない世界だぜ」と、呟くシーンがあります。創作ダンスを取り込んで笑わせてくれる作品の筆頭に上げておきます(笑)。
いくえみ陵さんの「ベイビー・ブルー」にも主人公たちの会話に「今日の体育、なに?」「創作ダーンス!」「うげ~~!」というシーンがあるし・・・普遍のテーマですよね、創作ダンス(笑)。



4088654331ラウンダバウト 1 (1) (クイーンズコミックス)
渡辺 ペコ
集英社 2007-10-19

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4088655141ラウンダバウト 3 (3) (クイーンズコミックス)
渡辺 ペコ
集英社 2008-12-19

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4796667172このマンガがすごい! 2009
『このマンガがすごい!』編集部
宝島社 2008-12-05

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[や・ら・わ行のマンガ家]渡辺ペコ | Comments(2) | Trackback(0)
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