2011年07月31日
ガラスの仮面 47 (花とゆめCOMICS) | |
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ここんとこ、調子よく新刊が出ますね。よしよし・・(*^_^*) ←ナニサマ(笑)
で・・47巻。
感無量~~~~~~~~~~~!!!
そして、鈍感~~~~~~~~!!
そして、うぶすぎる~~~~~~~(笑)
最終ページを見るまで、亜弓さんのことを忘れ去っていました(笑)。
48巻も期待しています!!
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2010年12月12日
![]() | ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS) 美内 すずえ 白泉社 2010-10-29 by G-Tools |
で、いよいよ最新刊の46巻を読んだのです。
「ふたりの阿古夜」の章に入ってから、どうも停滞ムードだったような感じでしたが、ここ最近、またぐっと盛り返していますね!おもしろ~~~い!
もう、紅天女の役どころがどうとか、紅天女がナニモノだとか、舞台は誰がやるのかとか、試演とかどうでもいい感じ。
私はともかく、マヤと真澄様がどうなるのか、それが気になるの!
46巻、切なくて泣けたわ~~。。。。
想い合いながらも、結ばれない二人と言うのは、どうしてこうも絵になるんでしょうかね。
このじれったさ、せつなさに胸がじーんとしました。
あと、噂に聞いていた紫織の暴走。
これって結構古典的な感じがしたけど(笑)でも、まぁ悪役がいると盛り上がるのでね。
紫織にはもっとうんと陰険な女になってもらうといいわね(笑)
そうそう、先日「女性自身」と言う雑誌で、美内すずえセンセーと、東村アキコさんの対談があって、読んできました。(たまたま美容院に行って読んだの。)
面白かったです。
東村せんせい、もうちょっと突っ込んでみてはいかが?と思ったけど(具体的に何をどう突っ込むか、と言われると、良く分からないけど・・・東村さんのツッコミなら、めっちゃ面白いんじゃないかな)それでも、とっても面白い、まさに「夢の対談」でした。
すごく得した気分でした(*^_^*)
未読の方、女性自身もチェックされるべし・・です♪
2010年12月08日
「ガラスの仮面」その1
「ガラスの仮面」その2
の、続きの記事です。
無事に「ふたりの王女」で、亜弓の相手役をゲットしたマヤ。
「ふたりの王女」というのは、ラストニアと言う一国の王女に生まれながらも、謀反人の娘として投獄され、長年にわたって世間とラストニアを憎んできたため、憎しみのかたまりの氷のような心を持ったオリゲルドと、方やオリゲルドの母親である王妃の代わりに、王の後添えとなった新しい王妃の娘、アルディス・・・こちらは世の中の愛情を一身に背負ったような邪気のまるで無い春の暖かいそよ風のような心優しい娘に成長したのだが、ラストニア国の国防を背景に、ふたりの王女の成長と対峙を描く大河ドラマです。
無難に考えて、演劇界のプリンセスである亜弓が、愛に満ちたアルディスを・・・そして、無一物から這い上がってきて、なお、演劇界のドロドロに巻き込まれて苦しみぬいているマヤが、オリゲルドを演じると言うのが妥当な線・・・と思いきや。
配役がまるで逆になるんですね。
で、お互いその役をつかむのに苦労して、挙句にはふたりで住処を交換したりして(亜弓は地下劇場を借りる)色々と試行錯誤しつつ、役どころをゲットしています。
まぁこの「ふたりの王女」の部分が長い~。
劇中劇が面白い「ガラかめ」ではありますが、これはちょっと読むのが面倒だったなぁ・・(^_^;)。
じっくり読めば面白いんですけどね。いかんせん根気がそろそろなくなってきましたよ・・。
文字も多いしね・・・ごめんなさい、こんなこと書いて(^_^;)。
35巻までの感想。。。ぜぃはぁぜぃはぁ。疲れてきた。。。
「忘れられた荒野」ですね。
野生の少女ジェーンの役柄を自分のものとして獲得するまでの紆余曲折は、確かにとても面白いんだけど、今までにマヤが役をつかんできた過程の繰り返しのような感じがして、そろそろ飽きてきました。
円城寺まどかという、ヅカ出身の女優(ヅカじゃないけど)が、ライバルとなって立ちはだかるとか、芸術祭に参加できないかもしれない、とか、その点もまぁ読み応えがあるか、といったらもちろんあるんですが、前後が長すぎるような気がしました。
でもまぁ、「忘れられた荒野」の日替わりで演出が変わって、あるときは悲劇、あるときはコメディ、あるときは観客参加型・・みたいなところは面白かったです。
桜小路くんと、この舞台で再会を果たすんですが、表紙が桜小路くん=ピエロみたいなのがあって、象徴的なのかなと思ったり。
あと、舞ちゃんっていう新しいGFですけど、桜小路くんも前にスキだったマヤが演劇バカだったのに、今度はあんなわがままなお子チャマ娘で・・・女運ないなぁ。気の毒。
真澄様のほうは、紫織さま登場で、ヤキモキですね。
あんな女の人いるの?実際に。
不運が重なるマヤの舞台を影ながら成功に導いたのは、真澄様のマヤへの愛情。不憫でございます。
で、結果はめでたく芸術祭の主演女優賞かなんか(←もう、確かなことは忘れてますが)獲得して、紅天女の挑戦権を得たマヤ。
演出家に、「忘れられた荒野」の黒岩氏。仏師一真に桜小路くん。
そしていよいよ運命の紅天女をかけた亜弓との一騎打ちが始まります!
うーん、長い。まだ10巻以上あるのね。。。。。。
で、次は・・・・34~41巻までが「紅天女」。
ここは梅の里に行って、紅天女の役をつかみきる特訓です。
桜小路君は、仏師一真の役柄をつかむために、「海慶」と言う名のある仏師に入門。
(でもさ、亜弓さんの相手役のおっさんよりも、桜小路君の一真のほうが断然いいよね~!亜弓さんカワイソ・・(笑))
梅の谷合宿。これが延々長いねー・・。
そこで、まずは風・火・水・土の演技を勉強。
(月影センセーは風の演技のとき、マヤに「風の演技をしろといったけど、風になりきれとは言ってない」というんだけど、火の演技のときに亜弓さんが火になりきっていたのは何も言いませんのよ)
この4つの演技を修めた後、月影センセーはふたりに「あなたたちはもう紅天女をつかんでいる」って言うんですが本人たちは実感がない。
そんで、梅の谷で精霊として遊ぶという課題を与えられて、劇団つきかげやオンディーヌの面々と和気藹々とやってたんだけど、最後にマヤが神がかったかんじになって。それを見た亜弓さんは何度目かの、そして今まで以上の敗北感を味わいます。
自分はもう、紅天女を演じることは出来ない、マヤに勝つことは出来ないと、勝負を放棄。黙って合宿所を立ち去ろうと決意。
最後に梅の谷を拝もうと思っている亜弓に村人が「つり橋が危険だ」と言う。
その亜弓の目の前を、マヤがつり橋を渡って梅の谷へ行こうとしている。
危険だとマヤに知らせなければと思いながらも、マヤさえいなければ・・・と言う気持ちが出てきて、マヤを見殺しにしようと一瞬思う亜弓。
案の定つり橋でマヤが落ちそうになったとき、亜弓は結局間一髪で救うのですが、自分の中の究極のエゴイズムを見てしまい、自分の醜さを見せつけたマヤをますます憎むのでした。
が、その憎しみのパワーが亜弓を紅天女の勝負へ引き戻しました。マヤに負けたくない、負けたまま東京へ帰りたくないと、再びマヤに勝つことを決意します。
その後梅の谷で、亜弓、マヤの紅天女の「発表」のあとで、月影千草の「紅天女」の上演が行われます。
完璧で見事な紅天女の姿、演技に、一同はただひたすら感動し酔いしれたのでした・・・・が、月影先生は残る命の全てをかけての上演で、上演中に何度も演技続行が不可能か?と思われる重篤な状態になります。
40巻のラストは、月影先生が「死んでしまった」かのような場面で・・・(^_^;)
41巻は一同いよいよ合宿を引き上げますが、最後の最後にマヤと亜弓が取っ組み合いの大喧嘩!
これがまた面白い!こんな見ものは滅多にないですね(笑)。
「紅天女」の前の11章「紫の影」の最後に、マヤは紫のバラの人=真澄様と言うことに気付きます。
きっかけは、「忘れられた荒野」の初日。
大嵐で、観客は真澄様ただ一人だったのに、そのとき使ったスカーフの色(初日だけ青いスカーフを使った)を紫のバラの人から届いたお祝いカードの文章で見て、青いスカーフのことを知っているのは速水さんだけだわ!と、気付いたのです。
ダメ押しは、マヤの母親の墓参りに来た真澄が、供えた紫のバラのそばに、自分の万年筆を落としてしまい、マヤがそれを拾って届けて、真澄=紫のバラと言うことが決定的に。
12章「紅天女」では、マヤが真澄を愛していると言うことに気付き、「魂の片割れ」であるのかどうか悩みつつも、名場面がちらほら。
特筆は、合宿中に水の演技の修得のために、マヤが梅の谷に行った時、真澄が後を追い、そのまま二人が雨に降られて神社で一夜を雨宿りで明かすとき。
二人の距離がこれまでになく縮み、とってもいい雰囲気になるんですね~。
強烈な思い出になりましたね。
ドキドキしましたが・・・(笑)。
桜小路くんを含めこの3人の三角関係は、進行が遅すぎるし、晩生すぎますね。。。。いまどき貴重な少女マンガです(笑)
マヤは12章の最後に、真澄に告白に行くんだけどね・・・。
そこはなんと、真澄&紫織の婚約披露パーティー会場。
場違いな自分に気付き、マヤは会場を後にするのでした。。。。もうちょっと頑張ればよかったね(^_^;)
あと、月影先生の過去の物語。
それから真澄様の過去の物語。
ふたりの尋常ならざる「紅天女」への強い思いのわけが、よくわかります。
で、物語は13章「ふたりの阿古夜」に突入!!
42~45は「ふたりの阿古夜」の章。
42巻、さきほど書いたように、婚約披露会場で打ちのめされたマヤは、演技にも支障をきたし、満足に阿古夜を演じることが出来ません。
桜小路君がそんなマヤを遊園地に連れ出し、元気付けようとします。
桜小路君、健気過ぎる~!
でも、ケータイの待ち受けにマヤの写真使って、そこにチューするなんて、ちょっと気持ち悪いと思うのは私だけ?(^_^;)
それにしても、桜小路くんのケータイ電話の出現にたいそうビックリいたしました(笑)。
何度読んでも衝撃的ですね(笑)。昨日まではなかった文明の利器が一瞬にして日常に・・・。
でもそこは突っ込まないで・・・・!(^_^;)
桜小路君、すっごくいい人で憎めないんだけど、こういうキャラはやっぱり私は好きでないなぁ・・ゴメンナサイ、桜小路ファンの方々。好みの問題ですからね許して。
結局桜小路君は恋人の舞ちゃんとも正式に別れてしまいます。
そしてマヤに堂々と「待ってる」と。
マヤも「うん、待ってて。紅天女の試演が終ったらきっと返事する」と。
マヤも桜小路君の前だとかなり可愛い女の子になりますね。
一方紫織さんも、真澄の気持ちがマヤにあるということ、紫のバラ=真澄だと言うことを知ってしまう。
そして心の中で宣戦布告!
「あなたの心からこの子を追い出して見せますわ!あなたの婚約者はこのワタクシよっ!!」
そして、亜弓。
亜弓は稽古中に事故に合う。照明が倒れてきて共演者をかばって下敷きになり、そのときの怪我が原因で、失明の危機に!
紅天女をあきらめ、手術をしないと、失明するかもしれない!
しかし、そんなことで紅天女をあきらめられるわけがない。
共演者やスタッフ、観客を騙してでも、目が見えるような演技をしてみせると。
45巻では歌子さんが亜弓に強力。演出の小野寺先生にも断りを入れて、亜弓の演技指導にあたります。(久しぶりに演劇関係で見応えのあるシーンのような気がしますよ・・・)
と言うところで46巻へ。
いよいよ最新刊の46巻を・・・たった昨日、読んだところです!
感想は後日。
「ガラスの仮面」その2
の、続きの記事です。
無事に「ふたりの王女」で、亜弓の相手役をゲットしたマヤ。
「ふたりの王女」というのは、ラストニアと言う一国の王女に生まれながらも、謀反人の娘として投獄され、長年にわたって世間とラストニアを憎んできたため、憎しみのかたまりの氷のような心を持ったオリゲルドと、方やオリゲルドの母親である王妃の代わりに、王の後添えとなった新しい王妃の娘、アルディス・・・こちらは世の中の愛情を一身に背負ったような邪気のまるで無い春の暖かいそよ風のような心優しい娘に成長したのだが、ラストニア国の国防を背景に、ふたりの王女の成長と対峙を描く大河ドラマです。
無難に考えて、演劇界のプリンセスである亜弓が、愛に満ちたアルディスを・・・そして、無一物から這い上がってきて、なお、演劇界のドロドロに巻き込まれて苦しみぬいているマヤが、オリゲルドを演じると言うのが妥当な線・・・と思いきや。
配役がまるで逆になるんですね。
で、お互いその役をつかむのに苦労して、挙句にはふたりで住処を交換したりして(亜弓は地下劇場を借りる)色々と試行錯誤しつつ、役どころをゲットしています。
まぁこの「ふたりの王女」の部分が長い~。
劇中劇が面白い「ガラかめ」ではありますが、これはちょっと読むのが面倒だったなぁ・・(^_^;)。
じっくり読めば面白いんですけどね。いかんせん根気がそろそろなくなってきましたよ・・。
文字も多いしね・・・ごめんなさい、こんなこと書いて(^_^;)。
![]() | ガラスの仮面 (第27巻) (花とゆめCOMICS) 美内 すずえ 白泉社 1983-11 by G-Tools |
35巻までの感想。。。ぜぃはぁぜぃはぁ。疲れてきた。。。
「忘れられた荒野」ですね。
野生の少女ジェーンの役柄を自分のものとして獲得するまでの紆余曲折は、確かにとても面白いんだけど、今までにマヤが役をつかんできた過程の繰り返しのような感じがして、そろそろ飽きてきました。
円城寺まどかという、ヅカ出身の女優(ヅカじゃないけど)が、ライバルとなって立ちはだかるとか、芸術祭に参加できないかもしれない、とか、その点もまぁ読み応えがあるか、といったらもちろんあるんですが、前後が長すぎるような気がしました。
でもまぁ、「忘れられた荒野」の日替わりで演出が変わって、あるときは悲劇、あるときはコメディ、あるときは観客参加型・・みたいなところは面白かったです。
桜小路くんと、この舞台で再会を果たすんですが、表紙が桜小路くん=ピエロみたいなのがあって、象徴的なのかなと思ったり。
あと、舞ちゃんっていう新しいGFですけど、桜小路くんも前にスキだったマヤが演劇バカだったのに、今度はあんなわがままなお子チャマ娘で・・・女運ないなぁ。気の毒。
真澄様のほうは、紫織さま登場で、ヤキモキですね。
あんな女の人いるの?実際に。
不運が重なるマヤの舞台を影ながら成功に導いたのは、真澄様のマヤへの愛情。不憫でございます。
で、結果はめでたく芸術祭の主演女優賞かなんか(←もう、確かなことは忘れてますが)獲得して、紅天女の挑戦権を得たマヤ。
演出家に、「忘れられた荒野」の黒岩氏。仏師一真に桜小路くん。
そしていよいよ運命の紅天女をかけた亜弓との一騎打ちが始まります!
うーん、長い。まだ10巻以上あるのね。。。。。。
![]() | ガラスの仮面 (第35巻) (花とゆめCOMICS) 美内 すずえ 白泉社 1988-08 by G-Tools |
で、次は・・・・34~41巻までが「紅天女」。
ここは梅の里に行って、紅天女の役をつかみきる特訓です。
桜小路君は、仏師一真の役柄をつかむために、「海慶」と言う名のある仏師に入門。
(でもさ、亜弓さんの相手役のおっさんよりも、桜小路君の一真のほうが断然いいよね~!亜弓さんカワイソ・・(笑))
梅の谷合宿。これが延々長いねー・・。
そこで、まずは風・火・水・土の演技を勉強。
(月影センセーは風の演技のとき、マヤに「風の演技をしろといったけど、風になりきれとは言ってない」というんだけど、火の演技のときに亜弓さんが火になりきっていたのは何も言いませんのよ)
この4つの演技を修めた後、月影センセーはふたりに「あなたたちはもう紅天女をつかんでいる」って言うんですが本人たちは実感がない。
そんで、梅の谷で精霊として遊ぶという課題を与えられて、劇団つきかげやオンディーヌの面々と和気藹々とやってたんだけど、最後にマヤが神がかったかんじになって。それを見た亜弓さんは何度目かの、そして今まで以上の敗北感を味わいます。
自分はもう、紅天女を演じることは出来ない、マヤに勝つことは出来ないと、勝負を放棄。黙って合宿所を立ち去ろうと決意。
最後に梅の谷を拝もうと思っている亜弓に村人が「つり橋が危険だ」と言う。
その亜弓の目の前を、マヤがつり橋を渡って梅の谷へ行こうとしている。
危険だとマヤに知らせなければと思いながらも、マヤさえいなければ・・・と言う気持ちが出てきて、マヤを見殺しにしようと一瞬思う亜弓。
案の定つり橋でマヤが落ちそうになったとき、亜弓は結局間一髪で救うのですが、自分の中の究極のエゴイズムを見てしまい、自分の醜さを見せつけたマヤをますます憎むのでした。
が、その憎しみのパワーが亜弓を紅天女の勝負へ引き戻しました。マヤに負けたくない、負けたまま東京へ帰りたくないと、再びマヤに勝つことを決意します。
その後梅の谷で、亜弓、マヤの紅天女の「発表」のあとで、月影千草の「紅天女」の上演が行われます。
完璧で見事な紅天女の姿、演技に、一同はただひたすら感動し酔いしれたのでした・・・・が、月影先生は残る命の全てをかけての上演で、上演中に何度も演技続行が不可能か?と思われる重篤な状態になります。
40巻のラストは、月影先生が「死んでしまった」かのような場面で・・・(^_^;)
41巻は一同いよいよ合宿を引き上げますが、最後の最後にマヤと亜弓が取っ組み合いの大喧嘩!
これがまた面白い!こんな見ものは滅多にないですね(笑)。
「紅天女」の前の11章「紫の影」の最後に、マヤは紫のバラの人=真澄様と言うことに気付きます。
きっかけは、「忘れられた荒野」の初日。
大嵐で、観客は真澄様ただ一人だったのに、そのとき使ったスカーフの色(初日だけ青いスカーフを使った)を紫のバラの人から届いたお祝いカードの文章で見て、青いスカーフのことを知っているのは速水さんだけだわ!と、気付いたのです。
ダメ押しは、マヤの母親の墓参りに来た真澄が、供えた紫のバラのそばに、自分の万年筆を落としてしまい、マヤがそれを拾って届けて、真澄=紫のバラと言うことが決定的に。
12章「紅天女」では、マヤが真澄を愛していると言うことに気付き、「魂の片割れ」であるのかどうか悩みつつも、名場面がちらほら。
特筆は、合宿中に水の演技の修得のために、マヤが梅の谷に行った時、真澄が後を追い、そのまま二人が雨に降られて神社で一夜を雨宿りで明かすとき。
二人の距離がこれまでになく縮み、とってもいい雰囲気になるんですね~。
強烈な思い出になりましたね。
ドキドキしましたが・・・(笑)。
桜小路くんを含めこの3人の三角関係は、進行が遅すぎるし、晩生すぎますね。。。。いまどき貴重な少女マンガです(笑)
マヤは12章の最後に、真澄に告白に行くんだけどね・・・。
そこはなんと、真澄&紫織の婚約披露パーティー会場。
場違いな自分に気付き、マヤは会場を後にするのでした。。。。もうちょっと頑張ればよかったね(^_^;)
あと、月影先生の過去の物語。
それから真澄様の過去の物語。
ふたりの尋常ならざる「紅天女」への強い思いのわけが、よくわかります。
で、物語は13章「ふたりの阿古夜」に突入!!
![]() | ガラスの仮面 (第41巻) (花とゆめCOMICS) 美内 すずえ 白泉社 1998-12 by G-Tools |
42~45は「ふたりの阿古夜」の章。
42巻、さきほど書いたように、婚約披露会場で打ちのめされたマヤは、演技にも支障をきたし、満足に阿古夜を演じることが出来ません。
桜小路君がそんなマヤを遊園地に連れ出し、元気付けようとします。
桜小路君、健気過ぎる~!
でも、ケータイの待ち受けにマヤの写真使って、そこにチューするなんて、ちょっと気持ち悪いと思うのは私だけ?(^_^;)
それにしても、桜小路くんのケータイ電話の出現にたいそうビックリいたしました(笑)。
何度読んでも衝撃的ですね(笑)。昨日まではなかった文明の利器が一瞬にして日常に・・・。
でもそこは突っ込まないで・・・・!(^_^;)
桜小路君、すっごくいい人で憎めないんだけど、こういうキャラはやっぱり私は好きでないなぁ・・ゴメンナサイ、桜小路ファンの方々。好みの問題ですからね許して。
結局桜小路君は恋人の舞ちゃんとも正式に別れてしまいます。
そしてマヤに堂々と「待ってる」と。
マヤも「うん、待ってて。紅天女の試演が終ったらきっと返事する」と。
マヤも桜小路君の前だとかなり可愛い女の子になりますね。
一方紫織さんも、真澄の気持ちがマヤにあるということ、紫のバラ=真澄だと言うことを知ってしまう。
そして心の中で宣戦布告!
「あなたの心からこの子を追い出して見せますわ!あなたの婚約者はこのワタクシよっ!!」
そして、亜弓。
亜弓は稽古中に事故に合う。照明が倒れてきて共演者をかばって下敷きになり、そのときの怪我が原因で、失明の危機に!
紅天女をあきらめ、手術をしないと、失明するかもしれない!
しかし、そんなことで紅天女をあきらめられるわけがない。
共演者やスタッフ、観客を騙してでも、目が見えるような演技をしてみせると。
45巻では歌子さんが亜弓に強力。演出の小野寺先生にも断りを入れて、亜弓の演技指導にあたります。(久しぶりに演劇関係で見応えのあるシーンのような気がしますよ・・・)
と言うところで46巻へ。
![]() | ガラスの仮面 45 (花とゆめCOMICS) 美内 すずえ 白泉社 2010-09-30 by G-Tools |
いよいよ最新刊の46巻を・・・たった昨日、読んだところです!
感想は後日。
2010年12月07日
前回の記事に続き、「ガラスの仮面」について、今回はその内容を書きます。
ネタバレも大いにありますので、これから「ガラスの仮面」を読もうと思っている方はご注意下さいませ。
文章にまとまり無く、読んだときに思いついたことをだらだらと書いております。
お見苦しいですがご容赦を!(^_^;)
15巻までの感想ですとりあえず。(巻の数は白泉社コミックス版です)
でも、2~6、8~10の8冊がないんです!!
1巻は例の椿姫のチケットですね。
月影先生を「おばさん」と、呼んでいます。。
7巻は「嵐が丘」・・・相手役の俳優に好かれちゃうんですよね。
11巻はですね、「奇跡の人」の最終オーディションかなんか?
防犯ベルにも反応しない、ヘレン・ケラーになりきった二人の女優は誰!!
・・みたいな。
あと、印象的なのは、里美茂くんです。
すっかり忘れてました。マヤの初恋です。あったねー!
桜小路くんとのお別れ・・切ないですね。
やきもちを焼く真澄様。いいですねー!(笑)
そして15巻は、病院を抜け出したお母さんが・・・・!!
ってところで終ってます。
16~17は・・・・。
いやーーーーー面白いわ!!
(↑初めて読んだような感想ですが。。。(^_^;))
「奇跡の人」なんて、本当に舞台を見ているように感動して泣けて着そうでした。
で、16~17は、マヤがどん底に陥る危機、女優生命は絶たれそうになるわ、復活できないんじゃないかって言うくらい、酷い状態に。
これでもかこれでもか!!と言うほどの、あっちからもこっちからも怒涛のごとく押し寄せる不運や不幸や裏切りに、ひたすら翻弄され、ズタボロの木切れのようになるマヤ。。。お母さんのことは本当に可哀想でね~~泣けます。
それが、姫川亜弓が、思わぬ友情を見せて鮮やかに敵討ち。
ちょっと大映ドラマっぽいって言うか・・・でも、そこがやっぱり面白くって、もう目が離せません~!!
大都芸能と契約していたのが、結局、開放されるんですが、真澄様が大都芸能と契約している限りは、マヤのことを「おれのものだ」って言うんですよ。
うおおお~~~萌える~~~!!
19~20巻。
「女海賊ビアンカ」が大成功で、校内でも大人気を博し、再演すら求められ、別の演目を・・で、地味な「とおり雨」と言う、普通の女子高生の一日を描いたものをやります。
マヤに全面協力する同級生のメガネ男子(笑)は吉沢君。マヤに本を貸してくれて仲良しになってくれた文芸部系女子は、草木さんです(^ω^)
演劇部は、そんなマヤを客演として迎え、マヤがロボット役を。これまた大成功。マヤはすっかり演じることへの情熱を取り戻します。
片や亜弓さんは、ひとりジュリエットを演じることで、身体能力を伸ばし、技を磨き、演技力を増し、プロ中のプロになっていくのです。
素晴らしいジュリエットは、アカデミー芸術大賞を受賞。そんな亜弓に、月影先生は「紅天女は亜弓さんに!」と言うのですが、そこにはひとつ条件が。マヤがもし今後2年間に、亜弓さんと同じ賞(匹敵する賞)を取れたら、そこでまた選考の後正式にどちらが紅天女を演じるかを決めると。
まだちゃんと演劇界に復帰していないマヤにとっては、あまりにも重すぎる課題。マヤは呆然とするしかないのでした。
そんなマヤに亜弓はマヤの腕をガシッとつかんで言うんです。
「2年よ!2年の間あなたを待っているわ いいこと!途中でくじけたりしたらわたし・・・あなたを許さなくてよ!」と。
そして卒業。紫のバラの人に卒業証書やアルバムを差し上げまして。こういうところがマヤの憎めないところですね。イラっとするけどね(笑)
お母さんの件以来、ますます真澄様を毛嫌いしているマヤですが、嫌われ役を買いながらも、なにくれとマヤの親身に、影ながらなる真澄様には胸キュンですね!
イチゴ模様のマヤの傘での相合傘のシーン、覚えてますか?
真澄様の車の故障シーンに偶然マヤが通りかかり、急ぐので雪の降る中を歩くと言う真澄様に、マヤが「月影先生のお礼」(月影先生が容態が悪くなったのを面倒見てくれている)と言って、自分の傘を差し出すんです。
通行人に冷やかされて心外なマヤは、あわてて先に行こうとするけれど、良く見ず飛び出した信号が赤で、危ないところを、真澄様がぐっと抱くように引き寄せて「ばか、信号を良く見ろ 赤だぞ」とかなんとか・・・・ああいう合間合間のちょっとしたシーンに胸をくすぐられませんかね(笑)
21~22巻。
21では「真夏の夜の夢」の舞台が描かれていて、これがまた面白いんです~。
マヤは妖精パック。一歩も歩かずに、常に跳んだりはねたりして軽やかに、神出鬼没にパックを演じ、観客の注目を集めて大人気です。
かなり長いページを割いて「真夏の夜の夢」が描かれていますけど、飽きませんね!この舞台もやっぱり見たいと思ってしまう。
練習の最中に、真澄様とボートに乗るシーンがあり、舞台のことを描いている部分がテンションマックスなのに対して、こちらはとても静かに、情緒あふれていて、二人の間に漂う空気に涙が出そうになります。いいねー、鬼の真澄が時折見せる優しい表情・・・萌え~~~(笑)
そして、その後、色々とありまして(笑)マヤが、亜弓さんと月影先生の競演する舞台で、亜弓さんの相手役のオーディションに・・・・そう!みなさんお待ちかねの「ふたりの王女」の話に突入です!
いやいや、とてもスピーディな展開で息をもつかせぬ面白さですわ~。
今から一番最初の「毒」の演技ですよ。これ以後は23巻へ続きます。
23~24のあらすじ感想です。
「ふたりの王女」のオーディションは、まず「毒」の演技。
パントマイムを使った見事な「ひとり芝居」でマヤはひとり勝ち。
課題2は「キッスは目にして」に乗せて「体を動かす」ことで、ペンキ塗りですね。
第一次審査を終え、日を改めて行われた第二次審査は、レストランのセットに支配人がテーブルチェックなどしているところで、何らかのアクションを加えて「感動を生む」と言う課題。ほかの参加者が「難しい」と困っているのに、マヤは一人で「こんなの簡単。いくらだって出来る」と大喜びで挑み、他者の追随を一切許さず、ひとりぶっちぎりで合格。念願の亜弓の相手役をゲットするのでした。
このレストランのところで「失恋レストラン(清水健太郎)」を歌って失敗する参加者がいるんですよね。これを読んだ皆さんは、「失恋レストラン」を聞くとこの場面を思い出すのでは?(笑)
亜弓は「北島マヤの圧勝だったんだ」と聞いて、今でなら
「マヤ、キタ―――(゜∀゜)―――!!!」って感じじゃない(笑)
意外にもふたりの王女のうち、陰の女王を亜弓、陽の女王をマヤという、驚きのキャストになり、二人が苦労しながら役を獲得しようとする話が描かれていて、これまたどうなるやらとハラハラ。
部屋の交換なんかしてますよ~。色々考え付きますね!
どうしてもしかし、アルディスの雰囲気をつかめないマヤに、やっぱり助け舟を出す真澄様。なんと「紫のバラ」名義でレストランの予約を!!
やっと、やっと紫のバラの人に会える!!!と、ドキドキのマヤ!!
果たして無事に、紫のバラのひとに会うことが出来るのか???
・・・ってところで終ってます。ま、みなさん結果はご存知でしょうけど(笑)。
それにつけても、真澄様のマヤへの愛情ですよ。
これもう胸がきゅんきゅん唸りますね~~!
憎まれ役を買って出ては、結局マヤのためになるようになるように仕向けている。くーーー。たまらんじゃないですか!!
常々、自分の知らないところで自分をとても思ってくれている人がいる・・と言うシチュエイションって、萌えるわ~~と思っておるのですが(下手したらストーカーだがね)、まさにそれですよこれは。
マヤの女優としての成長物語やサクセスストーリーだけだったら、ここまで面白くないですよね。真澄様とのロマンスがあったればこそ、ここまで名作になったと思いますね!!
長くなったので、次の記事に続きます。
ネタバレも大いにありますので、これから「ガラスの仮面」を読もうと思っている方はご注意下さいませ。
文章にまとまり無く、読んだときに思いついたことをだらだらと書いております。
お見苦しいですがご容赦を!(^_^;)
15巻までの感想ですとりあえず。(巻の数は白泉社コミックス版です)
でも、2~6、8~10の8冊がないんです!!
1巻は例の椿姫のチケットですね。
月影先生を「おばさん」と、呼んでいます。。
7巻は「嵐が丘」・・・相手役の俳優に好かれちゃうんですよね。
11巻はですね、「奇跡の人」の最終オーディションかなんか?
防犯ベルにも反応しない、ヘレン・ケラーになりきった二人の女優は誰!!
・・みたいな。
あと、印象的なのは、里美茂くんです。
すっかり忘れてました。マヤの初恋です。あったねー!
桜小路くんとのお別れ・・切ないですね。
やきもちを焼く真澄様。いいですねー!(笑)
そして15巻は、病院を抜け出したお母さんが・・・・!!
ってところで終ってます。
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16~17は・・・・。
いやーーーーー面白いわ!!
(↑初めて読んだような感想ですが。。。(^_^;))
「奇跡の人」なんて、本当に舞台を見ているように感動して泣けて着そうでした。
で、16~17は、マヤがどん底に陥る危機、女優生命は絶たれそうになるわ、復活できないんじゃないかって言うくらい、酷い状態に。
これでもかこれでもか!!と言うほどの、あっちからもこっちからも怒涛のごとく押し寄せる不運や不幸や裏切りに、ひたすら翻弄され、ズタボロの木切れのようになるマヤ。。。お母さんのことは本当に可哀想でね~~泣けます。
それが、姫川亜弓が、思わぬ友情を見せて鮮やかに敵討ち。
ちょっと大映ドラマっぽいって言うか・・・でも、そこがやっぱり面白くって、もう目が離せません~!!
大都芸能と契約していたのが、結局、開放されるんですが、真澄様が大都芸能と契約している限りは、マヤのことを「おれのものだ」って言うんですよ。
うおおお~~~萌える~~~!!
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19~20巻。
「女海賊ビアンカ」が大成功で、校内でも大人気を博し、再演すら求められ、別の演目を・・で、地味な「とおり雨」と言う、普通の女子高生の一日を描いたものをやります。
マヤに全面協力する同級生のメガネ男子(笑)は吉沢君。マヤに本を貸してくれて仲良しになってくれた文芸部系女子は、草木さんです(^ω^)
演劇部は、そんなマヤを客演として迎え、マヤがロボット役を。これまた大成功。マヤはすっかり演じることへの情熱を取り戻します。
片や亜弓さんは、ひとりジュリエットを演じることで、身体能力を伸ばし、技を磨き、演技力を増し、プロ中のプロになっていくのです。
素晴らしいジュリエットは、アカデミー芸術大賞を受賞。そんな亜弓に、月影先生は「紅天女は亜弓さんに!」と言うのですが、そこにはひとつ条件が。マヤがもし今後2年間に、亜弓さんと同じ賞(匹敵する賞)を取れたら、そこでまた選考の後正式にどちらが紅天女を演じるかを決めると。
まだちゃんと演劇界に復帰していないマヤにとっては、あまりにも重すぎる課題。マヤは呆然とするしかないのでした。
そんなマヤに亜弓はマヤの腕をガシッとつかんで言うんです。
「2年よ!2年の間あなたを待っているわ いいこと!途中でくじけたりしたらわたし・・・あなたを許さなくてよ!」と。
そして卒業。紫のバラの人に卒業証書やアルバムを差し上げまして。こういうところがマヤの憎めないところですね。イラっとするけどね(笑)
お母さんの件以来、ますます真澄様を毛嫌いしているマヤですが、嫌われ役を買いながらも、なにくれとマヤの親身に、影ながらなる真澄様には胸キュンですね!
イチゴ模様のマヤの傘での相合傘のシーン、覚えてますか?
真澄様の車の故障シーンに偶然マヤが通りかかり、急ぐので雪の降る中を歩くと言う真澄様に、マヤが「月影先生のお礼」(月影先生が容態が悪くなったのを面倒見てくれている)と言って、自分の傘を差し出すんです。
通行人に冷やかされて心外なマヤは、あわてて先に行こうとするけれど、良く見ず飛び出した信号が赤で、危ないところを、真澄様がぐっと抱くように引き寄せて「ばか、信号を良く見ろ 赤だぞ」とかなんとか・・・・ああいう合間合間のちょっとしたシーンに胸をくすぐられませんかね(笑)
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21~22巻。
21では「真夏の夜の夢」の舞台が描かれていて、これがまた面白いんです~。
マヤは妖精パック。一歩も歩かずに、常に跳んだりはねたりして軽やかに、神出鬼没にパックを演じ、観客の注目を集めて大人気です。
かなり長いページを割いて「真夏の夜の夢」が描かれていますけど、飽きませんね!この舞台もやっぱり見たいと思ってしまう。
練習の最中に、真澄様とボートに乗るシーンがあり、舞台のことを描いている部分がテンションマックスなのに対して、こちらはとても静かに、情緒あふれていて、二人の間に漂う空気に涙が出そうになります。いいねー、鬼の真澄が時折見せる優しい表情・・・萌え~~~(笑)
そして、その後、色々とありまして(笑)マヤが、亜弓さんと月影先生の競演する舞台で、亜弓さんの相手役のオーディションに・・・・そう!みなさんお待ちかねの「ふたりの王女」の話に突入です!
いやいや、とてもスピーディな展開で息をもつかせぬ面白さですわ~。
今から一番最初の「毒」の演技ですよ。これ以後は23巻へ続きます。
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23~24のあらすじ感想です。
「ふたりの王女」のオーディションは、まず「毒」の演技。
パントマイムを使った見事な「ひとり芝居」でマヤはひとり勝ち。
課題2は「キッスは目にして」に乗せて「体を動かす」ことで、ペンキ塗りですね。
第一次審査を終え、日を改めて行われた第二次審査は、レストランのセットに支配人がテーブルチェックなどしているところで、何らかのアクションを加えて「感動を生む」と言う課題。ほかの参加者が「難しい」と困っているのに、マヤは一人で「こんなの簡単。いくらだって出来る」と大喜びで挑み、他者の追随を一切許さず、ひとりぶっちぎりで合格。念願の亜弓の相手役をゲットするのでした。
このレストランのところで「失恋レストラン(清水健太郎)」を歌って失敗する参加者がいるんですよね。これを読んだ皆さんは、「失恋レストラン」を聞くとこの場面を思い出すのでは?(笑)
亜弓は「北島マヤの圧勝だったんだ」と聞いて、今でなら
「マヤ、キタ―――(゜∀゜)―――!!!」って感じじゃない(笑)
意外にもふたりの王女のうち、陰の女王を亜弓、陽の女王をマヤという、驚きのキャストになり、二人が苦労しながら役を獲得しようとする話が描かれていて、これまたどうなるやらとハラハラ。
部屋の交換なんかしてますよ~。色々考え付きますね!
どうしてもしかし、アルディスの雰囲気をつかめないマヤに、やっぱり助け舟を出す真澄様。なんと「紫のバラ」名義でレストランの予約を!!
やっと、やっと紫のバラの人に会える!!!と、ドキドキのマヤ!!
果たして無事に、紫のバラのひとに会うことが出来るのか???
・・・ってところで終ってます。ま、みなさん結果はご存知でしょうけど(笑)。
それにつけても、真澄様のマヤへの愛情ですよ。
これもう胸がきゅんきゅん唸りますね~~!
憎まれ役を買って出ては、結局マヤのためになるようになるように仕向けている。くーーー。たまらんじゃないですか!!
常々、自分の知らないところで自分をとても思ってくれている人がいる・・と言うシチュエイションって、萌えるわ~~と思っておるのですが(下手したらストーカーだがね)、まさにそれですよこれは。
マヤの女優としての成長物語やサクセスストーリーだけだったら、ここまで面白くないですよね。真澄様とのロマンスがあったればこそ、ここまで名作になったと思いますね!!
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長くなったので、次の記事に続きます。
2010年12月04日
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先月11月は1度しかブログを更新しなかった・・・・(^_^;)
何をしていたかと言うと、色々ありますが、そのうちのひとつはこれ!
「ガラスの仮面」をずっと再読しておりました。(前の記事にも書いたけどネ)
うちはコミック版で持っており、初期のほうで8巻ほど足りないのですが、そこは脳内補足で思い出し、ウチにある分を全部読み返してました。
8巻足りないと言ってもそれでも45巻までの(46はまだ手元にないのです)長丁場。
目の前にしただけで圧倒されて、今までこれを再読すると言う元気は起きてこなかったんですが(笑)ここはちょっとしたきっかけがあったので、奮起しました!!
そして読み始めたら、これがもう、面白い面白い!
例のごとく、いい具合に内容を忘れたりもしてるもんだから、全然飽きることなく一気に読んでしまいました。
内容はいまさら言うほどのこともないのですが、主人公は北島マヤ、13歳の少女です。
何のとりえもない、美人でもない可愛くもない、チビで頭の悪いドジな女の子が、こと演劇に関してはプロも顔負けの才能を発揮し、それを往年の大女優・月影千草によって見出され演劇の世界に入っていく・・。
幻の舞台「紅天女」の主演をめぐり、ライバルの姫川亜弓と火花を散らすマヤ。
何かと敵対する大都芸能の御曹司、速水真澄とは犬猿の仲でありながらも、マヤのひたむきさと才能に魅了されて止まない真澄は、陰の存在となってマヤを応援し続ける。
そんな陰の存在、「紫のバラの人」をいつしか愛し始めるマヤ。
二人の愛の行方は・・・そして紅天女は誰の手に・・・!!!
連載から何年経ってるんでしょうね。
私が始めて読んだのは中学生の頃。友達が全巻持っていて貸してくれました。多分「スケバン刑事」と一緒に持ってて一緒に貸してくれたと思う。。。
それから約35年・・・。
いまだに未完結の「ガラスの仮面」を読み続けているとは、当時の私が微塵も想像していなかったことです!
「スケバン刑事」だって、とっくの昔に完結しているモンね・・・(^_^;)
今回読んで、やっぱり面白いのは(序盤は揃ってないので読めない。残念!序盤の吸引力たるや相当のパワーがありますよね・・。また揃えて読みたいと思ってますよ)マヤが演劇界を追放され、演劇に対する情熱をすっかり失ってしまい、生きる気力すらなくしたようなどん底に落ち、そこから這い上がる一連のストーリーですね。
そこには、マヤを貶めようとする色んな動きがあったのですが、そのなかのひとつであり一番大きな原因でもある「乙部のりえ」と言う少女の策略がありました。
始めは田舎モノのファンとしてマヤに近づき、付き人として傍にはべり、その陰でマヤを人気女優の座から引き摺り下ろそうとしただけでなく、自分がそのマヤの後釜にすっぽり納まるという、美しいけれど陰険な顔立ちそのままに、もんのすごくいやらしい少女でした。
自分の永遠のライバルであり、自分が唯一敗北感をぬぐえない相手として、誰よりもその実力を買っていた姫川亜弓は、マヤを窮地に落とした乙部のりえを許せません。急激にブレイクした乙部のりえの主演舞台「カーミラの肖像」で、乙部の相手役を買って出て、共演し、そして舞台上で乙部をコテンパンにやっつけます。
「マヤ、かたきはとったわよ」と・・・。
このときの亜弓のなんとカッコいいことか。
ひょっとして全編通じて一番面白い部分なのじゃないでしょうか???(*^_^*)
トリハダモノですよね。
42巻までは連載もおやすみで、かなり長い間続きが読めなかったんだけど、42巻から定期的に?続刊が登場して、ファンには嬉しい限りです。
45巻では、亜弓さんが一世一代のピンチに立っていますが、46巻ではどうなってるんでしょうか。
聞くところによると、シオリさんも大活躍してるとか・・。
早く読みたいです!
マヤと真澄の愛はどうなるのかも気になりますね~・・!
ファンとしてはもちろん、二人が結ばれて欲しいですが、でもそんな安易な結末になるとはどうしても思えませんもんね。かといって桜小路くんとマヤがくっつくとも思えないしね。
さてさて、どうなりますかね・・・。
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2010年10月17日
ガラスの仮面・・・
中学生の頃から読み続けています。。。。もう35年近く?
が、このブログで話題にするのはひょっとして初めてかな?
美内すずえさんの作品自体、初めて取り上げるかも??
「ガラスの仮面」以外にも結構読んできているんですけどね。
いや、45巻を読んだところで、なにか感想も浮かばないんですけど・・。
核心としては、「亜弓さんの目はどうなるの?」って言うことぐらいしか・・・・。
こうして表紙にもなってるしね。
もう紅天女の芝居の講釈は面倒だったので斜め読みしてしまいました。
うーん、一度1巻から読み返したいような・・・読み返したくないような・・・(^_^;)
私が持ってるマンガの中で、一番多分、巻数の多いマンガです。
読み返すのはちょっと勇気が要る。
っていうか、実は10巻までがまばらにしか揃ってないという体たらくでした。
揃えたところで、読み返す気力はないと思うんだけど
勢いがあって面白いのは断然最初のほうだから、最初のほうこそ欲しいかも。
まあ、思うに、、私が生きているうちに連載終了してもらって、最終回を見せて欲しいってことですかね。
中学生の頃から読み続けています。。。。もう35年近く?
が、このブログで話題にするのはひょっとして初めてかな?
美内すずえさんの作品自体、初めて取り上げるかも??
「ガラスの仮面」以外にも結構読んできているんですけどね。
いや、45巻を読んだところで、なにか感想も浮かばないんですけど・・。
核心としては、「亜弓さんの目はどうなるの?」って言うことぐらいしか・・・・。
こうして表紙にもなってるしね。
もう紅天女の芝居の講釈は面倒だったので斜め読みしてしまいました。
うーん、一度1巻から読み返したいような・・・読み返したくないような・・・(^_^;)
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読み返すのはちょっと勇気が要る。
っていうか、実は10巻までがまばらにしか揃ってないという体たらくでした。
揃えたところで、読み返す気力はないと思うんだけど
勢いがあって面白いのは断然最初のほうだから、最初のほうこそ欲しいかも。
まあ、思うに、、私が生きているうちに連載終了してもらって、最終回を見せて欲しいってことですかね。
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