2006年03月21日
![]() | 風と木の詩 (1) 竹宮 惠子 小学館 1988-06 by G-Tools |
![]() | 風と木の詩 (2) 竹宮 惠子 小学館 1988-07 by G-Tools |
![]() | 風と木の詩 (3) 竹宮 惠子 by G-Tools |
![]() | 風と木の詩 (4) 竹宮 惠子 by G-Tools |
風と木の詩 [少女向け:コミックセット]
竹宮 恵子

前にもこの作品のこと、書いたんですけど…。
いま、BLを考える期間なんで(笑)
私たちにとって、BLの原点と言うと、この作品じゃないのかなぁ~~。
ジルベールに切ない恋心を抱き、でも、最初は自分でそれを認められず苦しむセルジュ。恋人同士になっても、ジルベールに翻弄されるんです。
ジルベールの幼い頃の養父との体験と言えば、これもまた凄まじい…。
ジルベールとセルジュが二人で暮らし始めてからのエピソードも、もう、ほんっとに…。思い出すのも辛いぐらいですね。
そしてそして、ラスト…。
まぁ、読み終えてこんなにも落ち込んだ作品もそうはないですね。
売ってしまった(妹が)のが悔やまれます。
もう一度読みたいなぁ。
また、BLについてちょっと考えていきたいです。
思い出のBL、オススメのBLあったら教えてくださいませm(__)m
スポンサーサイト
2005年08月24日
風と木の詩 [少女向け:コミックセット]
竹宮恵子

↓「NANA」の感想を書いていて、「ハッピーエンド」じゃない話の代表として「風木」を思い出しました。
これほどぐったりとする読後感を与えられた漫画はほかに類を見ないかもしれません。
内容は…
寄宿舎で同室となったセルジュとジルベール。
性格的には正反対。
二人は最初は打ち解けず、反発しあうのだけど
次第に惹かれあっていく。
そして離れられない存在になっていくんです。
(これだけ読んでみても「NANA」と共通点があるよね)
その二人の行く先は…。
まさかこんな結末が待っていようとは思わず…
これほどの衝撃的な結末はないですね。
むなしい結末としては「オルフェウスの窓」と同じくらいかもしれないね。
最近知ったのですがこれには続編があるそうで。
ぜひとも読んでみたいところです。
竹宮恵子

↓「NANA」の感想を書いていて、「ハッピーエンド」じゃない話の代表として「風木」を思い出しました。
これほどぐったりとする読後感を与えられた漫画はほかに類を見ないかもしれません。
内容は…
寄宿舎で同室となったセルジュとジルベール。
性格的には正反対。
二人は最初は打ち解けず、反発しあうのだけど
次第に惹かれあっていく。
そして離れられない存在になっていくんです。
(これだけ読んでみても「NANA」と共通点があるよね)
その二人の行く先は…。
まさかこんな結末が待っていようとは思わず…
これほどの衝撃的な結末はないですね。
むなしい結末としては「オルフェウスの窓」と同じくらいかもしれないね。
最近知ったのですがこれには続編があるそうで。
ぜひとも読んでみたいところです。
2004年10月27日
エルメスの道
竹宮 惠子

たまたま図書館で見つけたので借りました!
エルメスとかブランド物には無縁の私ですが
竹宮さんの漫画ってことで借りてきたのだ。
先にあとがきでの竹宮さんの言葉を紹介すると
まず、この漫画はエルメスの現社長?当時社長?
ジャン・ルイ・デュマ・エルメス氏から
直々に中央公論社に「エルメス史の漫画化」の依頼があったそうだ。
日本で漫画で、社史を出版したいと思ったそうだ!!
この時点で「なんか、好感触♪」?(笑)
そこで、竹宮さんに白羽の矢があたったそうだが
竹宮さんもブランドにはあまり詳しくない上、特にエルメスというブランドは「まだまだ自分の『分』ではない」と、無関心に近かったようだが、作品原案を見て「これは『職人の物語』だ」と思い「これなら出来る」と引き受けたそうだ。
まさにそのとおり、ストーリーは現社長(当時社長?)のおじいさんのティエリ・エルメスから始まっているが、このティエリ、馬具職人だったのだ。
しかも、仕事が丁寧で、とっても仕事がいい!
自分の知名度はさておいて、最高の馬具を作り、一流の顧客をその信頼と信用で得ていった。
そして、自分の店をかまえて、産業革命の進む中1867年パリ万博、ティエリの馬具は銀賞を受ける。
その11年後、再びパリ万博での金賞を目指す志半ばで、ティエリはエルメス社と完璧主義の基礎を残して、生涯を閉じる。
一貫して最高級の馬具を作ろうとした姿勢に清々しい感動を覚えた。
竹宮 惠子

たまたま図書館で見つけたので借りました!
エルメスとかブランド物には無縁の私ですが
竹宮さんの漫画ってことで借りてきたのだ。
先にあとがきでの竹宮さんの言葉を紹介すると
まず、この漫画はエルメスの現社長?当時社長?
ジャン・ルイ・デュマ・エルメス氏から
直々に中央公論社に「エルメス史の漫画化」の依頼があったそうだ。
日本で漫画で、社史を出版したいと思ったそうだ!!
この時点で「なんか、好感触♪」?(笑)
そこで、竹宮さんに白羽の矢があたったそうだが
竹宮さんもブランドにはあまり詳しくない上、特にエルメスというブランドは「まだまだ自分の『分』ではない」と、無関心に近かったようだが、作品原案を見て「これは『職人の物語』だ」と思い「これなら出来る」と引き受けたそうだ。
まさにそのとおり、ストーリーは現社長(当時社長?)のおじいさんのティエリ・エルメスから始まっているが、このティエリ、馬具職人だったのだ。
しかも、仕事が丁寧で、とっても仕事がいい!
自分の知名度はさておいて、最高の馬具を作り、一流の顧客をその信頼と信用で得ていった。
そして、自分の店をかまえて、産業革命の進む中1867年パリ万博、ティエリの馬具は銀賞を受ける。
その11年後、再びパリ万博での金賞を目指す志半ばで、ティエリはエルメス社と完璧主義の基礎を残して、生涯を閉じる。
一貫して最高級の馬具を作ろうとした姿勢に清々しい感動を覚えた。
| HOME |
⇒ short (06/24)
⇒ お (06/20)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ 六猫合体キャットマーズ (01/03)
⇒ 栗ごはん (10/21)