2012年04月22日
![]() | 俺物語!! 1 (マーガレットコミックス) アルコ 河原 和音 集英社 2012-03-23 by G-Tools |
おともだちのあさみさんに貸していただきました。
これがもう、すっごく面白くって、ここ最近の一番のヒットかも!
主人公はこの表紙に登場している剛田猛男。
名前もゴツいが(ジャイアンみたい!)見てくれも負けていません。
中学の卒業時に、友達や部活(これも柔道と言う王道)の後輩たちが、別れを惜しんで泣くほどの人気者!
でも、それは「男相手」限定であって、実は女子にはまるでもてない・・・・。
猛男が好きになった女子たちはみんな、みんな、砂川が好き。
砂川誠、それは猛男の幼馴染であり、親友であり、めちゃくちゃカッコいい男子です。
あるとき、電車内で痴漢にあっていた他校生の女子を助けた猛男。
それがきっかけで、その女の子、大和と知り合い砂川も含めて3人は友達関係に・・・。
大和がとても可愛くていいコなので、猛男は惹かれていくんだけど、例によって砂川(スナ)狙いの匂いがぷんぷん。
いつもは女子に冷淡なスナも、今回は初めて女子=大和に興味がありそうだったので、自分の気持ちを封じ込めて、二人の幸せを心から願う猛男なのだった・・・。
なんかね・・・泣けるんです。
それ以前に笑えるんですけど・・。
猛男の天然っぷりとか、スナの突込みとか、もうテンポもよくておかしくて終始笑わせられる。
たとえば、大和と近しくなって、初めて女の子にお菓子を作ってもらったり、メールをもらったりするんですよ。
その描写のいちいちが面白い!
メールのやり取りなんて爆笑ものです。
猛男の反応がおかしくっておかしくって(*^▽^*)
でも、な~んか・・泣けもする。
だから笑って泣いて、変な顔になって読みましたよ(笑)。
何がいいって、猛男の気持ちの美しさ。
友達思いで、優しくて・・・。
献身的だし、まっすぐで純!!
そして、砂川もすごく友達思い・・・っていうのがおいおいに分かってくる。
み~~んなが、お互いを大事に思って、お互いの幸せを望んでる。
猛男はもちろんのこと、砂川も大和も・・そして、砂川のねーさんも(この人がまた笑える!!)、すべての人たちがハートフルで、それがもう胸に迫ってきて、泣けてきます。
こういうの、幸せな涙っていうんだろうなぁ。
なかなかないです。こんなの。
絶対的オススメ!!
詳しくは読んでくださいね(*^_^*)
![]() 【送料無料】俺物語!! 1 |
2012年03月11日
グラゼニ (1) | |
![]() | 森高 夕次 アダチ ケイジ 講談社 2011-05-23 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
『このマンガがすごい!2012』(宝島社)のオトコ編 第2位。
うんうん、確かに面白いです(*^_^*)
主人公はプロ野球、スパイダーズの中継ぎ投手。左腕。
26歳で、年棒は1800万円。
その名は 凡田夏之介。
グラウンドにはゼニがつまっている!
夏之介の趣味は、選手名鑑を見ること。
誰がどれぐらいの年棒をもらっているか、あてるのが得意です。
プロ野球を、お金を稼ぐ手段として堂々と描いてあるのが、とってもユニークな作品です。
スポーツ=お金・・なんて、斬新なテーマではないですか。
で、夏之介が金の亡者みたいに、カネカネ言ってるかって言うと・・
たしかにそんな部分もあるけど、そうでもなくて
仲間のことを考えたり、対戦相手にふと同情心を覚えたり・・・
なかなか憎めない人なんです。
でも同情して自分の成績を下げることは出来ない。
明日は二軍オチかもしれないという、いつも背水の陣で戦っているようなもの。
そのすれすれのところが、面白いんですよね。
これが年棒5000万円の選手だったら
逆に500万円の選手だったら・・・
またそれぞれに、物語が変わってくると思うけど、1800万円っていうのが金額的にも良い塩梅なんじゃないでしょうかね。
これを読んでまたプロ野球を見てみると、違う観点がありそうです。
夏之介、応援したくなる選手です!
いま、ちょうど3巻まで読んで、片思いの相手が登場したばかり。
うまくいくといいんですけどね~~。
がんばれ~~(*^O^*)
あさみさんにお借りしました。ありがとうございました♪
4巻近日発売!
グラゼニ(4) (モーニング KC) | |
アダチ ケイジ 森高 夕次 講談社 2012-03-23 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2012年02月29日
うどんの女 (Feelコミックス) | |
![]() | えすとえむ 祥伝社 2011-09-08 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
このマンガがすごい!2012オンナ編で第3位。
えすとえむ「うどんの女(ひと)」
例によってあさみさんにお借りして読みました。(ありがとうございました!)
(うどんのオンナと読まずに「うどんのひと」と読むのですねー!!)
学食のおばさん・・・と言っても35歳バツイチの熟女と、その大学の学生(油絵科)のじれったいラブストーリーです。
二人の距離が縮まるまで、すごくじっくりと時間がかかってますね。
ふたりの妄想が随所に挟まれてておかしいんです。
でも、アマゾンのカスタマーレビュー見ていると、「エロス」という単語が目を引きます。
淡々とした描写の中に、狂おしいほどのエロスが隠されているのでしょうか・・・。
たしかに主人公の学生は、キャンパス一面にうどんを描いてたりして、それが女のひとの裸体を彷彿とさせたり・・。
うーーーん、私の年齢のせいでしょうか・・・。
イマイチ、レビューに描かれているような視点では、面白みを理解できなかったなぁ。
マンガそのものは面白いんですけど、きっと真に理解してないと思う・・・。
残念ですけど・・・。
2011年12月07日
![]() | キャンディ・キャンディ (1) 講談社コミックスなかよし (222巻) いがらし ゆみこ 水木 杏子 講談社 1975-10-02 by G-Tools |
おまたせしました(笑)
・・なんちゃって。ずいぶん間が開いてしまった・・・。(^_^;)
さてさて以前予告した、なつかしの「キャンディ・キャンディ」あらすじと感想です!
【STORY】
孤児院で育った明るい少女、キャンディス・ホワイト。
彼女が数々の逆境に負けず、力強く生きていく姿を描く。
成長したキャンディは使用人の一人として、イライザの遊び相手として、もらわれていく。
イライザの兄ニールも母親も、底意地が悪く苦労するキャンディ。
そこで、思い出の「丘の上の王子様」にそっくりな少年アンソニーと出会い惹かれあう。
が、アンソニーは死んでしまう。
その後イギリスの寄宿学校に入学して、テリィという貴族の少年に出会い、惹かれあうも、彼とも決別の運命。
看護婦になる決意をしたキャンディは、看護婦学校へ。
そこで記憶をなくしたアルバートさんに会い・・・。
私がこれをリアルタイムで読んでいたのは、中学から高校のころだったと思う。
連載は『なかよし』(講談社)にて、1975年4月号から1979年3月号にかけて連載され
アニメは1976年10月1日から1979年2月2日にかけてテレビ朝日系で放送。
アニメと連載がほとんど同時期に終わった感じですね。
今読んでみると、記憶と違い最初のほうはすごくストーリー展開が速いですね。
ポニーの家
↓
大親友アニーが養女に
↓
自分はラガン家(イライザの家)に使用人として
↓
アンソニー、ステア、アーチーとの出会い
そしてアルバートさんとの出会い
↓
イライザたちの策謀によりメキシコへ売られていく
↓
アードレー家の養女に
↓
キツネ狩り
↓
アンソニーの死
↓
アードレー家を出るキャンディ
と、一巻だけでこの展開の速さ。
結構サクさくっと展開しています。怒涛の展開と言っても良いでしょう・・(^_^;)
その後の主な展開としては
傷心のキャンディ、ポニーの家に戻る
↓
ジョルジュが迎えに来てイギリスの寄宿学校、聖ポール学院へ
↓
その移動の船旅でテリィにあう
↓
聖ポール学院での生活
・パティと友達に
・アニーと三度会う。最初無視するも、最後は友情の復活。
・アルバートさんとも再会
・テリィと近づき、無理やりチューされたり(きゃー!!)しまいにゃ恋人同然に
↓
イライザのヤキモチ・・イライザもテリィが好きなのにアウトオブ眼中で(古っ)
↓
わな!イライザはふたりを馬小屋に呼び出し、密会している現場を院長に見せる
↓
キャンディをかばってテリィが退学に
↓
キャンディ、海原に去っていく客船を見送り「テリィ、あなたがすき!生きていればきっと会える」と心に誓う。
↓
キャンディも学院を飛び出し、ポニーの家に帰る
↓
ポニー先生の紹介でメリー・ジェーン看護学校へ
・優等生フラニーとの出会いと軋轢
・大おじさまと思い込んだ、マクレガーさんとの出会いと別れ
↓
戦争が始まる
↓
シカゴの聖ヨアンナ病院へ派遣される
↓
テリィがシカゴへ!!彼は舞台俳優として超人気だった
↓
舞台を見たいキャンディは仕事を抜け出し大顰蹙!
でもエルロイ大おばさまが観劇を許さず、見ることが出来ず
テリィの宿泊先に行くも、スザナに追い返され
またテリィもキャンディに会うために病院に行くが、激怒のフラニーに追い返される
↓
ふたりの再会は、走り去る汽車の中のテリィと、汽車を追いかけて走るキャンディ。
↓
ヨーロッパにフラニーが従軍看護婦として赴任
↓
キャンディの病院にアルバートさんが担ぎこまれる
・記憶喪失
・キャンディかいがいしく看病
↓
テリィは念願の「ロミオ」役をゲット
↓
キャンディはアルバートさんと同居生活を始める
↓
ニール、不良から助けられてキャンディに惚・・・!
↓
スザナ、テリィをかばって落下した照明器具の下敷きに
↓
舞台に招待され、キャンディとテリィは念願の再会を果たす
↓
しかし、もろもろの事情を知り、キャンディは舞台も見ずにスザナに会おうとする
↓
スザナ、身を引くために屋上から飛び降りようとしていた
↓
キャンディ、身を引く決意
「もう会えない・・・。生きていたって。生きていたって・・・。」
↓
ステアが志願兵となって参戦していた
↓
アルバートさん、事故に会いハッピー診療所に
・この事故で記憶が戻る
↓
血迷い、キャンディにのぼせたニールが病院に同居の事実を告げ口
↓
キャンディは病院をクビに
↓
ハッピー診療所で働き出す
↓
テリィが落ちぶれたことを知る
↓
ニールに言い寄られて迷惑千万・げんなり・うんざりのキャンディ
↓
近所の人たちがアルバートさんを不審に思い、文句を言う
↓
キャンディもアルバートが動物園に勤めていると言っていたがそれが嘘だと知る
↓
迷惑をかけまいと、アルバートさんアパートを出る
↓
アルバートさんから小包。ロックスタウンにいると。
↓
ロックスタウンに会いに行くと、そこでは、テリィの舞台が上演されていた
↓
酔いどれの最低の役者だったテリィ
↓
客席にキャンディを見つけたテリィは、役者として蘇る
↓
しかし、二人は会うことなく、キャンディはテリィの復活を見届けそっと去る
↓
ニールがキャンディと結婚できなければ志願兵になると周囲を脅す
↓
キャンディはあわや、ニールと結婚させられそうに!
・ウィリアム大おじさまの意向だと聞きショックなキャンディ
↓
ジョルジュが初めてウィリアムにさからい、キャンディに居所を知らせる
↓
レイクウッドの屋敷に大おじさまに会いに行くキャンディ
↓
そこにいたのは、なんと!!アルバートさんだった!
アルバートさんは、大おじさま
大おじさまはアルバートさんだったのだ!!わお!!
↓
キャンディとニールの婚約パーティの席で、アルバートが登場
「記憶をなくした僕を世話してくれたのはキャンディです」
と。
そこにいた全員が大おじさまの正体を初めて知ってパニック!!
婚約はもちろん削除!
↓
アルバートさんと離れるのは寂しいけど
キャンディはポニーの家の近くの病院で看護婦をしたいと
↓
そして戻ったポニーの家
仲良しのアーチー、アニー、パティが先回りでまっていた
↓
アルバートさんはポニーの丘に
↓
「おちびちゃん、笑った顔のほうがかわいいよ」
と言う声で、キャンディは丘の上の王子様がアルバートさんだったと、知ったのだった。
The end
【感想】
どんな逆境にも、どんな辛い出来事にもめげずに、明るく前向きなキャンディ。
その姿は、当時とても人気を呼びました。
とにもかくにも、イライザが意地悪でねぇ・・・・・・(笑)
そういうのが(テリィとの別れのほかには)すっごく印象に残ってるわ。
まぁ孤児であり、大金持ちにもらわれていく、シンデレラストーリーであり、記憶喪失があり・・・・
「赤毛のアン」「あしながおじさん」など、なじみのある物語のような展開で、面白かったですね(*^_^*)
今読み返してみて、一番思うのは
「キャンディ、モテモテだなぁ」ってこと!(笑)
なんたって、出会う男たちが全部キャンディのとりこになるんですもん。
アンソニーはもちろん、ステアにアーチー、テリィも言うに及ばず、孤児院の後輩ジミーだって、おまけにあの、あの!ニールさえも!!
美人じゃないし、そばかすが一杯だし、スタイルも良くないキャンディは、その明るさと優しさで周囲の男子たちをめろめろにしますな・・。これは当時思春期の我ら一般女子にとても希望を抱かせたと思われます。ブスでもいい、性格がよければ!!みたいな・・・・(笑)
あと、泣く泣く出て行った孤児院、ポニーの家に、何度も帰りますよね。今生の別れのようにポニー先生たちと別れたのに・・・と思わないでもないけど、まぁそれはそれでよし。
そして、結構な人々が鬼籍にはいっちゃいますね。最初から分かって読んでいると、その人の生前の描写が切なくて寂しさもひとしおであります。特にステア。あなた死んじゃダメでしょう!!志願なんかしちゃだめでしょ~~~!!と思いますね。戦争は参加するものじゃなく、反対するべきものなのです。
最後までキャンディのことを思ってた(恋人はパティだったけど、戦地に赴く前にもキャンディに「キャンディがしあわせになり機」をくれたりとか・・・泣ける~~!!)ステア。ひょっとしてキャンディが恋人で、キャンディが「行くな」と言ったら、行かなかったんじゃないのかな・・・・なんて。
そのほかで何と言っても一番印象に残っているのは、テリィとキャンディが別れたときのこと。
「生きていればいつかは会えると思っていたけど、生きていても二度と会えないこともあるんだ」
というくだりがあり、やっぱりここが一番のヤマだったかな・・・と思いますね。
実は超、個人的なことを書きますが、私自身、息子が彼女と別れたとき、とってもショックでした。
そのとき、もうその彼女ちゃんには二度と会えないんだなぁ・・・・
生きていても、二度と会えないんだなぁ・・・と、ぼんやりとキャンディの台詞を思い出したものです。(^_^;)
さて、大おじ様=丘の上の王子様で、その正体は・・・・・さんだった訳だけど・・・って、いまさら伏字にする必要もないですけども(笑)
これは意外や意外だったので、感動ひとしお。
幼いころにキャンディのハートをがしっと鷲づかみにした丘の上の王子様は、実は実生活でも王子様だったと。
なんとも素敵なオチじゃありませんか!
やっぱり私には「小説キャンディ・キャンディ FINALSTORY」 (名木田恵子)で語られる「あのひと」はアルバートさんであってほしいと言う気持ちが強いですね。
(感想こちら)
テリィはスザナを選んだのだから、その気持ちを全うして欲しい!
なんて、勝手な押し付けかもね。
でも、ファンって・・押し付けるものだよね?(^^ゞ
私のお友達が、「キャンディ・キャンディ」の二次創作をしています。
面白いので、ぜひともご覧くださいね。
彼女はテリィ命なので(笑)私とはちょっと見解が違うんです。
テリィのファンの方は必見サイトです!
アルバートさん派の人ももちろん、どうぞ!!
DAFFODIL ←クリックよ!
この本はお友達のらぴ~♪にお借りしました。
ありがとうございました!!(*^_^*)
キャンディ、永遠なれ!!
2011年10月04日
![]() | キャンディ・キャンディ (1) 講談社コミックスなかよし (222巻) いがらし ゆみこ 水木 杏子 講談社 1975-10-02 by G-Tools |
先日、「小説キャンディ・キャンディ」と言う本を、お友達にお借りして読ませていただきました。
漫画の「キャンディキャンディ」の原作者、水木杏子さんが「名木田恵子」さんとして書かれた、小説バージョンです。
その感想は、私のもうひとつのブログ(本や映画の感想を書いています)でアップしています。
よろしければこちらをご覧ください。
→「しょ~との ほそボソッ…日記…【本】小説キャンディ・キャンディ FINALSTORY /名木田恵子」
すると、やっぱり、漫画をどうしても読みたくなりました。
持っているお友達が貸してくださり、今日送られてきました。
ありがとう~~(*^_^*)
これはね、例の件があって、今では古本でしかゲットできません。
今後も新版で出ることはないでしょう。
だから、どこを見てもとっても高値になってしまっています。
私も、なかよしのコミックスで何冊か持っているんですが、全巻は全然揃ってません。
だから、全巻再読するのは、何十年ぶりのことだろう??
貸してくださったお友達に感謝感謝です(*^_^*)

読むのが楽しみですー。
読んだら感想書きますね~~(*^_^*)
2011年04月20日
アスコーマーチ! 1 (マーガレットコミックス) | |
![]() | アキヤマ 香 集英社 2010-09-24 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
去年の秋ごろだったか冬ごろだったか、朝日新聞の日曜日の読書のコーナーのそのまたコミック紹介コーナーで、この作品が紹介されていたので、買ってみました。いままでアップしてなかったけど、ドラマになるって言うのでご紹介してみます。
不本意で工業高校に入ってしまった主人公が、クラスメートやおばあちゃんの励ましのおかげで、生き生きとなじんでいく・・という、平たく言いすぎですが、そんな感じ・・・の物語。
主人公の吉野直は、受験に失敗して滑り止めも受けていなかったため、二次募集でアスコーこと明日香工業高校に入学。そこは全校生徒148名中、女子がたったの4人!最初はショックもあり、クラスメートにも心を開けない直だったけれど、おばあちゃんに「お前の名前は『直』。私がつけた。歩いた先に素敵な事が待っているかもしれない。歩ける限りまっすぐに歩いてごらん」とアドバイスを受けます。気を取り直した直ですが、志望校に入れずに、アスコーに来たことを知っているクラスメートがいて、そのことを暴露され・・・。せっかく前向きになれた気持ちがまたまたしぼんでしまい・・・・。
という導入部。
特に予想を裏切らず、仲間が出来て、心を開いて、みんなでひとつの目標を達成していくという物語です。
でも、実際に特に強く志望してなかった男子ばかりの高校に入ったら、すごく居心地が悪いだろうし、特に工業系の勉強をしたいと思わなければ、勉強も面白くないと思うかもしれないし、体育の時間とかトイレの問題とか・・・いろいろと大変だろうな~。
余談だけど、岩館真理子さんの「6月・雨の降る街から」「8月・銀河にむけて」の主人公達も、男子ばかりのなかに女子が2人という学校生活を描いたものです。ここでも休み時間にトイレに行くことが難しい場面がありましたっけ。感想はこちらです。
そういうところも興味深かったけど、やっぱりクラスメートの面子がいいですね。
フレンドリーなハーフの雪乃丞・オロゾンくん。インドや中国の学校を経て日本に。面白い高校を選んだとの事。
父親が町工場をやっている玉木くん。最初は直に突っかかってくるけど、直が前向きになるにつれ、仲良くなっていきます。
横山有人は、元芸能人。
厳つい顔だけどオルゴール職人を目指すサトちゃん。
まったく場違いな秀才の竹内和也。実は父親との確執が彼をアスコーに入学させたのでした。
そんなクラスメートたちと、体育祭のみこしを作る過程で、どんどん仲間意識は深くなり。
体育祭が終ったころには、直もすっかりアスコー生!
2巻、3巻も読まなくっちゃね(*^_^*)。
ドラマの主演は、武井咲ちゃん。イメージ的には美人過ぎるかなー。
でも、どんなドラマになるのか楽しみですね。
ドラマホームページこちら↓ 4月24日日曜日の夜11時からだそうです。
http://www.tv-asahi.co.jp/asuko/
⇒ short (06/24)
⇒ お (06/20)
⇒ short (05/23)
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⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ 六猫合体キャットマーズ (01/03)
⇒ 栗ごはん (10/21)