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君に届け (5) /椎名 軽穂

2007年12月17日
4088462378君に届け 5 (5) (マーガレットコミックス)
椎名 軽穂
集英社 2007-11-22

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いよいよ5巻です!!
今回も相変わらず胸キュンな展開。
「つきあっちゃえばいいのに」と誰もが思うふたりなのに、そのことを当人たちだけが自覚していないって言うのが、じれったくていいですね。
くるみちゃんも今回よかった。
初めてくるみちゃんが登場した時は、本当に憎たらしくて。
でもこんな愛しい??存在になるとは!!
爽子と風早君の事よりも、今回矢野吉田のふたりの恋の行方が気になりますね。

未読の人、是非とも読んでくださいよ~~。
ひっさびさの大ヒット「少女」漫画なんだからね!!

1巻感想
2巻感想
3巻感想
4巻感想
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[さ行のマンガ家]椎名軽穂 | Comments(1) | Trackback(0)

君に届け(4)/椎名軽穂

2007年06月14日
4088461746君に届け 4 (4)
椎名 軽穂
集英社 2007-05-25

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君に届け 1巻
君に届け 2巻
君に届け 3巻

4巻です。待ちに待ちましたよん♪

今回、くるみちゃんとの全面対決の模様。嫉妬だとかイジワルだとか、いや~な負の感情で押しまくるくるみちゃんですが、ともかく真っすぐでピュアですから、どんな姑息な手立ても爽子には通じません。そのあたりのくるみちゃんの苛立ちと、爽子の天然振りのギャップが面白い!!
そして、風早くんとのコトは・・・。
もう、きらきらきらきらっ・・・!と、光っています。
まばゆくて、もう、顔が勝手にニヤケてしまいます。
今回、龍のキモチもわかって、そっちもニヤケてしまいました。



今回受けたのは、(↓ネタバレなので反転です)
龍が「爽子」って呼んで風早君が嫉妬する所とか(龍も名前は覚えてても苗字をちっとも覚えてない辺り)龍が野球のボールをすんでのところでところでハッシと受け止めて爽子を助け、風早君が嫉妬する所とか、龍と爽子が一緒に喋ってて風早君が嫉妬する所とか・・・。ツボ!
あと、くるみちゃんのつるぴかお肌に嫉妬するやのちんとか。(笑)
龍も今回かなり良かったですね!ボールの場面も、「千鶴ひとすじ」「内緒な」って言う所とか。でも、一番はやっぱり風早君だから♪

最後に爽子がくるみちゃんに言ったり思ったりしたこと、本来わたしなどヒネクレ人間は「偽善だ」と冷めてしまいそうなのですが、爽子だったらこれもありで。素直に物語を受け止められます。こう言う流れの場合、描き方を間違ってもらうと「なんでそんなにイイコぶるの?」と「イラッ!!」としてしまい、ストレスになる場合があるのですが、爽子だったら全然、嫌な気持ちになりません。この辺の持って行き方、作者の椎名さん、上手いですね♪

おばさんはこの子達がこのままいつまでもじれったいままでいて欲しいぐらいですよ。(倒錯しているかな??)
[さ行のマンガ家]椎名軽穂 | Comments(4) | Trackback(0)

君に届け(3)/椎名軽穂

2007年03月19日
4088461347君に届け 3 (3)
椎名 軽穂
集英社 2007-01-25

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君に届け 1巻
君に届け 2巻

以下ネタバレ含みますのでご注意を願います。







こんかいも、いい子で心が洗われるようです。爽子ちゃん!

土曜日は親の為に料理するって言う、なんつうよい子なんでしょう!!
そこへ「友達」からお誘いの電話が。親も喜んで「行っておいで」と送り出す。この親子関係があったればこそ、この爽子が今ここにいる!っていう感じですね。親子ともども、イイです!
初めて、「ともだち」の家に行き、そこに風早くんを呼ぶくだりにしても、ドキドキがこっちまで伝わるようでした。いいなぁ、若いって。。。こう言うピュアなドキドキ感の少女漫画は最近お目にかかれないような気がして、おばさんも久しぶりに胸ときめかせてしまいます!

今回は、くるみちゃんという女生徒が堂々の新登場。彼女のニオイは2巻でもすでにあったのですが、全貌を現したのは今回初。
いやいやいや~~盛り上がりますね。こう言う女の子が出てくると。彼女は「異性にはモテるが同姓には嫌われる」典型タイプ。でも、まぁ本性を隠すのも上手いので、その本質を見抜いて「嫌う」慧眼が吉田さんのカッコよさですね!!

風早君はみんなのもの!と言う協定を作り上げたのがこの「くるみちゃん」ということが分かったのですが、姑息な手段を用いても爽子には通じない。ということで、爽子の心の美しさと、今回「強さ」も伝わり今後ますます楽しみな「君に届け」です。

君に届け(4)感想はこちら

[さ行のマンガ家]椎名軽穂 | Comments(5) | Trackback(0)

君に届け(2)/椎名軽穂

2007年01月06日
4088460944君に届け 2 (2)
椎名 軽穂
集英社 2006-09-25

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一巻で「ともだち」「なかま」が出来てその喜びを知る爽子ですが、風早君との接近を妬む女子たちが、陰湿な嫌がらせを始めます。
・爽子が、風早くんに近づくために、吉田・矢野のふたりを利用している
・吉田・矢野は名うての不良で、爽子がその「過去」を吹聴して回っている
などと言う噂がいつのまにか流れているのです。
しかし、単なるうわさを鵜呑みにして傷ついたり爽子を疑う矢野吉田ではありません。
聞きたい事があれば、ちゃんと、爽子に正面から問いただします。
しかし、爽子は爽子で、「自分と一緒にいると、吉田矢野、はては風早の『株』が下がる」と言う噂を真に受けてしまい、彼らたちから距離をとろうとする。
それゆえにとってもギクシャクしてしまうのですが、いったん仲良くなった彼らと距離を置く事がどれほどつらいか身にしみる事にもなるのです。
爽子は「噂」が流れている「現場」に出くわしたとき取った行動は、涙なくては読めません!!
本当に強くて、そして友達思いの爽子。
2巻も断然おススメです。


さて、ここで、わたしの「萌えツボ」の一つについて。
それは「まちぶせ」です。
ユーミンじゃないんです。するほうじゃないんですよ。
されるほうがモチロンいいのです!!
この「君に届け」でも、1巻でも2巻でもそれぞれ一回ずつ、風早くんが爽子を待ち伏せする場面があります。
ぐおぉぉぉ!
もうこれが、おばさんにとってツボでツボで、どんぴしゃです!
思わんところで好きな相手が待ち伏せしていたら・・・。
うーん、考えただけでよだれが・・・。

いいですよね?
待ち伏せ!(笑)

1巻感想
3巻感想
4巻感想

4088461347君に届け 3 (3)
椎名 軽穂
集英社 2007-01-25

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君に届け/椎名軽穂

2007年01月05日
4088460618君に届け 1 (1)
椎名 軽穂
集英社 2006-05-25

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4088460944君に届け 2 (2)
椎名 軽穂
集英社 2006-09-25

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4088461347君に届け 3 (3)
椎名 軽穂
集英社 2007-01-25

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最近、連載誌を全然チェックしていませんので、この漫画家の名前ももちろん作品も、まるで知らなかったのですが、コミックを読んでから連載の「別冊マーガレット」を売り場で見てみたら、表紙でも一番目立つ所にひときわ大きな文字で「君に届け」と、タイトルが書いてありました。表紙絵もたしか、このマンガじゃなかったかな?

正直、最近、バリバリの少女マンガっつーのがどうにも苦手で、切ないとか胸きゅんとか言われてもなんか、まるでわが身とは無関係な次元にあるというか、宇宙の果ての物語というか・・・。
ま、要するに自分にとってあまりにもリアリティが欠けるために、物語にのめり込めないのですよねー。

「のだめカンタービレ」は別格ですが、「ハチクロ」あたりも「胸キュンな部分」は「はぁ、もう、どうでもいいや・・・」みたいな気持ちが無きにしも非ず。そこまで思いつめなくても良いでしょ~みたいな。少女マンガを語る資格ナシですが。
ともかく、笑わせてくれないとね。「ハチクロ」は笑いがあったから読めたけどね。

前置きが長くなりましたが、この「君に届け」は、そんなわたしにも「おっもしろー!!!」と思わせてくれるマンガ作品でしたよ。
もんのすごく地味で、見た目から「貞子」と呼ばれている暗い女の子が主人公なんですが、いわゆる軽い目の「いじめ」に合ってるんですね。
見た目が気持ち悪い(実際は抜けるように白い肌に、濡れたような緑の黒髪の、ものすごい美少女だったりするのですが)と言うだけで「人を呪う力がある」と、クラスメートから忌み嫌われてます。
本名は「爽子」と言うさわやか~な、名前であるにもかかわらず、黒髪のビジュアルと「さわこ」と言う響きから「貞子」なんて呼ばれて、3秒以上見つめられると呪われる、悪しき事が身の上に降りかかるとみんなに恐れられているのです。
これって一種の「いじめ」だと思うんですが・・・。
面白いのは、彼女がそれに対して決してクラスメートを責めるのではなく、クラスメートたちをいつでも尊重し「わたしに呪う力があれば期待に添えられるのに」とさえ思ってること。
暗い見た目とはまるで違って、実は爽子はものすごく前向きで、物事をなんでも自分の都合の良い風に解釈してひがまず、それどころか、人の嫌がる仕事を率先してこなし、それをひけらかさず、見返りも求めず、欲はなく、決して怒らず、いつも静かに笑っている感じ。いや笑ってないけど。
怖がられてる外見と、優しい内面のギャップが、切ないと言うよりも面白おかしく描いてあるので暗くないのですよね。そこがいいです。
ひたすら爽子の天然ぶりに笑わされます。

さてさて。
そんな爽子は、クラスに憧れてる男子がいます。それは名前も爽やかな人気者、風早くん。明るくて笑顔が絶えない彼の周りにはいつでも人が集まってきて、爽子とは逆の立場ですね。
そして、風早くんは見た目で人を判断する事がなく、うわさに惑わされる事もない、爽やかな上に公明正大な紳士なのです。
当然、いち早く爽子の良さを見つけて接近します。

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