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るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 /和月伸宏

2005年03月29日
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- [少年向け:コミックセット]
和月伸宏
B00006LMEZ


強い男と言えば、緋村剣心!!
人きり抜刀斎の異名を持ちながらも
今はもうその刀を逆刃刀に変えて「不殺」を貫く。
「不殺」ってのがいい!ここが好き!

相良左之助にしても、あの斬馬刀は凄い!
ぱっと見て笑いました。その大きさに。

強くていい男は他にもいろいろ…。
御庭番衆の四乃森蒼紫(しのもりあおし)も良いけどね。
十本刀の面々もみんな良い味で結構好きだけどね。

でも、なんと言っても!!

比古清十郎!!
比古清十郎ですよ!
めちゃめちゃかっこ良いです!!
抱きしめて!背骨ボキボキと折ってください!!
って感じです。

アニメもかなり面白かった!
オープニングは「1/2(川本真琴)」が好き!
今でも「かわりばんこでペダルをこいで、おじぎの向日葵通りこして」っていうところ、曲だけ聴いていてもアニメのオープニングの映像が浮かんでくるほど印象的!

あと、剣心が京都に行くってので薫と別れのシーン、
蛍が飛び交う池の淵で抱き合うシーンね
バックは多分カバレリア・ルスチカーナ?
あれは何度見ても泣ける~~!
音楽が流れる分アニメのほうがあのシーンは好きかな。
アニメ史上に残る名場面と思います!!

ビデオも人気あり↓
るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 追憶編 第三幕「宵里山」
涼風真世 岩男潤子 佐々木望
B00005HUYU

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[や・ら・わ行のマンガ家]他 | Comments(0) | Trackback(0)

カムイ外伝/白土三平

2005年03月19日
カムイ外伝 (1)
白土 三平
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私が小学校に上がった頃、テレビで「サスケ」が放映されていた(と思う)
「風よふけふけ、嵐よ吼えろ、逃げ道無いぞ、サスケ!覚悟!
 オーオーオーオーヤッ!!忍法微塵隠れ…」
テーマソングもかっこよく、忍者にあこがれましたね。
もちろん、「仮面の忍者赤影」も、大人気。(これは横山光輝さん)
みていましたとも!!
「赤い仮面は謎の人、どんな顔だか知らないが
 キラリと光る涼しい目、仮面の忍者は今日も行く…」

そして、その中でも一番好きなのがこの「カムイ」です!
白土三平と言うと「カムイ伝」が超有名ですが(これも読みました
江戸時代に士農工商のそのまた下に階級をつけられて
獣にも劣る差別に苦しめられながら、人間としての尊厳と
自由を求めて戦う人々の姿を描いた感動超大作なのです)
私の好きなのはなんと言っても「外伝」のカムイ。
忍者の社会も抜けて[「抜け忍」となり組織から命を追われるハメに。
一日一日が必死です。

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[さ行のマンガ家]白土三平 | Comments(22) | Trackback(1)

天まであがれ!/木原敏江

2005年03月18日
天まであがれ! (1)
木原 敏江
4253174876

天まであがれ! (2)
木原 敏江
4253174884


1975年、週間マーガレットに連載された作品。
新撰組を、ドジさま流に青春色を前面に出して描いた切ないストーリー。

やはり新撰組は新撰組。
ハッピーエンドにはなるはずも無く
哀しいです。
泣けます。

主人公、沖田総司と恋人のこよりちゃんの
幕末ロミオとジュリエット的なラブストーリーもよい。
土方歳三も、ドジさま流にかっこよく描かれてます!

泣けて泣けてしゃーないんですよね。これ。

ちょうど、本のほうは「竜馬がゆく」読み中に読み返したので
余計に入り込みました。
[か行のマンガ家]木原としえ | Comments(10) | Trackback(0)

銀河荘なの!/木原としえ

2005年03月07日
銀河荘なの! [成人向け:コミックセット]
木原としえ
B00007CGB1


1974年週間マーガレット連載作品。

私の好きな「吸血鬼もの」です。

ロンドンの郊外で「銀河荘」という下宿屋を営む謎の一家。
家事一切を引き受けてくれる女の子なら、下宿代はただとのこと。
ビクトリアとクイーンはさっそく住み込むことにしたが、そこは「ただだからきっとおんぼろアパートだろう」という予想を裏切って、ものすっごい豪邸・・・というよりも、お城!
そこには、美しい未亡人と、その息子で長男ヘルメス、二男イカルス、三男オルフェウス、そして四男ジークフリート、超美形の家族が暮らしていた。
ビクトリアはジークフリートに惹かれてゆくが、実は、ジ-クフリートは幼い頃この一家に誘拐されたアスターティだったのだ。
アスターティって誰か?
それはなんと、ビクトリアが子供のころ婚約した、クイーンの弟!
トリアはしらずに、その婚約者に一目ぼれしたというわけである。
そして、この一家、とおい銀河の果てのばらだらけの星トランシルバニアからやってきた吸血鬼の一家だったのだ…。

いま読むと、家事は女のすること!男が料理洗濯なんてとんでもない!なんて書いてあって、世間からクレームがくるような部分もあったり。
でも、それはさておいて
吸血鬼つながりでたまに、萩尾望都さまがゲスト執筆?されていたり、お得な気分も味わえます。

ストーリー的には、フリーとヘルメス一家の別れが悲しくって、涙ボロボロ出てきます。フリーにやきもち焼いて僻んだり、意地悪したりしてしまうオルフェウスだけれど、最後にはフリーをかばってヘルメスへの気持ちを告げる場面も泣ける。
オーラスで、フリーの子孫がヘルメスたちに出会うシーンはまたまた涙ボロボロ。

しかし、木原さんの描くヘルメス系の男の人はかっこ良いの~~。
次も木原作品ご紹介します!
[か行のマンガ家]木原としえ | Comments(2) | Trackback(0)

天才ファミリーカンパニー/二ノ宮知子

2005年03月03日
天才ファミリー・カンパニー 6
二ノ宮 知子
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「のだめカンタービレ」の二ノ宮さんの、ちょっと変わったサクセスストーリー。

主人公は高校生にして、経済界のトップを夢見る(小学校のうちから、夢は“エリート証券マン”)夏木勝幸。
母親も、夫亡き後一家の大黒柱として働く、バリバリの企業戦士だ。
その母親をサポートして日夜、データとにらめっこ、新しい商品開発やマーケットリサーチに余念なく、ほとんど母同然の企業戦士のような勝幸。学校にでは変わり者で敬遠されがち(経済新聞なんか持ち込んで、株価状況をクラスメートに解説したりしてはね…でも、唯一、謎の夏木マニア有吉と、長沢京子は別口だけど)だが、構わない!ふたりは互いに支えあいながら、今日までエリート街道まっしぐらであった。
と!そこに突如現る、荘介さんと息子の春。なんとも汚らしい身なりで、家も持ってない流れ者。それが、母親と再婚すると言う。
今まで築きあげてきたものが一挙に崩壊する音が聞こえそうな勝幸だった。

青春サクセスストーリーは数々ある。
少女漫画においては、「恋愛」と言うテーマが一番多いかな。
片思いの心をGETする、サクセス!
スポーツものあり、音楽ものあり、友情ものあり。
でも、「経済」と言うベースで、高校生の青春(って部分はもうどうでもいいけど)を描いた漫画はないのでは?この着眼の非凡さ。二ノ宮さんこそ天才です!
そこに、二ノ宮さんならではの、クセのある登場人物たちが、またみーんないい味出してて楽しいのだ!

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のだめカンタービレ/二ノ宮知子

2005年03月01日
のだめカンタービレ(1)
のだめカンタービレ(1)二ノ宮 知子

講談社 2002-01
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のだめカンタービレ (2) のだめカンタービレ (3) のだめカンタービレ (4) のだめカンタービレ (5) のだめカンタービレ (6)



のだめ、それは音楽学校に通う女の子の名前だった。
最初に聞いた時このタイトルはなんじゃら?と思ったのだけど(笑)
のだめと、千秋(←天才)と、それを取りまくひとたちと、そして音楽に対するみんなの情熱が大爆笑を伴いつつ描いてあり、笑い、感動、爆笑、トリハダ、そしてまた笑い・・という、読んでる私を見ていた夫が変な顔をするほどの作品だった(どんなんやねん)
すっごく読み応えがあり、面白く一気読み!

個人的にすきなのは、もちろん千秋だね。
耳をすませばの聖史君はいってるもんね!
ピアノ科の学生だが、目指すのは指揮者そしてバイオリンの腕前はオーケストラのバイオリン奏者たちを絶句させるほど。何をやっても半端じゃない。でもそれだけ、自分に厳しいやつなのだ。

登場人物のそれぞれが個性的で面白くって、憎めない人たちばっかり。
そしてみーんながカコイイのだ!!
主人公ののだめも、見た目とピアノを弾く時のギャップがたまらん!!
憎たらしかった彩子も、「コシ・ファン・トゥッテ!!」の時は「かっこいい~♪」って応援したくなったし。
そして、ティンパニーの真澄ちゃん!
見かけはあんなんだけど、ひとたび「バチ?」を持ったらカッコイイ!!
努力も人一倍。やるときゃやるわよ~!!っていうところが好きだな。
そして、千秋に寄せる報われない愛にもだえる所がまたいじらしくて泣かせる?
峰も良い!!
この本のみんなが、そんな風に「ここ!」ってところでヤル人ばかり。そういう男はかっこいい!
女もカッコイイ!!
なので本当に読んでて前向きになると言うか、こっちも元気になるというか、テンションあがると言うか・・。
そうそう、一番すきなのは「Sオケ」だ!
彼らの演奏をじかに是非とも聞いてみたい!
漫画なのに・・絵だけしかないのに、音が聞こえてきそうで、鳥肌が立つ。「今時の若者」像が、ひっくり返る。
今後も、目が離せない。


二ノ宮知子さんのほかの作品の紹介はこちらからどうぞ。




のだめカンタービレ (11)
のだめカンタービレ (11)二ノ宮 知子

講談社 2005-01-13
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のだめカンタービレ (10) のだめカンタービレ (9) のだめカンタービレ (8) のだめカンタービレ (12) のだめカンタービレ (7)

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ツーリング・エクスプレス/河惣益巳

2005年03月01日
ツーリング・エクスプレス [少女向け:コミックセット]
河惣益巳
B00006LOIS


インターポール・パリ本部の新米刑事、シャルル・オージュ。
事件を通して知り合った世界一の殺し屋、ディーン・リーガル。
ヨーロッパ中を駆け巡りながら、追いつ追われつ。
いつしか二人は愛し合い、人生をともにするようになる。

やおいです!はっきり言ってやおいなんです!!!

シャルルって主人公は、インターポールの刑事のクセに
雷が恐いんです!
で、雷が鳴って人事不正に陥る寸前
殺し屋ディーンの口づけを受けたりして
口移しでワインを飲ませられたりして
「はぁ…っ…」なんて!
熱いと息を漏らしたりするのです!!ぎゃぼん!

ストーリーは硬派な…少女漫画というよりは
青年誌にありがちな、世界をまたにかけたサスペンス。

でも、当のシャルルってば、
「え?これ男??」ってカンジの登場だったんだけど
お仕舞いのほうではますます、女ッぷりに磨きが…。
最初のころよりも、巻き毛が長くくるくると、風になびけば
ふわふわと…柳腰は細く抱きしめたら折れそうで
そんなシャルルにディーンは夢中。
「お前しか抱く気にならない」とかなんとか…。
もしもーし!!

花とゆめ って、こんなの連載していたんですかね?
わおわお~!
(コーフンしてゴメン(爆))

↓ 色々でてるんですね!!
ファンが多いと言うことですなぁ!
うんうん。

(138)ツーリング・エクスプレスII-ロシアン・エクスプレス編-
イメージ・アルバム Ishida-Express 2 石田勝範
B000AHJ8HY


ツーリング・エクスプレス
イメージ・アルバム 石田彰 菅生隆行
B00005GO31

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