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へび女/楳図かずお

2008年01月10日
4091878911へび女 (ビッグコミックススペシャル)
楳図 かずお
小学館 2005-07

by G-Tools


みなさま、今年もよろしくお願いします!!
(今さらですが、新年になって初めての記事ですので…)

お正月、お年玉で懐が温もった子どもにせがまれてBオフなんぞに出かけた際、この本を見つけてゲットしました。
うちには中学一年生の娘がいて、その子とその従姉妹たち(ふたりが小学6年生)の3人、この漫画をむさぼるように読んでいましたよ。
もともとうちの娘は楳図作品が結構好きで(普段は「ちゃお」とか「りぼん」とかしか読まない)うちにある「ミイラ先生」や「のろいの館」「ねがい」などを喜んで読むのです。
この漫画も娘たちにヒットしておりました。
娘は登場人物たちが噴出しの中で「ランランラン」などと鼻歌を歌うシーンなど、今の漫画とは違う表現方法にも反応して「古き善き時代の漫画」を、堪能しているようです。
さて、この「へび女」。。。。
Amazonのレビューにも、今50歳代の母上様が小学当時に泣きながら読まれたというコメントが載っていて、今よりも刺激物の少なかったあの当時、小学校の女の子には相当怖かったんだろうなぁとお察し申し上げる事です。
「ママがこわい」「まだらの少女」「へび女」の連作集となっていて、「ママがこわい」では主人公の弓子の母親が入院中に、へびに取って代わられてしまうのです。
ともかく、自分の母親がいつの間にかへび女にすり替わってしまっていて、生卵を飲み込んだりかえるを見てヨダレをたらしたりと言う異常行動をとる事の恐ろしさ。母であって母でない、一番身近で一番頼り切っている存在の母が、実はへびであるという…なんともその設定が残酷で恐ろしいですね。
「まだらの少女」は、「ママがこわい」でいったん倒れたへびが、執拗に弓子を追いかけてくるお話です。気分転換に行った親戚の家、美土路村(『みどろ』村というこの響きがまたなんとも!!)には、実はお母さんの実家があるだけじゃなくへび女の実家もあったという。。。
このへび女が絶命しても、恐怖は終らないというお話ですが、へび女の絶命のシーンはなかなか壮絶で、そりゃトラウマにもなるわなぁって言う感じですね。
「へび女」は、実は一連の「へび女」の誕生を紐解く漫画。
明治40年8月に中村利平が沼のぬしである大蛇を猟銃で撃ってしまいます。その後利平は不可思議な死を遂げるのですが、時が流れてその孫である洋子という少女に降りかかるへびの惨劇!!そして洋子は…!!

ネタバレ↓
洋子はこのまま、冒頭の「ママがこわい」に登場するへび女になってゆくという、めぐり合わせの物語で最後は「は!」っとさせられますよ。
わたしの中で楳図作品のへび女系で好きなのは「うろこの顔」が一番かな。





余談ですが、寝ている少女たちの見上げる天井の上で「ずり、ずり」と、へびの這う音がして恐怖を誘うのですが、うちの昔の家もこんな感じでしたよ。
うちはネズミがものすごく多くって、よく天井を右から左、左から右と走り回っていました。ネズミの運動会と言うやつです。そりゃもう大きな音がして、ほこりも落ちるし迷惑千万。
で、時々そのネズミを食べにへびが入り込むらしく、そういうときにへびが動く音が聞こえたものです。わたしたちはネズミがともかく嫌だったので、へびは救世主みたいなもんで、何匹か住み着いてもらえないだろうかと真剣に思っていました。猫を飼ったこともあるけど、母親がアレルギーを起こして喘息になってしまうし、そもそもヘタレな猫でネズミ退治なんてしないし。
イタチなどもネズミを食べに来るのですが、イタチだとネズミと同じ感覚なのです。へびは人間には実害がないので我が家としては「へび、大いにウェルカム!」だったんだけど、、、。
まぁ、ペットにするほどは好きじゃないけど、背に腹は変えられないという感じでした。
昔の話です(^^ゞ
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[あ行のマンガ家]楳図かずお | Comments(3) | Trackback(0)
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