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マンガ好き有志による「マンガ大賞2008」

2008年03月30日
マンガ好き有志による「マンガ大賞2008」
というのがありまして
今回はその第1回だったようなのですが
このマンガ大賞の内容というのは

マンガ大賞実行委員会は、年間に1万点という大量の数が出版されるマンガの中から「面白いマンガを伝えたい」という思いを持った有志によって結成された団体。公正な運営を旨とするために運営はすべて無報酬で行なわれ、運営活動も本来の業務時間外に実施。企業などからの資金提供も一切受けておらず、サイトデザインやロゴ制作などもすべてボランティアで行なわれたという。選考の対象は2007年1月1日から12月31日までに出版された、最大巻数が8巻までの作品。8巻という制限


ということらしいです。くわしいことはココを見て下さいませ。
結構マイナーな作品にもスポットライトを当てよう
って言う趣旨なのかな。
で、ノミネート作品と、得点数は以下の通りです。

岳 石塚真一 68
よつばと! あずまきよひこ 49
海街 diary1 蝉時雨のやむ頃 吉田秋生 43
フラワー・オブ・ライフ よしながふみ 43
君に届け 椎名軽穂 42
大奥 よしながふみ 40
皇国の守護者 佐藤大輔/伊藤悠 35
とめはねっ! 鈴里高校書道部 河合克敏 27
もやしもん 石川雅之 26
夏目友人帳 緑川ゆき 23
ひまわりっ -健一レジェンド- 東村アキコ 20
きのう何食べた? よしながふみ 19


ノミネート作品を見たときに、なんでよしながさんの作品が3つも
入ってるんだろうとか
疑問の声も上がってたのですが
わたし個人としては、「岳」を非常に押したい!!
「岳」がここにノミネートされて嬉しい!と言うかんじでしたので、
今回の大賞受賞は、文句なく嬉しいです。

得点を見てもダントツですよね。
このエントリーの中でわたしが読んでないのは「皇国の守護者」「ひまわりっ -健一レジェンド-」「きのう何食べた?」の3作品。
で、「よつばとっ!」は1巻を読んで、どうにも主人公よつばちゃんのテンションについていけずに挫折。
そのほかは、面白いしオススメ作品ばかりなのですが、やっぱりこの中では、絶対に「岳」がいいなぁと思っていたのです。
みなさんも、是非ともこれを機に読んでみて下さい!!
協力プッシュしますよ~!

「岳」の詳しい感想はこちらから。
今後も三歩の活躍を期待しています!!
受賞、おめでとうございました!!
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[その他]映画化アニメ化など | Comments(2) | Trackback(0)

3月のライオン /羽海野チカ

2008年03月15日
45921451193月のライオン 1 (1) (ジェッツコミックス)
羽海野 チカ
白泉社 2008-02-22

by G-Tools


ご存知「ハチクロ」の羽海野さんの新刊。
今度は将棋の世界です。
少年棋士の桐山零が主人公。
冒頭は久しぶりに会った父親との将棋の対戦の場面。
零は、勝つんですがそれはちっとも嬉しそうな「勝ち」じゃなく、痛々しさすら感じさせます。
その後に、その「父」とは、実の父親じゃなく「義父」であること、本当の親きょうだいは、亡くなっている事。義父に大切に育てられはしたけれど、しかし、それが零にとって、かならずしも「幸せ」ではなかったこと・・・などが、読むうちに分かってきます。
しかし、零にはこころを開く事ができる3姉妹の存在が。
長女(祖父の和菓子屋さんや、叔母のキャバレーで働いて姉妹を育てている)あかり、二女(中学生)ひなた、三女(保育園児)モモの3人は、なにかにつけ零に優しい。(そして愉快、とっても)
プロの棋士でありながら、将棋を心から楽しんでいるようには見えない零。
こころに哀しみや苦しみを抱えているのが、読むうちにわかり切なくなりますが、この3姉妹は零に落ち込むスキを与えません。
そのテンポのよさや優しさが、羽海野さんらしい筆致で伝わってきて、グッド!引き付けられる作品です。
天敵・・・というか、将棋のライバルの二階堂君なんかもいい味ですね。「ヒカ碁」風の登場シーンは大うけしました!
それ以上に、メチャクチャ受けたのが「異母の糸」ですけど。(笑)
今後も、すごく期待が持てる作品です。



個人的には、主人公の零くんの傷つき具合はもちろん気になるんですけど、育ての親の幸田ファミリーが気になります。
幸田のお父さんは、零を引き取った事はすごく立派だと思う。そして将棋の才能を育て上げた事も。どうしたって、自分の子どもを贔屓してしまいがちだと思うのだけど、幸田父は冷静に客観的に、零と子どもたちを天秤に掛ける、そして勝っている零に肩入れをする。
その結果、自分たちの子どもはどうなったか、自分と子どもたちとの関係は?
幸田のこどもたちも、やっぱり傷ついたのです。
ある意味、両親がいるのに愛情を実感できずに苦しむこの姉弟は、零よりも寂しい境遇かもしれません。もちろん、親の愛はあるに決まっている。でも愛情って、伝わらなかったら意味がない。子どもたちに親の愛がきちんと伝わり、親子の絆を復活してもらいたいと思います。

あさみさんにお借りしました。ありがとうございました。
[あ行のマンガ家]羽海野チカ | Comments(0) | Trackback(0)

そこをなんとか/麻生みこと

2008年03月15日
4592187857そこをなんとか 1 (1) (花とゆめCOMICSスペシャル)
麻生 みこと
白泉社 2008-03-05

by G-Tools


よしながふみさんの「大奥」や清水玲子さんの「秘密」を連載している『Melody』で、ただいま人気連載中の「そこをなんとか」のご紹介です。
主人公の改世楽子(かいせ・らくこ)通称「らっこ」。
弁護士は儲かると信じて、ギリギリの成績ながら司法試験に合格し、弁護士資格を取りました。
が、らっこが試験を受けたときは「より身近で、速くて、頼りがいのある司法へ」のスローガンの下、司法制度改革が行われ、司法試験の合格者は増え続けて、その結果新米弁護士の多くは就職難に困るという結果に。
らっこは、苦学生時代のバイト先(キャバクラで働いていた)の「つて」を頼りに、菅原耕太郎法律事務所に押しかけます。(ボス弁=事務所のボスがキャバクラの客で、就職先がないときは世話をしてやると、酒の席で安請けあいしたのです)
しかし、そこにいたのは、ボスより怖い先輩弁護士の東海林弘明。らっこをかんたんに働かせてはくれません。しかし、そこにらっこのキャバクラ時代の同僚が依頼人としてやってきた。依頼内容は「結婚詐欺で訴えられた」というもの。元同僚だからという理由で、強引に案件に突っ込んでいくらっこだが・・・。

+++++++++

弁護士もの、で、とっても頼りなさそうな女性弁護士が主人公。
なかなか意表をつく設定で、面白いです。
まだ一冊しか読んでないのですが、彼女は「天然」なのが魅力ですね。
弁護士と言うのは、依頼されれば「実は悪人」「本当は犯人」であっても、弁護をしないといけないんですよね。
この、一番最初の案件ですが、結婚詐欺で訴えられていると言うキャバクラ時代の同僚、彼女と恋人との間に何があったのかを、読めば読むほどにこっちは「訴えられても当然だ」と思うのです。
で、普通なら、主人公のらっこがどう言う風にかして、元同僚を「改心」させるのじゃないかなぁと思うのですが、熱血ってかんじでもなくて、じつはそれはらっこの「天然ぶり」がものを言うって感じですかね。そして「ぼけ」には「ツッコミ」。これが先輩弁護士(アニ弁)の東海林の役目。
ボケて突っ込んでる間に、案件が解決に向かってゆくと言う感じ?
おミズ時代の「知恵」「経験」だとかの、うま~~く配合されてて、なかなか面白いです。

もうすぐ裁判員制度も始まる事で、いろんな「裁判もの」の本やらなんやら出てますけど、この「そこをなんとか」では、気楽に気軽に法律の勉強が出来る感じで、オススメです。
欄外コラムの、著者が取材のために傍聴した裁判の様子などが書かれている「ぶらり傍聴日記」も面白いですよ。


[あ行のマンガ家]他 | Comments(0) | Trackback(0)

岳 5~6/石塚真一

2008年03月13日
409181719X岳 6 (6) (ビッグコミックス)
石塚 真一
小学館 2008-01-30

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 6巻

三歩のスーパーマンぶり、今回もゾクゾクとさせてくれます!!
てっぽう水の中、岩に取り残された親子を三歩はどう救うか。「旅立ち」

そして、今回1巻の「オトコメシ」のナオタくん再登場。
切ない再会ですがナオタくんはやっぱり強いね。「半分成人式」

「山男」
自分が「たかが迷子になっただけ」って言う気軽な感じだったのに、自分を探すためにみんなにこんなにも迷惑をかけたと、愕然とした若者を描いたこの「山男」もよかった。迷惑をかけて、それなのに、自分はのんきにラーメンなんか食べててごめんなさいと、うなだれる遭難者。
その気持ちに対して三歩は「無事でよかった」「よく頑張った」と、いつもの感じで受け入れる。やっぱりこの懐の深さには、感動して涙が出てしまいます。

「ルート」
高校時代の恩師との久しぶりの邂逅。しかし山は雪崩が起きています。
雪崩の遭難者を救いにいった三歩に、先生が遭難したとの知らせが。。
しかし、三歩はその場を離れようとしません。クミはそんな三歩に一生懸命「先生を助けに行って」と言うのですが・・・・。

三歩モテる???「運勢」

「信念」
最初に出てきた時はあまりの愛想の悪さに、いけ好かないヤツだ~なんて思ってしまった牧サンが、今回は見直した。人命救助って、無料で出来るんじゃないんですよね。人の命が懸かってるんだから、お金のことを言ってちゃダメだとは思うけど、現実問題として突きつけられるときつい。(われらはどうしても、「生徒諸君!」の沖田君が遭難した時を思い出しますよね。沖田のお父さんが「金のことを言われた」と複雑な心境を見せるシーンは印象的ですもん)

「僕にとっての山」
ロッジのおばちゃんが昔引き取った男の子、とっても厳しく育てたそのわけは。

などなど・・・・感動の一冊です。
5巻以下は↓からどうぞ。




4091814700岳 5 (5) (ビッグコミックス)
石塚 真一
小学館 2007-09-28

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 5巻  

三歩が「よく頑張った!」って言うと、もう条件反射のように泣けますね。。

今回よかったのは「救助士」。
三歩の頬の傷のできたときの話です。
歩き続ける三歩がとても大きく見えます。

泣けたのが「夢に見た山」。

クミちゃんが「山はレジャーランド」と言われてムッとしてしまう「背中」もいいです。
三歩が何事に対しても優しい気持ち、というか前向きに受け止めるのがいい!
全然腹立てたりしないもんね。

これからも三歩の活躍期待しています!!


1~4巻の感想はこちら

[あ行のマンガ家]石塚真一 | Comments(0) | Trackback(0)

デス・スウィーパー/きたがわ翔

2008年03月13日
4047250023デス・スウィーパー 1 (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS)
きたがわ 翔
角川書店 2007-12

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不慮の死亡、自殺や孤独死などの後始末をする「掃除屋」・・・
それがこのマンガのテーマともなる「デス(死)掃除人(スウィーパー)」です。
主人公の岡崎裕行は、連絡の取れなくなった兄を訪ね、そこで兄が自殺をしてしまったのを目の当たりにします。死体は死後数週間たっており、腐敗が進んでいます。
兄の突然の死、惨憺たるアパートの惨状、しかし後始末はしなければならず、途方にくれる裕行。
そこに、葬儀社から依頼を受けてやってきたのが、「掃除、遺品整理屋」である三輪玲二。
彼は現場を見てもなんら臆する事もなく、淡々と遺体の「整理」をつけてゆきます。
それを驚きの目で見ながら裕行は、自分には兄の自殺の兆候を見極めるきっかけがあったのに見過ごしてしまった事を、ずっと悔やんでいる。
葬儀の後、裕行は三輪の仕事先である(株)スウィーパーズを訪れる。
彼はそこで三輪と一緒に「遺品整理、掃除」をしながら何かを掴もうとするのです。。。

先日ちらっと読んだ「遺品整理屋は見た」という本がありまして、それをマンガにしたような感じかもしれませんが、断然こちらの方がリアルであり突っ込んであります。
刑事じゃないんだから、遺体を目の当たりにすることは殆どありません。自分の兄くらいしか。しかし、歴然と残る「死の痕跡」からは圧倒的な「死のパワー」みたいなのを受けて、裕行はいつも立往生してしまいます。
描写自体はグロいけど、死とは生の対極にあり、そして死の延長上にあると思う。生きている限りは死は避けて通れない。それをガツンと見せ付けられているようで、パンチのあるマンガだと思う。
まだ一巻、今後の成り行き、そして裕行がなにを掴んでゆくか、期待して見守りたいです。

えっと、、、、三輪玲二、めっちゃイケメンです。ぐふっ。





4047250171デス・スウィーパー 2 (2) (KADOKAWA CHARGE COMICS 2-2)
きたがわ 翔
角川書店 2008-03-05

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株式会社スウィーパーズにてバイトをはじめた裕行は、どうやら学校にも行かずにこのバイトにのめりこんでいるようです。お陰で社内の一癖も二癖もあるような社員たちとも、顔見知りに。
ちなみに、社員はこれまたイケメンでエグゼクティブな雰囲気の上野、ロン毛で一見ミュージシャン風だけど心理カウンセラーの資格を持つ山本、紅一点の中嶋密は霊媒体質。こう言う人たちのひととなりも、2巻になると見えてくるのです。

2巻では「ゴミ女」と「地下室」が印象深かった。

「ゴミ女」
いわゆる「掃除できない」女が、マンションに普通の掃除(普通と言うにはあまりにも汚れきっているんですが)を頼みに来ます。そのありさまたるや、のだめもビックリ。おまけに「嗅ぎ慣れた」例の匂いまで漂ってくる。。。かくして掃除はどうなるのか、遺体は出てくるのか。

「地下室」
ある地震の朝、ひそかにどこかへ出かけた三輪の後を付いて行く裕行。
三輪が訪問したのは、どうやらかつての依頼人。
その女性の兄がいつか自殺して、何日も放置されており、自殺者の妻はその間家を空けていたのだ。その後始末をしたのが三輪たちだったらしい。
今回その依頼人(自殺者の妹)は、その妻(自殺者の妻)と連絡がとれず、そのうえその家から異臭がするというので、三輪を呼んだのだった。
中に入った三輪と裕行、そこには何があるのだろうか。。。

次号に続く!!(なんか、ちょっとサスペンスたっちになってきたね・・)




4594052320遺品整理屋は見た!
吉田 太一
扶桑社 2006-09-26

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こちらは、取材協力した遺品整理会社の「株式会社セントワークス」の方が出された本だそうです。
会社のホームページはこちら
中身検索でちらっと読んだら、興味惹かれました!!
読みたいです!

4048839993死体があった部屋から見えること 遺品整理という仕事
中岡 隆
角川グループパブリッシング 2008-07-31

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[か行のマンガ家]他 | Comments(1) | Trackback(0)

ヘウレーカ /岩明 均

2008年03月04日
4592135008ヘウレーカ (ジェッツコミックス)
岩明 均
白泉社 2002-12-19

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読みました、読みましたよー。と、大声で言ってみる。
ヒストリエ」の記事を書いたときにこの「ヘウレーカ」のご紹介をいただいて、そのあとすぐに買いました。
はい、おもしろかったです~。
むろん、「ヒストリエ」も買いましたとも。読みましたとも。
今回はとりあえず、こちら「ヘウレーカ」のご紹介をば。。。

++あらすじ++
紀元前216年、イタリア半島での時の権力者たちの勢力争いは、ローマに対してカルタゴが、天才ハンニバルを司令官にいただき、勢いづいていました。
シチリア島を欲したハンニバルは、シチリアの主要都市シラクサを陥落させようとします。
一方ローマとて手をこまねいているわけではなく、打倒ハンニバル!!ということで、「ローマの剣」の異名を持つマルケス将軍を派遣します。
両者の間で翻弄されるシラクサの町、そこにたまたま居合わせたギリシア人の青年ダミッポスと、その恋人クラウディア、そして天才学者のアルキメデスたちの運命はいかに!
++++++++

学校時分、授業で「なんとかの法則」とか「なんとかの定理」とかを習うたびに「あ~~あ~~~、、、よくも、こんなの発見してくれたよね。全く迷惑なことじゃ!」と、一体何度思ったことか。
ここに登場するアルキメデスもそうだし、他にもピタゴラスだとか、パスカルだとか、ニュートンだとか。。。もう、名前すら忘れてしまってますけど。わたしにとっては「ちっ!!」と、舌打ちしたくなるような存在でしたけどね。
大人になってからは、彼らのお陰で今暮らしているような文化的な生活が送れるんだ、とわかってきましたが当時はほんとに「余計なことを発見してくれちゃって、勉強がややこしくなるだけじゃないか」としか思ってませんでした。(物理大嫌い)


しかし、そのアルキメデス、こんな風に時の勢力者に利用されていたんですね。
このマンガ、どこまで本当でどこまでが作者のフィクションか。。こう言う大昔の歴史モノを読むと、著者のすごさに恐れ入ります。
岩明さんといえばもちろん「寄生獣」ですけど、今回のヘウレーカやヒストリエも、たしかに岩明さんらしいというか、この人にしか描けない!って言う感じの容赦ないけど、乾いた残酷さっていうのがあって、かなりゾクゾクしましたよ。
アルキメデスのもとに身を寄せていた主人公のダミッポス。彼がやっぱり岩明さんらしいクールで、だけど心の中はあったかい感じのする若者で、彼とアルキメデスのほんの束の間の師弟関係が良かったです。

登場人物たちのキャラクターを生かしつつ、「権力とは何か」と問題提起もし、歴史のなかのホンの1ページを、乾いた独特のタッチで描いた秀作といえましょう。歴史は浪漫、こう言うマンガを読むと本当にそう思います。


[あ行のマンガ家]岩明均 | Comments(2) | Trackback(0)
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