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イマジン・ノート/槙村さとる

2004年09月25日
イマジン・ノート
槇村 さとる
4087474224


読みたい読みたい…と思ってて、なかなか読めなかった。きっと槙村さんは全身でぶつかってくる。槙村さんの漫画をよんでりゃわかるよ…疲れそう…。と思って、読みたいけど読めないままズルズル、なんと5年半!!このたびようやく手にとってみた。結果思ったとおり、槙村さんのありのまま、嘘偽りの無い本音のエッセイでパワーと気迫みたいなものにやられた~。疲れました。でも、心地よい疲れ。スパーリングを適度にこなしたあとの(スパーリングなんてした事は無いのですが…)心地よい疲労感にも似た読後感だ。読んでいる最中はずっと本から目が離せなかった。まさに一気読み!!
小学校高学年のころ母親が家出をして、それからずっと父親との二人暮しが始まった…ということから漫画家デビュー、別マに漫画が掲載され、アンケートで1位を取り(青春志願)初めての連載へ(愛のアランフェス)…と、順を追って作品の裏話を交えながら、槙村さんが飾らず、気取らず、かっこつけたりせずに自分を語っていく。
かっこつけてないけど、かっこいいんだ~。これが。
それに、「エッセイ」部分と「対談」部分があるんだけど、過去の作品にまつわる思い出なども織り交ぜてのインタビュー形式の部分がまた、秀逸!これはひとえにインタビュアーの寺田薫さんの力量にも寄ると思う!槙村さんもすっごくノリノリで喋ってるのが手にとるように判るし。
リアルタイムで「別マ」を読んでいた読者から見たら「へー」「ほー」の連続で、思わず作品を読み返したくなること間違いなし。
槙村さん、漫画を描いてても「愛」って、どんなものかわからなくて担当に教えられたりして「へぇ~!」とビックリした事もあったそうな。そんな槙村さんの「屈折した愛の解釈」「生きにくさ」の原因は父親から受けた虐待だったと言う事。自分の中の封印したその記憶を掘り起こし、向かい合い、自分の中で決着をつけ、新しい自分が生まれた、と言うくだりは「感動」以外の何ものでもなかった。
本書が出たのは「イマジン」の連載の途中だったと思うが、イマジンの最終回近くに主人公の有羽にも同じようなエピソードがあった!あの時も感動したが、あの姿は槙村さん自身の姿だったんだ!!
「なりたい自分になるのが人生だよ!
 いいイメージを持とう!」
はたして、我が家にある槙村作品を引っ張り出してきて読みふけるはめに(苦笑)
漫画を読んだら、もう一度この「イマジン・ノート」を読むつもりである。

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[ま行のマンガ家]槙村さとる | Comments(1) | Trackback(0)
Comment
No title
私は槇村さとるさんのリアルタイムからファンです。この本は華やかな彼女の裏側を知ることになる、ファンにとっては知らなくてもいいことが書かれている本として勝手に位置付けしていました。でもこちらのブログを読んで、私も読みたくなってきました。

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