2005年09月20日
![]() | OZ 完全収録版1 樹 なつみ 白泉社 2004-11-05 by G-Tools |
樹なつみさんの近未来SFです。
1990年10月15日第三次世界大戦勃発。
たった40分間で世界を壊滅させたその戦争後、
文明はほぼ死滅。
それから31年後。
世界は各民族自治区による小競り合いが増え
戦国時代のようになっていた。
そこにはとある伝説がある。
「オズ」という都市があると。
対戦前に一つの頭脳集団が作ったシェルターにある巨大都市。
飢えも戦争も無い最先端の科学都市。
武藤ヨウは一介の傭兵だったが、少女科学者である
フィリシアに雇われて、フィリシアの兄リオンが待つという
オズへ行く事になった。
道先案内人は、リオンがよこした機械人間
エプスタインMJ3型試作型(プロトタイプ)1019。
主人公のヨウ(ギョウニンベンにヒツジとかく。打つと「?」となる)
が、カッコ良いのですが
実は一番魅力的だったのが機械人間の1019なのです。
機械だけど人間と暮らすうちに人間の心をもつようになる。
オズへの道行きは平坦ではなくいろんなトラブルが。
その中で次第に心を通わせていく3人(?)の様子がいいのです。
ヨウがまたモテモテで(笑)
フィリシアの姉も…。
私も好きですが
なんといっても、一番は1019!!!
ネイト将軍もgood!!
でも、1019(笑)
ラストは涙なくしては読めません。
ハリウッドで映画にしても良いくらいの壮大で
面白いストーリーで読み応え200%って感じでした。
OZ―完全収録版 (2#)
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