2005年06月08日
押し入れ
山岸 凉子

まずは表題作「押し入れ」から。
これは凉子様の知人の漫画家さんの(演劇系のロングラン漫画、先ごろ42巻が久しぶりに出たMS様)アシさんの実話だそうです。
そのアパートに越してきた姉妹二人。(内妹がアシ)
生活時間がずれてるので、妹が帰ると姉は仕事中。
ちょっと不思議な出来事が続くのだが、誰も点けてないのにコタツのスイッチがついていたり、押入れを閉めても、すこしだけいつの間にか開いてたり…。
ついには姉が叫ぶ「押入れから誰かが見てる!!」って。
押入れの怖い話って言うと「空ほ石の…(ささやななえこ)」を思い出すけど、何にしろ、こういうのは怖かったね!!
山岸 凉子

まずは表題作「押し入れ」から。
これは凉子様の知人の漫画家さんの(演劇系のロングラン漫画、先ごろ42巻が久しぶりに出たMS様)アシさんの実話だそうです。
そのアパートに越してきた姉妹二人。(内妹がアシ)
生活時間がずれてるので、妹が帰ると姉は仕事中。
ちょっと不思議な出来事が続くのだが、誰も点けてないのにコタツのスイッチがついていたり、押入れを閉めても、すこしだけいつの間にか開いてたり…。
ついには姉が叫ぶ「押入れから誰かが見てる!!」って。
押入れの怖い話って言うと「空ほ石の…(ささやななえこ)」を思い出すけど、何にしろ、こういうのは怖かったね!!
●メディア
でも、この本の中で一番怖いって言うか印象的なのがこの「メディア」なんだよね。
ひょっとして、山岸作品の中で一番印象的なのがこれかもしれない。
主人公が受ける大学での講義が、主人公の身の上に被ってくるあたりといい、ボーイッシュな主人公とオトメチック過ぎる母親との対比など、どれを取っても興味深く濃い内容です。
未来を真剣に思うひとみが本当に可哀想。
メディアってのは、ギリシャ神話に出てくる王女ですよ。
ご存知の方なら漫画の内容も察しが着くよね。
●雨女
ひきずってるのが、怖い~~。
●夜の馬
薬害エイズの例のヒトがモデルかな。
臨死体験とは、死の恐怖から逃れるために大脳が発するイメージで、恐怖感を和らげるために「良い」イメージである事が多い。
でも、生前の記憶に罪悪感や後悔が多かったら…。
でもでも、罪悪感も後悔もなく、死んでいける人っているのかね。
はな家のはなちゃんにお借りしました。ありがとう♪
でも、この本の中で一番怖いって言うか印象的なのがこの「メディア」なんだよね。
ひょっとして、山岸作品の中で一番印象的なのがこれかもしれない。
主人公が受ける大学での講義が、主人公の身の上に被ってくるあたりといい、ボーイッシュな主人公とオトメチック過ぎる母親との対比など、どれを取っても興味深く濃い内容です。
未来を真剣に思うひとみが本当に可哀想。
メディアってのは、ギリシャ神話に出てくる王女ですよ。
ご存知の方なら漫画の内容も察しが着くよね。
●雨女
ひきずってるのが、怖い~~。
●夜の馬
薬害エイズの例のヒトがモデルかな。
臨死体験とは、死の恐怖から逃れるために大脳が発するイメージで、恐怖感を和らげるために「良い」イメージである事が多い。
でも、生前の記憶に罪悪感や後悔が多かったら…。
でもでも、罪悪感も後悔もなく、死んでいける人っているのかね。
はな家のはなちゃんにお借りしました。ありがとう♪
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Comment
カジックさん、ようこそです♪こめんとありがとうございます。
「押し入れ」も怖いけど「汐の声」も怖いですよね~~。
わたしが今まで読んだマンガで一番怖いのが山岸さんの「わたしの人形はよい人形」と「汐の声」です。この「押し入れ」のM先生の「白い影法師」も、怖かった!!
「ゆうれい談」でしたっけ。実話系のお話は読まれましたか?タンスの中に入ってかくれんぼをするという話がありましたが、「ナルニア国」を見たときあれを思い出しました。
実生活では怖い経験はないので、そう言う話を聞くとぞっとしますね。
書き込みありがとうございました♪
「押し入れ」も怖いけど「汐の声」も怖いですよね~~。
わたしが今まで読んだマンガで一番怖いのが山岸さんの「わたしの人形はよい人形」と「汐の声」です。この「押し入れ」のM先生の「白い影法師」も、怖かった!!
「ゆうれい談」でしたっけ。実話系のお話は読まれましたか?タンスの中に入ってかくれんぼをするという話がありましたが、「ナルニア国」を見たときあれを思い出しました。
実生活では怖い経験はないので、そう言う話を聞くとぞっとしますね。
書き込みありがとうございました♪
初めまして。
僕は山岸先生の作品は、全体の半分程度しか読んでませんが、「押し入れ」とか「汐の声」を読むと、小学生時代にクラスメート(女子)から聞いた話を思い出します。
彼女の親戚の人だったと思うんですが、ある日、たまたま他人の家の塀越しに、廊下を歩いている白い着物姿の女性を見たそうです。何だか妙な感じがしたので、後でその家の住人の知り合いだという人に聞いてみたところ、数日前にその家で葬式があり、亡くなった女性の人相・特徴と同じだったそうです。
僕は山岸先生の作品は、全体の半分程度しか読んでませんが、「押し入れ」とか「汐の声」を読むと、小学生時代にクラスメート(女子)から聞いた話を思い出します。
彼女の親戚の人だったと思うんですが、ある日、たまたま他人の家の塀越しに、廊下を歩いている白い着物姿の女性を見たそうです。何だか妙な感じがしたので、後でその家の住人の知り合いだという人に聞いてみたところ、数日前にその家で葬式があり、亡くなった女性の人相・特徴と同じだったそうです。
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