2005年05月30日
夜叉御前
これは凄い作品ですよ。私もおリョーさまの作品の中でもかなり好きなほうなのだ。
↓「鬼来迎」と同じように人間の狂気が描かれてるんだけど
一見普通に見える主人公の内面が明らかになるに連れ
驚きとゾゾ気が走る。
主人公は毎日鬼の気配に悩まされて恐れている。
そして夜な夜な、寝ている自分に覆い被さってくる黒いものと戦っています。
その黒いものの正体とは…
そして、それを見ているのは鬼の形相をした母親なのだが
母親が斧を振り下ろすシーンは、すべてを一瞬で明らかにする衝撃のシーンである。
その後の「母親」そして、その後の主人公の精神状態…。
すべてが衝撃の作品です。
たった40ページにも満たない短編だけど、ここまでインパクトのある作品もそうはないでしょう。
「鬼来迎」
寂れた漁村に都会から逃げるように帰った来た敏子は、茶華道の先生をしている美しい未亡人の家に、住み込みで働く事になった。
優しそうなその面とは裏腹に、その家で毎夜繰り広げられていた残酷な事実とは…。
事実がわかりそうになったところで、津波がすべてを流してしまうという恐ろしい話でした。
結局、真実は推測にしかすぎないけれど、夫を亡くした悲しさのあまりに狂ってしまい、その原因となった息子に狂気が向けられたという事でしょう。
母としてよりも妻としての情熱が強かったのだと思うけど、ちょっと考えられませんね我が家では(笑)
これは凄い作品ですよ。私もおリョーさまの作品の中でもかなり好きなほうなのだ。
↓「鬼来迎」と同じように人間の狂気が描かれてるんだけど
一見普通に見える主人公の内面が明らかになるに連れ
驚きとゾゾ気が走る。
主人公は毎日鬼の気配に悩まされて恐れている。
そして夜な夜な、寝ている自分に覆い被さってくる黒いものと戦っています。
その黒いものの正体とは…
そして、それを見ているのは鬼の形相をした母親なのだが
母親が斧を振り下ろすシーンは、すべてを一瞬で明らかにする衝撃のシーンである。
その後の「母親」そして、その後の主人公の精神状態…。
すべてが衝撃の作品です。
たった40ページにも満たない短編だけど、ここまでインパクトのある作品もそうはないでしょう。
「鬼来迎」
寂れた漁村に都会から逃げるように帰った来た敏子は、茶華道の先生をしている美しい未亡人の家に、住み込みで働く事になった。
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事実がわかりそうになったところで、津波がすべてを流してしまうという恐ろしい話でした。
結局、真実は推測にしかすぎないけれど、夫を亡くした悲しさのあまりに狂ってしまい、その原因となった息子に狂気が向けられたという事でしょう。
母としてよりも妻としての情熱が強かったのだと思うけど、ちょっと考えられませんね我が家では(笑)
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