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中国の壷/川原 泉

2004年05月05日
中国の壷
川原 泉
4592883179

「中国の壺」:安曇志姫は広大なお屋敷で働く女中…のようだが、実は、この家の娘だ。
母親が再婚して「義父」となった人のお屋敷で住んでおる。
そして、志姫には「守り神」がいた。他の誰にも見えないその竜飛と言う名の守り神は、壺から出入りする「中国版魔法のランプ」だった。
でも、ランプの精ジーニーと違って、竜飛はただ見守るだけ。ほんとうに「見守る」だけの「守り神」なのだった。あるとき、お初にお目にかかる、義父の息子(志姫の義兄に当たる)巧がやってきた。
なんと、巧には他の誰にも見えない竜飛が見える??

「殿様は空のお城に住んでいる」:江戸時代中期、ご存知参勤交代制のため殿様の妻子は江戸の上屋敷に住んでいた。鈴姫もご多分に漏れずそうして暮らしていたが、ある時ひょんなことから同じく上屋敷に住んでいた若君の信之介と知り合った。なんとなく馬の合った二人だが、その10年後、鈴姫は正式に信之介改め播磨の守なんちゃら影宗と結婚した。そして繰り広げられるお家騒動のミステリー。
その他「Intoleranceあるいは暮林助教授の逆説」
「かぼちゃ計画」「追憶は春雨じゃ」「川原のしあわせ」収録。

特に「殿様は…」が面白かったな!
このまえ「天璋院篤姫」読んだばかりだったし、江戸の殿様たちの暮らしなど、すごく良く分かった(気がする)
川原さんって頭いい人だと思う!!
学校の勉強も良くできたんだろうな~と言う感じだ。
それでいて、笑わせてくれるし。最高です!!
ちなみに、「中国の壺」の竜飛=いい男指数85%♪
わたしもこんな守り神欲しい~^^

reoさんにお借りしました。ありがとう♪
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[か行のマンガ家]川原泉 | Comments(1) | Trackback(0)
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