2005年06月22日
魔女に白い花束を
曽祢 まさこ

15Cから17Cにかけてヨーロッパで実際に行われていた魔女狩り。
そんな時代に山間部の小さな村に住み着いた流れ者の親子。
グレートリの母は魔女狩りの餌食となって火刑に処せられた。
魔女の娘として村人から冷たい目で見られたグレートリだが、アイロスをはじめとして温かく見守る人たちに囲まれて何とか暮らしていく。
が、アロイスがグレートリに抱く気持ちが妹へのものではなく、一人の女性として、愛情を持っていることに気付いてから、アロイスを好きな村の有力者の娘のスティーナはグレートリを憎み、ついには…。
魔女狩りというと、萩尾望都さまの「精霊狩り」なんて思い出しますね!!
あっちは明るくて軽めのノリですが(違ったっけ?)
こちらは暗くて辛い内容になっていますね。
あとがきで著者後自身が「救いがない」とかかれてるけど
わたしは、でもそうは思わなかった。
ラスト、彼、アロイスは虚しさに耐え切れずに
自殺するんじゃないかなと思ったんだけど。
でも、
「大切な物を失っても、かけがえのない思い出があれば人は生きていける」と、生にたいして前向きとも言える態度、そして、裏切り者のスティーナのために祈りつづけると言う優しさに心打たれました!!
曽祢 まさこ

15Cから17Cにかけてヨーロッパで実際に行われていた魔女狩り。
そんな時代に山間部の小さな村に住み着いた流れ者の親子。
グレートリの母は魔女狩りの餌食となって火刑に処せられた。
魔女の娘として村人から冷たい目で見られたグレートリだが、アイロスをはじめとして温かく見守る人たちに囲まれて何とか暮らしていく。
が、アロイスがグレートリに抱く気持ちが妹へのものではなく、一人の女性として、愛情を持っていることに気付いてから、アロイスを好きな村の有力者の娘のスティーナはグレートリを憎み、ついには…。
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