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桜京/池田理代子

2005年09月20日
桜京 [少年向け:コミックセット]
池田理代子
B00007CEE4


!!桜京



写真をご覧になってください。
貴重な初版本です。
1972年3月発行、250円!!
で、今のコミックスのように、本本体とカバーが分かれておらず、本体そのものに表表紙の印刷がなされているのです。
カバーはありますが、これが、横にシマの入った透明ビニール!!
すっごく懐かしい!!
巻末に、ほかのコミックスがリストアップされてるけど
「彼女はミセス」藤原栄子
「こんにちは先生(ハロー、ドクのルビ)」
「素敵なコーラ」「赤毛のスカーレット」以上3作品水野英子
「ハロー天使さん」「それいけ!マリー」
「レモンのグループ」「レモンの年頃(エイジ)」以上4作品鈴原研一郎
ほかには木内千鶴子、本村三四子、只津陽子、柴田あや子などの名前が…(敬称略)
「桜京」と言うこの作品もコミック文庫で出てると思うけど
やはり当時のマーガレットコミックスで読むのが一番面白い!に違いないと思える。
内容は同じだろうけど、なぜか、やはりこれで読みたいと思うのはなぜだろうか??

さてさて、余談から入ってしまったけれど、ストーリー紹介と感想をば。

主人公は風早勝子。高校生になったとたんただ一人の身内である母親が死んでしまう。今わの際に母親が残した言葉に従い、まだ見ぬ伯母を頼って上京しようとするところから物語は始まる。

まだ見ぬ伯母って言うところになにやらありそうな感じでしょ。

わたしも、こりゃ勝子がいじめられる話かな?と思ったんだけど、あいにく…いやいや幸い、伯母の桜夏子もその娘の桜京も、勝子に良くしてくれている。
学校でのいじめもなし。
(あくまでそういうのを期待してしまう私?)
それどころか、歌声を見出されて合唱部に勧誘されるわ(しかも超美人の部長、小森ひとみじきじきのお誘いで!)
成績はまずまず上位だし、主人公だし(顔はかわいいし)
なんともはや拍子抜けするほどに順調なのだ。

しかし、それだけではないのが、少女漫画です!

桜京(この人の名前がタイトルなのだよね)の首にあるあざは何なのか?なぜ桜京はこんなにもボーイッシュなのか?
小森ひとみの名前に拒絶反応を示す桜京に隠された真実は?
などなど、ドラマチックな隠しネタ満載!!

そうきて、こうきて、さいごはこうなったのか!!
という怒涛の展開が待っていたのだった。

しかし、読み終えてみれば、これって、あれに似てるよね。
「おにいさまへ…」
「おにいさまへ…」は「桜京」の焼き直しじゃないかと思う。

登場人物がともかく、酷似してるんですよ。
主人公の風早勝子=御苑生奈々子(=ロザリー=フリデリーケ)
桜京=折原薫(=オスカル=ユリウス?よりもマリア・バルバラ?)
小森ひとみ=一の宮蕗子(=マリーアントワネット)
佐伯光彦=一の宮貴(辺見武彦ではない感じ)(=フェルゼン)

出生の秘密がどろどろしているところも(詳しくは書きませんが)
かなり似てると思う。
顔も似てるんだけど、それだけじゃなくて、性格とか、立場や位置付けも似てるのよね。
あと、「おにいさまへ…」では「ソロリティ」というセレブ集団が出てきてそこに入るためには試験があったり、嫉妬や憎しみや裏切りの嵐だったんだけど、今回はそれが「合唱部」となっているだけで、ほんとにそっくりです。

そう考えてみれば「私はブス」と悩んでひがんでる鳴海侑子と佐伯の関係もちょっと信夫マリ子と一の宮兄の関係に似てなくもない。うがちすぎかもしれないけど…。侑子とマリ子は性格に類似点はあるよね。
自分を追い込んで暴走するタイプ?

ともあれ、天涯孤独⇒上京⇒デザイナー(デザイナーとか、憧れの最先端の職業だったよね~)⇒いじめ⇒出生の秘密…などなど、当時必需品だったと思われる設定が満載の懐かしさに酔いしれました!!

こんなにレアで大切な本を実家から持ってきて貸してくれたはなちゃんに感謝感謝です!!ありがと~
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[あ行のマンガ家]池田理代子 | Comments(6) | Trackback(1)
Comment
hitomiさんへ♪
コメントありがとうございます!!
桜京がお好きだとのことでお目にとまって感激です!
ブログを初めて、お友達が古いマンガを引っ張り出してきて貸してくださるのです。
自分自身も、もう一度懐かしいマンガを読み直してupしたりしています。
昔の少女マンガはよかったよねー…なんて思いながら(笑)
また、お越しくださいませ。
お話をさせていただければ嬉しいです♪
レスが遅れてゴメンナサイ!
「桜京」、大好きです!
初めまして。突然お邪魔致します。
まさかと思いつつ検索しました「桜京」ですが、こちらのコメントを見せていただいて嬉しく、パソの前で飛び上がってしまいました。
「桜京マーガレットコミックス」は宝物でした。現在は「ベルサイユのばら」が自分の中で勝ってしまいましたが大好きな作品であることは事実です。
懐かしい作家さんのお名前が沢山ありますので順番に見せていただきます。
素敵なサイト様を見つけられ感激です。
嬉しくて長々と書いてしまいました。
ありがとうございました。
いらっしゃいませ♪
こんにちは、YUMIKOさん!
初めまして♪
ユミさんの所から…?まー嬉しい♪よく見つけてくださいました~!!
ビニールカバーのコミックス派でいらっしゃるのですね!!
なんと、捨てられたなんて~…。
ではそのときの熱い思いをここで存分に発散していってくださいませ!
桜京、もちろん名前だけは知っていたんだけど、読んだのは先日初めてでした。
機会がありましたら、読み比べてみてください。
よく似ていますよ~^^
さすがに、おにいさまへ…は完成度が高く、桜京は荒削りですけど、どちらも読み応えがあります!
ブックマーク嬉しいです。ありがとう♪
またのお越しをお待ちしていますね^^
おじゃまします
YUMIさんのところから「漫画」と聞いて飛んで参りました。週間マーガレットを毎週愛読していた子供時代を思い出してしまいました。あの薄いビニールカバーの単行本、一体何冊持っていたのでしょう・・・(全部母に捨てられましたが。)
おにいさまへが桜京の焼き直し説には目からうろこでした。う~ん、確かにありかも。
さっそくお気に入りに入れさせていただきました。また来ます!
ようこそ♪
いらっしゃいませ♪れいさん。
これからはこちらのブログでやっていこうと
思っています。
れいさんがはじめてのお客様ですよ。
どうもありがとうございますm(__)m
楳図好き同士ということで、今後とも
よろしくしてくださいませ♪
しかも、池田ファン同士♪♪
桜京に反応していただけるとは思っても
見ませんでした!
がんばって書いた甲斐がありました!!
とっても嬉しいです^^
また今後ともよろしくお願いします。
TBありがとうございました!
こんにちは。
楳図氏原作の映画の件で以前TBさせてもらった者です。
公式サイトがオープンしたのでまたTBさせていただきました(^^)

・・・で、思わず反応してしまったのですが
「桜京」大好きなのですよ~!!
池田理代子というと「ベルばら」「オル窓」「おにいさまへ」が有名ですが、
「桜京」の頃の作品も好きで好きで。
なかなか感想を書いている方がいないのでとても嬉しいです。
楽しく読ませていただきました!

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