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いろはにこんぺいと/くらもちふさこ

2005年10月13日
いろはにこんぺいと
くらもち ふさこ
4086172224


別マ1982年9月号~翌年4月号まで連載


くらもち作品を好きな方で、もしもコレが未読であれば(わりと地味めな立場のようなので)ぜひともご一読いただきたい作品。ものすごくオススメですよー!!

主人公のチャコは学校のすぐとなりにあるアパートに住んでいる。
幼馴染の達(トオル)も、同じ学校だけど、こちらはものすごく人気者。
チャコもほんとは小さい頃から達が好きなのだけど、素直になれないまま高校生になり、初めて達と同じクラスのしかもとなりの席になってしまう。
ここでも仲良くしたいのに、達は昔、チャコが「いじめた」ことをしっかりと覚えていて、それはチャコの一種の愛情表現であっただけに、いいわけも出来ず、ますますチャコと達との距離は開いていくようだった。
そして、そこに、チャコの親友のおリョーちゃんが達にぞっこんだったので、チャコは親友に協力的な立場にならざるを得ないのだった。


主人公のチャコがとっても良い子なんです!
もちろん、片思いの相手である達ちゃんとの関係がどうなるかが、とっても気になるのだけど、私は話の中心はチャコとクンちゃんの物語だと思う。
クンちゃんの存在がものすごく大きくて、この子の使い方ひとつとっても、くらもちさんの非凡な才能を思い知らされずにはいられないです。なんて、口幅ったいけど。
クンちゃんっていうのは幼稚園児?まだ幼稚園にも入ってないくらいでしょうか、小さな女の子。だけど、達に憧れるあまり達と同じ口の利き方、行動、つまり男言葉でがさつな、一見生意気な「がきんちょ」って言う感じ。
でも、この子が達を好きなので、チャコの気持ちを全て代弁していくことになり、クンちゃんを通して達はチャコの本心に気付いていくのだ。
それに、クンちゃんを突然(でもないだろうけど)襲った不幸にしても、健気にクンちゃんのことを思うチャコに達ちゃんも段々とそれまでと違う目を向けることが出来るようになる。
この3人は、何度読んでも感動するぐらい良く出来た三角関係で、クンちゃんなしでこの物語はありえないのだ。ちょっとネタばれ↓
チャコと達ちゃんが、お互いに思いを通わせあうのも、とってもドキドキして胸キュンだと思うけど、それよりも引越しが決まって、アパートから出て行くチャコと、クンちゃんの別れのシーンは涙なくして読めません!
このチャコとクンちゃんの結びつきに比べれば、達ちゃんの影が薄まるほどです。繰り返しますが未読の方、チェックを!!!
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