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こんぺいと・は・あまい/くらもちふさこ

2005年10月13日
こんぺいとはあまい
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別マ 1983年6月号掲載

いろはにこんぺいと」の続編です。
↑同様オススメ。ぜひとも2作品あわせて読んでください。

時は流れて、クンちゃんも中学生。
相変わらず元気で、喋り方も行動も小さい頃と同じ。
でも、そんなクンちゃんもお年頃なのだ。
と言っても、好きな相手が出来た…とかじゃなくって。
つまり、今の子どもたちはもうすでに小学校のうちから、一部の子はスポブラをつけてたりすると思うけど、20年も前ですと発育期というのは大体中学に入ってからだったので。
クンちゃんは、胸が目立ってきてどうしても猫背になってしまい、クラスメートから「ゴリラ」なんて言われたりするのだ。
相談する母親はいなくて、父親が生前の母親に託された「ブラジャー」はあまりにもクンちゃんには気恥ずかしく、とても装着なんて出来ない!!見るのもこっぱずかしい!!!
うん、こう言う気分、誰でも一度は経験したのではないでしょうか。
そんな時、気になる同級生(男子!)は出来るし、父親に再婚の話は持ち上がるし、なかなか気忙しい?毎日。
悩むクンちゃんの救世主は、もちろんチャコ!
「いろはにこんぺいと」の高校時代の面影がないほど、チャーミングで素敵な女性になってる!
このチャコほどの気配りと言うか、相手を思いやる気持ちを持った女の子は他にないぐらいかも。
いきなりトオルの運転するクルマで登場。クンちゃんを車に乗せて、そしてチャコは「ひざの上においで」と「抱っこ」してやります。そしてみんなでクンちゃんの家、懐かしいマンションへ。
クンちゃんの家では何気ないおしゃべり。
クンちゃんはチャコに「ブラジャー」のことを言おうと思うのだけど、きっかけがつかめないうちに、2人は帰る時間。
でも、帰り際思い出したように「わたすものがあった」と、チャコがくれたものは・・・。ブラ付きのスリップだったのです。これだったら、ブラジャーを着けるほど気恥ずかしくもない!
「よくわかったな。おれの欲しいもの」
「好きな人のことはわかりたいと思うからとーぜんよ」
そう言われたクンちゃんの気持ちを想像するとこっちも泣ける~!
また、再婚に踏み切ろうとして迷ってるお父さんの描写がすばらしい!
「いろはに…」のときからも、「タバコ」の使い方がうまいのです。
もう一連のエピソードに無駄がなく、またそれぞれがリアルなのだ。全然わざとらしさがない!それでいて平凡でもない。すばらしい!!
達ちゃんはかなりいい男だけど、やっぱ、影が薄いね(笑)
とってもとっても素敵な物語。オススメ!!


ところで、全くの余談ですが、うちの娘たち、「スリップ」って言うのを知りません。ちなみに「シミーズ」も知りません。もちろん「ペチコート」も。当然「シミチョロ」なんていう言葉も、知らないですね。
制服のしたにはスリップとか、着てましたけどねぇ。
時代が違いますな。

そのほかのくらもちさんの作品紹介は→こちらからどうぞ。
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[くらもちふさこ]Review | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
>つるさん いらっしゃいませ~♪
「いろはに」に続く「こんぺいとは」、子の2作品の流れ、大好きです。
つるさんはやっぱり「わかって」くださるのね~~と、嬉しい限りです。
「駅まで5分」はいま友のところに出張中なので、また戻ってきたらじっくり読みますね。2巻が出るのも楽しみですねぇ~~♪
チャコはわたしも、くらもち作品の主人公のなかでは好き度のすごく高い女の子。
人の気持ちを思いやるって、こう言うことなんですよね。
漫画家は映画監督と役者をひとりでやってるようなもの、と言われますが(ちょっと違ったっけ?)くらもちさんの漫画を読んでると、本当にそれを感じるのです。
タバコの使い方も、分かっていただけるでしょう?そう、そうなのよ!!としかいえない(笑)
チャップリンが、盲目の女の子が浮浪者を金持ちと思い込む、どうやって思い込ませようと考えに考えて「タクシー」を使った(閃いた)のは有名ですが、そんなのくらもちさんの漫画にはそこかしこに登場するよね~。
チャップリンを否定しませんよ。大好きですよ「街の灯り」も。でも、同じくらいくらもちさんもすごいってことです。(^^)
お久しぶりにお邪魔しま~す~しかもかなり前の記事に、どきどき。

『駅まで5分』のるりちゃんを見てたらどーにもくんちゃんを思い出してしまって。。

るりちゃんが「藤巻くん」と会うかも、とワンピースを着て『オンナ!』のカオになるところとかあのへんからずっと続く「女の子の妄想力」とゆうかあのくだりがスゴク好き。。
で、「ワンピース」で「お皿のワンピ」を思い出して。
1ページぶち抜きX2で「お皿のワンピ」でくるくるして全身で喜んでるくんちゃん、そのワンピースを着れるようにしてくれたチャコのとんでもないほど女性らしい細やかな心遣い!(私には、ない!)その温かさと優しさにもう涙が出ちゃう。そこでくんちゃんは気付くよね…トオルちゃんがなぜチャコを選んだか。ああ。泣ける…そして「好きな人をわかりたい」気持ちが「わかる」に繋がることを学んだくんちゃんが大好きな「おやじ」が欲しいモノを考える、本当は気に入っている「サイトー」にティッシュを渡す(どと~っと蘇るそのあたりのシーンを思い出すだけで涙がホントに流れるのー)、、、んも~~~くらもちさんステキッ!!

そ~~~そして「タバコ」ね~~~~んも~~~くらもちさん素敵すぎ、私がくんちゃんの(天国の)おかあさんだったらゼッタイ許すよ、再婚。

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