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オルフェウスの窓・外伝

2005年09月20日
オルフェウスの窓外伝
池田 理代子 宮本 えりか
4087850757


外伝なんていつの間に出ていたの?と、即時購入。
第2部の続編とも言うべき設定だけど、舞台がレーゲンスブルグに戻っているので、第一部をこよなく愛するわたしには嬉しい外伝となった。
第2部にて…イザークのピアノの教え子、クララ姉妹の長女イングリッド。その長男が、イングリッドの心の恋人アントン(使用人)に誘拐された。
その後の彼らの行方や、家族のことが気になったのは言うまでもない。
そして、本作はその続きを描いてあるのです!!
アントンは名前をマチアスと変えて、ある貴族の家に使用人としてはいるのだが、その家には、マチアスの息子キーゼルと同じ年頃の美しい兄妹がいた。
しかし、兄のほうは陰があり、どこか恐ろしげな秘密の匂いがした。
そしてなによりも、このキーゼルの正体は??…

一見、オルフェウスの窓とは無関係のような、ミステリアスな雰囲気の本作。
しかし、オル窓ファンなら押さえておきたい1冊ではあるでしょうね。

ところで、今回外伝を読んだあと、もう一度オル窓の第3部を読み直した。
実は第一部をこよなく愛するわたしは(何度読み返したかというと、ベルばらよりも多いのは間違いない。ベルばらは人の本を借りて読んでいたが、オル窓は自分でそろえたからね。手垢で本の腹に当たる部分が汚れてるもん(爆))第2部で話の展開があまりにも第一部と変わっていくのが耐えられず、読むのをやめた。
第3部からあとを揃えたのはだいぶ、後になってからです。
しかも、第3部では、わたしのこよなく愛する(もういい?)ユリウスがただの「馬鹿」に…レオニードに寄りかかり、アレクセイに尻尾をふり…と、まるで、愛の奴隷に成り下がり、第一部での凛々しく健気な彼女はどこにもいなかった。
なので、一度読んだきり、その読後感は嫌悪にまみれ、二度と読むまいと…

今回、ユリウスが馬鹿だということを最初から念頭に入れ、覚悟の上で読んだらば、この第3部は歴史大河浪漫としてすばらしい物語になっている。
第一部でかっちょよかったクラウスはやはりカッコイイのだが、今回はユリウスなんぞほって置いて革命にもっと心身没頭して欲しかった。
逆に反革命のレオニードは、とってもストイックで(ここんとこ、大事だよね!!)そして、激情に流される事ない、その名も「氷の刃」という異名のとおり、冷徹なイケメンだ!!!
うーん、これはある意味、オル窓とは切り離して読んだ方が良いのでは?

オル窓関連の感想目次はこちら

オルフェウスの窓 (1)
池田 理代子
4086170019
オルフェウスの窓 (2)
池田 理代子
4086170027

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[あ行のマンガ家]池田理代子 | Comments(0) | Trackback(0)
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