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夜回り先生(2)/土田世紀

2005年12月17日
夜回り先生 2 (2)
水谷 修 土田 世紀
4091885926


夜回り先生のマンガ、2巻を読みました。
(一巻の感想はこちら
1巻同様、かなり感動的。
収録タイトルは
●ブランコオバケ
●アイ
●陽光
そして、合間に挿入される夜回り先生方のメッセージ「いいんだよ」
ここで、先生は何度も「生きていくことの大切さ」を訴えています。
本編3つのお話の中で、特に辛いのは「アイ」。

アイ

これは藍と言う名の少女の、儚い生と夜回り先生とのかかわりを描いた作品なのだけど、夜回り先生の子どもへの想いに胸打たれて、そして見たこともない藍と言う少女の苦しみや悲しみに、思いが馳せられてボロボロと泣けてきました。
どうしてこんなにも辛いことがこの少女の身の上に起こらねばならなかったのか…。
先生のメッセージ
「死は美しいものではありません
 むごいものです
 生きてください」
この言葉が、みんなに届きますようにと願って止みません。

ブランコオバケ
ここでは、先生自身の子供の頃に触れられていて、その哀しく切ない子供時代に涙を禁じ得ません。言葉はとても少なく語ってあるのだけど、少ないからこそ悲しみが圧倒的な重さとなって読者にのしかかるようでした。

あさみさんにお借りしました。
ありがとうございました!


1巻感想
2巻感想
3巻感想
4巻感想
4巻感想
土田世紀氏の「ノーサンキュー・ノーサンキュー」はこちら

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