2006年01月24日
さよなら絶望先生 1 (1)
久米田 康治

さよなら絶望先生 2 (2)
久米田 康治

少年マガジンに連載中のギャグ?マンガです。
表紙から見て、「大正ロマンス」かなんか?と思ったけど、厳然たる現代もの。でも、中身を見ればどことなく、懐かしさを覚える絵柄。だけど、今時の感じもする。
懐かしいと感じたのは、スクリーントーンをあんまり使ってないからかも。昔のマンガってこんな陰影だったと思う。だから、懐かしいような気分がしたんですね。
でも、マンガと言うよりもコンピューターグラフィックのような正確なラインで、お洒落なイラストを見ているような気分もしました。
さてさて、ストーリーは。
とある高校に、袴姿の先生が赴任してきます。それが主人公の「絶望先生」。ものすごくネガティブなんです。
その先生と最初に出会った生徒は、まず、先生の自殺シーンに遭遇。
しかし、その少女、その名も風浦可符香(ふうら・かふか)。絶望先生とはまったく対照的な超ポジティブ少女。
彼女のおかげで先生は自殺を思いとどまる?のだけど、超ネガティブな先生と超ポジティブな可符香。この二人のやりとりからして面白いです。釣り込まれます(笑)
が、教室には、可符香をしのぐ「ツワモノ」たちがぎっしりいるのです!
引きこもり少女の「小森霧(こもりきり)」
几帳面な「木津千里(きつちり)」
ストーカー体質の「常月まとい(つねつきまとい)」
内気なんだけども、メールを打たせたら超毒舌少女の「音無芽留(おとなしめる)」などなどなど・・・。
男子の影が薄いけど、本当に薄い臼井くんとか…。…。
ともかく、絶望先生の発想が斬新なほどネガティブ。
でも、だからこんな名前で呼ばれているわけではないのだ。
彼の本名は「糸色望」=「いとしきのぞむ」。
つなげて読むと苗字が「絶望」となるんです。
(これは、くらもちファンなら「いろはにこんぺいと」のクンちゃんを思い出すのでは???)
後にこの人の家族も出てくるのだけど、彼らはそれぞれ「絶大」「絶妙」「絶景」…など。そして妹はなんと倫ちゃんというのですが…。
でも、決して下ネタは無く(全然ないとはいわないけど)おばさんも安心して読めるマンガでした。
それどころか、それこそ絶妙に社会風刺などが入り込んでて、おもしろーい♪
しかも、サブタイトルがなんとも、文学的なんです。
どこかで聞いたことがあるフレーズばかり!
「まだ開けそめし前髪の」とか
「君知りたもうことなかれ」とか…(笑)
(分からないのも中にはあるんだけど。)
なんだか、読み終えて、はまってしまった自分がいる感じです。
久米田 康治

さよなら絶望先生 2 (2)
久米田 康治

少年マガジンに連載中のギャグ?マンガです。
表紙から見て、「大正ロマンス」かなんか?と思ったけど、厳然たる現代もの。でも、中身を見ればどことなく、懐かしさを覚える絵柄。だけど、今時の感じもする。
懐かしいと感じたのは、スクリーントーンをあんまり使ってないからかも。昔のマンガってこんな陰影だったと思う。だから、懐かしいような気分がしたんですね。
でも、マンガと言うよりもコンピューターグラフィックのような正確なラインで、お洒落なイラストを見ているような気分もしました。
さてさて、ストーリーは。
とある高校に、袴姿の先生が赴任してきます。それが主人公の「絶望先生」。ものすごくネガティブなんです。
その先生と最初に出会った生徒は、まず、先生の自殺シーンに遭遇。
しかし、その少女、その名も風浦可符香(ふうら・かふか)。絶望先生とはまったく対照的な超ポジティブ少女。
彼女のおかげで先生は自殺を思いとどまる?のだけど、超ネガティブな先生と超ポジティブな可符香。この二人のやりとりからして面白いです。釣り込まれます(笑)
が、教室には、可符香をしのぐ「ツワモノ」たちがぎっしりいるのです!
引きこもり少女の「小森霧(こもりきり)」
几帳面な「木津千里(きつちり)」
ストーカー体質の「常月まとい(つねつきまとい)」
内気なんだけども、メールを打たせたら超毒舌少女の「音無芽留(おとなしめる)」などなどなど・・・。
男子の影が薄いけど、本当に薄い臼井くんとか…。…。
ともかく、絶望先生の発想が斬新なほどネガティブ。
でも、だからこんな名前で呼ばれているわけではないのだ。
彼の本名は「糸色望」=「いとしきのぞむ」。
つなげて読むと苗字が「絶望」となるんです。
(これは、くらもちファンなら「いろはにこんぺいと」のクンちゃんを思い出すのでは???)
後にこの人の家族も出てくるのだけど、彼らはそれぞれ「絶大」「絶妙」「絶景」…など。そして妹はなんと倫ちゃんというのですが…。
でも、決して下ネタは無く(全然ないとはいわないけど)おばさんも安心して読めるマンガでした。
それどころか、それこそ絶妙に社会風刺などが入り込んでて、おもしろーい♪
しかも、サブタイトルがなんとも、文学的なんです。
どこかで聞いたことがあるフレーズばかり!
「まだ開けそめし前髪の」とか
「君知りたもうことなかれ」とか…(笑)
(分からないのも中にはあるんだけど。)
なんだか、読み終えて、はまってしまった自分がいる感じです。
![]() | さよなら絶望先生 3 (3) 久米田 康治 講談社 2006-03-17 by G-Tools |
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