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純情クレイジーフルーツ/松苗あけみ

2006年01月28日
純情クレイジーフルーツ 前編 (1)
松苗 あけみ
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純情クレイジーフルーツ 後編 (3)
松苗 あけみ
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純情クレイジーフルーツ
松苗 あけみ
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ぶ~け1982年 7月号~12月号まで連載
「純情クレイジーフルーツ」通称「純クレ」!!
今のように何でもかんでも略するのは、ひょっとしてこの「純クレ」がはしりではないか?(笑)

三流私立女子高「丸ノ内女学園」で、女子高生らしく?学園生活を送ろうとする女の子たちの実態を赤裸々に描いて大ブレークしたコメディ作品!

メンバーは

吉原実子…ちょっとクールでシビアで大人っぽい考え方の女の子。
冷めてるようで担任(政治経済担当)の小田島先生が好き。

桜田みよこ…アイドル系の美少女。自分の魅力を充分に分かってて、そのため周囲からたまに反発を買うことも。

沢渡杏子…宝塚男役で、人気を博しそうな少年系の女の子。(スポーツもOK!!)しかし内面は外見に反して4人中一番女らしい。

桃苗あけび…コロコロに太っていて、みんなのマスコット的存在。案外成績がよく、しかし、トロい!

この4人が主人公(後の「続編」では、実子の小田島先生への思慕が中心となる)なんだけど、この4人のなかで少女マンガチックに可愛いのはみよちゃんだけで、あとの3人はとても可愛いとは形容できないところに、なんといっても親近感を覚えましたね!(笑)
上記4人に、サブメンバーとして学級委員で「ヨイ子」の梅本。
そして、やたら規則尽くめで生徒たちをしばりつけ、昔の清楚でつつましい女子高生の姿を取り戻そうと無駄な努力に明け暮れる(そのくせ自分のファッションはむっちゃハデ(笑))という教頭先生。
この教頭先生が実子たちを目の敵にするんです。
抜き打ちで服装検査なんて実施したり。でも、抜け目なく、教頭先生の前では、みつあみにして、前髪もピン止めで上げておでこ出し。実子たちも負けてません。いたるところに、その攻防が繰り返されてて、それも見もののひとつ。
あ、教頭先生の夫が校長なんですが、この人は生徒たちに惜しみない愛情と理解を示す。いい先生だよ~。
あと、小田島先生の先生らしからぬ大人(男)の色気も必見。
実子じゃなくても憧れまする(笑)

「あたしたち、こうして自由適当でいられるのも今のうちだけよね」
これは、吉原実子のつぶやきですが、ほんとにそう。
それって、大人になったらもっと実感すること。
読んでると、高校時代に戻れたらなぁ…なんて、思えてくる。よね。

●危ないかも知れない
花椿ひろみくん登場の番外編。
実子のパンチラで一目ぼれしてしまうんですね(笑)
花椿くんの活躍は「続編」で乞うご期待(笑)

●ハッピーエンドじゃ終らない(全編に収録)
これは「リリカ」1978年3月号
●シンデレラの小さな幸福(後編に収録)
は「リリカ」1979年3月号に掲載。

リリカ、実物覚えてますか?
懐かしいね~~♪

山田くんと佐藤さん」を連載した後、「純クレ続編」を連載。
続編の感想はこちらどうぞ♪
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[ま行のマンガ家]松苗あけみ | Comments(0) | Trackback(0)
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