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いつも上天気/聖千秋

2006年02月20日
いつも上天気 (1)
聖 千秋
4086180103

いつも上天気 (2)
聖 千秋
4086180111



別冊マーガレットに1991年の9月号から翌年の9月号まで連載された人気作品です。


高圧的で無理解な母親に育てられた主人公、室口宝。
悲しみや寂しさを隠しながら、表面的には誰よりも元気で明るく、みんなにも笑いと楽しさを振り撒く毎日。
しかし、そんな彼女の内面の寂しさ、傷つきやすさに気付き、見守る少年潮崎遼。
彼との愛をその成長過程を通して描く感動作品。聖さんらしい明るさと切なさと、そして優しさがぎゅっと詰まった名作です!

有名な作家でプライドの高い母親からは疎まれ、宝の大好きな父親は母親に追い出されて、たまに帰ってきても金の無心。そして母親による父親の罵倒。
そんな光景を見ながら育った宝は、常に人の気持ちを最優先して、みんなのことばかり考える優しい子供なのですが、母親から叱られては落ち込んでひとりで泣いています。
母親に愛されたい、父親に側にいて欲しい。本当は寂しくてたまらない。
宝の悲しみが胸に迫ります。
そんな彼女を影から見守り、唯一彼女の本当の姿を理解し、次第に惹かれていく潮崎遼。バイオリニストとして輝く未来が待ってる期待の星。
彼が宝をそっと見守るところがいいんです。
宝も潮崎君が好き。
だけど、なかなか二人は結ばれません。
それは宝が「自分は男を不幸にする女」と、思い込んでるから。宝のおばあちゃんが幼いときから、宝に言いつづけたために、呪縛となってしまったのだ。
潮崎君が宝を必要としても、宝は素直に飛び込めない。
そのすれ違いがもどかしい。
読者はみんな思う。宝に幸せになって欲しい!と。
人一倍優しく思いやりのある宝だからこそ、宝こそが幸せになってもらいたい。
なのに、聖さんってば、二人をすれ違わせてばかり!もう、ほんとうにじれったかった!祈るような気持ちで読んだものでした。
宝が髪形を変えないのはなぜなのか、なんて小さなエピソードも印象的で忘れられません。
タイトルはジーン・ケリー主演のミュージカルだそう。
この映画のことを話題にして、潮崎君が宝に気持ちを伝えた海辺のシーンは、大好きなシーンです。
涙が出るぐらい、優しさに包まれる感じの物語です。

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[は行のマンガ家]聖 千秋 | Comments(0) | Trackback(1)
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