2006年02月24日
いとこ同士
今 市子

今市子さんにはまり中、その3弾です。
第1弾⇒百鬼夜行抄
第2弾⇒大人の問題
この本は、今市子さんの昔の作品集みたい。
同人誌や商業誌に発表されたものだそう。
表題の「いとこ同士」と「けど…」と「逢いびき」は連作になっていて、無論いとこ同士でありながら恋人となる二人の青年の、後ろめたさや切なさを描いてあります。
いとこということは、自分の親から見たら血のつながった「甥ッ子」なんですから、罪悪感やばれたときのことを思うと胃の縮むような思い、だけど彼とは別れられないという気持ちを秤にかけてはグラグラ揺れる様子を、淡々と描いてあります。
官能的なシーンは殆どないのだけど、それでもなんか…ぐふふ~…♪って感じ?(笑)この二人のその後がどうなったのか、続きが読みたいもんですわい。
「黒いレインコート」
これが全然BLって感じではなく、解説にも「女の子が描きたかった、自分の中では宝生舞ちゃんのイメージ」とのことです。
「森に行った日」
これまた姻戚関係のBLです。
朝輝(ともてる)と、亮は叔父と甥の関係。
でも、実際には血はつながってないのです。
朝輝の姉が結婚した相手の息子が、亮だった。だから、血のつながりはないんだけどだからといって、どうどうとは出来ず…。
そこに、姉に子供が生まれる。
その子は朝輝にとっては小さな甥に、亮にとっては弟になるわけです。
自分たちの関係がその赤ちゃんに及ぼす影響などを考えて、二人の気持ちは揺れ動く。その機微を描いた作品です。
今さんの描くカップル、この本では、ひとりがストレートヘアで、片方はウェーブヘア。どうでもいいようなことだけど、なんとなくそう思いました。
「人魚の破片」
これは以前、人魚のような少年と一夜をともにした男が、その少年に似た男をバーで見つけ、その思い出を語ると言うもの。
「週末」
書き下ろしで、「いとこ同士」の続編となっています。
これによると、なかなか二人はうまく行ってるようで、ほっとできる小編。
それにしてもですね、こう言うの読んでると、ほんとうに世の中にはこのような嗜好の人が、こんなにたくさんいらっしゃるのかしら?と、思うのです。
しかも、イイ男ばっかりなので、イイ男同士でくっついてもらったら、女にイイ男が回ってこないのでは…と、本気で心配になりました…。
今 市子

今市子さんにはまり中、その3弾です。
第1弾⇒百鬼夜行抄
第2弾⇒大人の問題
この本は、今市子さんの昔の作品集みたい。
同人誌や商業誌に発表されたものだそう。
表題の「いとこ同士」と「けど…」と「逢いびき」は連作になっていて、無論いとこ同士でありながら恋人となる二人の青年の、後ろめたさや切なさを描いてあります。
いとこということは、自分の親から見たら血のつながった「甥ッ子」なんですから、罪悪感やばれたときのことを思うと胃の縮むような思い、だけど彼とは別れられないという気持ちを秤にかけてはグラグラ揺れる様子を、淡々と描いてあります。
官能的なシーンは殆どないのだけど、それでもなんか…ぐふふ~…♪って感じ?(笑)この二人のその後がどうなったのか、続きが読みたいもんですわい。
「黒いレインコート」
これが全然BLって感じではなく、解説にも「女の子が描きたかった、自分の中では宝生舞ちゃんのイメージ」とのことです。
「森に行った日」
これまた姻戚関係のBLです。
朝輝(ともてる)と、亮は叔父と甥の関係。
でも、実際には血はつながってないのです。
朝輝の姉が結婚した相手の息子が、亮だった。だから、血のつながりはないんだけどだからといって、どうどうとは出来ず…。
そこに、姉に子供が生まれる。
その子は朝輝にとっては小さな甥に、亮にとっては弟になるわけです。
自分たちの関係がその赤ちゃんに及ぼす影響などを考えて、二人の気持ちは揺れ動く。その機微を描いた作品です。
今さんの描くカップル、この本では、ひとりがストレートヘアで、片方はウェーブヘア。どうでもいいようなことだけど、なんとなくそう思いました。
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これは以前、人魚のような少年と一夜をともにした男が、その少年に似た男をバーで見つけ、その思い出を語ると言うもの。
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書き下ろしで、「いとこ同士」の続編となっています。
これによると、なかなか二人はうまく行ってるようで、ほっとできる小編。
それにしてもですね、こう言うの読んでると、ほんとうに世の中にはこのような嗜好の人が、こんなにたくさんいらっしゃるのかしら?と、思うのです。
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