2006年03月12日
![]() | 幻月楼奇譚 今 市子 徳間書店 2004-08-25 by G-Tools |
ホラーとBLの融合…ってかんじでしょうか。
相変わらず、ソフトで直接的なシーンや描写は全然ないんですけど(どっちかというと、この作品はホラー要素が大きいですね)でも、なんか…にやけてしますんですよね。
今回は味噌屋の若旦那、升一郎と幇間(たいこもち)の与三郎が、妖しげなお茶屋「幻月楼」」でおりなす不思議で幻想的な物語です。
この若旦那(ん~~いい響き♪)がゲイらしいんですが(多分)与三郎のほうはノンケといいますか、若旦那の「誘い」をつれなく跳ね除けてばかり。
そこで拒否したりせず、お誘いをお受けしてもらいたいのが読者の気持ちなんですけど、(若旦那にしても、そこは強引に行ってしまえ~!!と思うのだけど…)まー思うように行かないのが、ま~た焦らされてますます萌えるのですね(笑)。
与三郎にしても体中傷だらけでワケありだし、(ちゃんとこの中でその傷の説明があります)あながち男はダメ!!って感じでもないところが、また読者心(やおい心?)をくすぐるのですね~~。
本作の中では、若旦那は「思い」を遂げるまでは行ってないので、続きを是非とも…!!
最初は与三郎、全然かっこよくなかったんだけども、これがだんだんとイイ男になってくるからね~~。いいですよね。
それにしても、ちょっと不思議なのは、身長差って必要なんですかね?
わたしに言わせれば男同士だったら身長差がなくとも、全然大丈夫なんですけど、やっぱ、ネコだのタチだの考えるとどっちかが大きかったり、華奢だったりしてないと成立しないのかしら。
わたしはイイ男同士だったら、同じくらいの身長の二人のほうがすきかもしれないなぁ…。いや、でも、身長差があったほうが…
って、真剣に考えることもないんだけどさ(笑)
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