2006年04月04日
![]() | 金魚屋古書店 3 (3) 芳崎 せいむ 小学館 2006-03-30 by G-Tools |
「金魚屋古書店」の1、2巻の感想はこちらです。
第3弾はいきなり、「楳図サロン」(笑)
街中でナンパな男が一目ぼれした少女は、なんと世にも恐ろしいホラーマンガを持っていた!!そして、その男は…。ものすごく怖がりだったのです!!
二人の関係に未来はあるのか…!
と言う話でもないんですけどね(笑)
うちにもあります。楳図作品の感想。こちらをどうぞ♪
「明日の場所」では白土三平作品を読みふける中年男たちが登場!
白土三平作品の感想もありますよ。こちらです♪
ストーリー中に出てくる「真田剣流」「剣風記」なども、うちにありますので後ほどアップの予定。
登場するシラトさんって言うおじさん、白土三平ばっかり読んでるからこう言うあだ名をつけられたんかね。
「山吹の巻」
今回これが一番ぐっと来ましたね!!
なんと、セドリ仲間のオカドメはアユに嫌われてると思い込んでる。
心が通じないと悩むオカドメに斯波ちゃんが出したアドバイスは「太田道灌の山吹の話」---蓑を借りようとした太田道灌が、娘に山吹を手渡された。訳がわからず怒る道灌。しかし、「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに無きぞ悲しき」と言う歌を知り、(蓑がない=『実の一つだにない』)娘の風流を解したという---のように、気持ちをマンガに託して伝えろ!と言うのですが(この喩えは回りくどくないかしら(笑))
オカドメは斯波ちゃんに言われたようにアユにマンガをプレゼントする。気持ちを託して。しかし通じなーい!!(笑)
「たった一人の女を前にして今まで読んできたものが何の役にも立たない」とうなだれるオカドメ。
そこで、斯波ちゃんが金魚屋の店長の言葉を伝えるのですが、この言葉が、ぐっと来るんですよね!!
「マンガは無力じゃない、それを読む人間が無力なのだ
だけど、マンガは『別に無力でもいいんだよ』と言ってくれる。
それを読んでみんな力が湧いてくる」
マンが好きにはたまらない、一生もんのセリフでしょ~♪
「ビリーと店長の底なし珍道中記」
では、「てんとう虫コミックス」の名前の由来が。
それは「てんとう虫の歌」から。
感想はこちら♪
…と、このようにですね、
「金魚屋古書店」を読むと、そこに登場するマンガのいくつを読んだのか、持ってるのか、知っているかが、ひじょーーーに気になって仕方がないんですよね!
娘にも「これと、これと、これはうちにある。それから、これとこれは読んだぞ!」と、自慢してみたり…。(情けない親だ…)
でも、絶対、登場するマンガを網羅したくなるよ。これを読むと。
間違いないです!!(笑)
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