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オルフェウスの窓/池田理代子

2006年04月13日
4087820955オルフェウスの窓大事典―連載開始30周年記念
池田 理代子
集英社 2005-06

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連載開始から31年が過ぎたようです。31年。ふぅ~…。
当時中学生だった私。もちろん池田理代子作品にはまったのは「ベルばら」からなんですが、「おにいさまへ…」を経て、この「オル窓」に辿り着いたのは自然な流れ。華麗で絢爛たる女の園から、舞台は男の園へ(そんな言葉はないのか?)。
イイ男たちがわんさか出てきて、垂涎の作品ですね。
でも、わたしは中学のときはイマイチ、男たちのよさが分かってなかったかも。よさが分かるようになったのは、大人になってからですね~。
当時はひたすらユリウスに感情移入してたような記憶が…。
それでも、もう、この作品が好きで好きで。
思い入れは「ベルばら」よりも大きいです!!
模写したり、詩を書き写したり。
受験の時にそんなことばっかりやってましたね。よかったんでしょうか(爆)

この記事を書く前にもう一度読み返して見ました。
何度目でしょうか。おそらく、持ってるマンガの中で一番よく読んだマンガってこれかもしれない。ボロボロです。手垢にまみれてるし。ページもはがれてるし、表紙も破れかぶれ。

で、声を大にしていうのなら、

クラウス!!!
カッコええ~~~!!!
ねね、まだ高校生とかだよね。このとき。
なのになんでしょう、あの落ちつきっぷりと、あの色気は!!
クラウスのカッコよさといったら、今まで読んだどのマンガのどの男よりもカッコいいかも~。(←いつも言ってるかも)
クラウスって、第一部の半ばに、ロシアに帰って消えちゃうんですが、もっとドイツにとどまって欲しかった。ザンクト・ゼバスチャンに。
あのストラディバリとの決別のシーン。「いまは置いていく」っての。きゃー!!カッコイイ、もう、最高です!
クラウスのことを書き出すと興奮してよだれと鼻血がでそうなんで、ちょっと置いといて…。

第2に言いたいのは

これって、BL要素あるよね…。
もろ、男同士のキスシーンなどもあるし。
だいたい、ユリウスを好きになるクラウスもイザークも、そしてダーヴィドもみんな「特殊な趣味」です。
しかし、実際はユリウスは女なんだから、BLではないのだけど、この「見かけBL」というのもなかなかおつなもんですなぁ。ぐふふ~♪

第3に言いたいこと

わたし、イザークってツボじゃないかも。
ああいうタイプよりも、まだしも、モーリッツのほうが好きかもしれないなぁ。
それとダーヴィドのよさが、昔は分からなくてね~。男にチューする変なヤツって思ってました。当時はBLって言葉もなかったし(知らなかっただけか?)不気味な感じがしましたね。が、今はダーヴィド、いいいい♪♪大人で素敵♪BL要素も素敵~~~(爆)

第4に言いたいこと

フリデリーケと、ゲルトルートを見たとき、涙が出ました。見ただけで。愛しい、愛しい彼女たち…。涙…。当時彼女たちにどれだけ涙をながしたか…。
読むと、気持ちが中学生の頃に戻ってるよね。

このシーンは泣いた!このシーンがものすごく好きだった…って、気持ちが蘇ります。模写したシーンも覚えてる。無論難しいシーンは描けないので(爆)ゲルトルートがレンガの壁に突っ伏して泣くシーンとか描きましたね!!
あとはひたすらクラウスを描いてました。今ほどあの色気をはっきりとは認識できてなかったと思うけど、やはりフェロモンにはやられてましたね~~(爆)

思い入れだけ書いてるだけで、長くなったのであらすじはまた別のスレッドで。

オル窓関連の感想目次はこちら

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[あ行のマンガ家]池田理代子 | Comments(0) | Trackback(0)
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