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天上の弦 (8) /山本 おさむ

2006年05月08日
4091803296天上の弦 8 (8)
山本 おさむ
小学館 2006-04-27

by G-Tools


8巻出てますよ。まだのかた、お見逃しなくね♪

前回までの感想は

1~5巻までの感想はこちら
6、7巻感想はこちら

↑です。

さて、バイオリンを売るために東京へ出てきた陳昌鉉。
売れなくて、絶望していたところに現れたのが篠崎弘嗣だった。
家まで連れて行かれ、表札を見て日本の三大バイオリニストの一人であることに気付き、驚く陳。
家の中に招き入れられ、そのバイオリンでの演奏を聴かせられます。
一流の演奏家によって、自分の作ったバイオリンから見事な音が出るのを目の当たりにして(耳のあたりって言うのか?)感動するのです。
そして、篠崎との出会いは陳を絶望から救ってくれるのです…!!!

だけど、決して、昌鉉の作るバイオリンがガバガバ売れるようになるわけではない。相変わらず、楽器店前で、門前払いです。
そんな昌鉉に、篠崎の言う言葉が印象的です

「悩んでくれたまえ 陳君
 われわれ演奏者もバイオリンに命を託すんだ
 いいものを作るため
 もっともっと悩んでくれたまえ」

そんな昌鉉の作ったバイオリンで、ひとりの学生が芸大を受験します。
彼の使ったバイオリンは3000円。製作者は陳昌鉉、
くちコミで、その名前が広がりつつあるようです。


そして、今回、日本のストラディバリウスと呼ばれるまでの、大事なプロセスだと思うのだけど、ニスについて試行錯誤している姿が印象的!
このとき、「クレモナ」と言う都市の名前が挙がるけど、これって「耳をすませば」の聖司くんが目指した街ですね!!こんなところで嬉しかったり♪

そして舞台はいよいよ、21年ぶりの祖国朝鮮へ!!!
オモニの声が胸に響きます!!

9巻を楽しみに♪

あさみさんにお借りしました。ありがとうございました♪

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[や・ら・わ行のマンガ家]山本おさむ | Comments(0) | Trackback(0)
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