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ふたりの童話/岩館真理子

2005年09月19日
ふたりの童話
岩館 真理子
4088550730


1巻「しのぶと高志の巻」
2巻「思いがけない再会の巻」
3巻「運命の糸の巻」
集英社マーガレットコミックス(写真はSGコミック)
収録作品
◆ふたりの童話…1976年1号~31号連載
◆おいてけぼりの冬(2巻収録)
◆やっぱり女の子(3巻収録)
◆シンデレラは6月生れ(3巻収録)
    週間マーガレット


◆ふたりの童話
この作品あたりから、「胸キュン」度が高まってきます!
主人公のしのぶは母なく父親と二人暮し。フォークギターなんかで自作の歌を弾き語りしてるところが、時代を感じるね!
この物語はやたら転校してるので混乱する事もあるけど
まず、しのぶは菅原高志くんが好きだったが、病弱で積極的になれないまま小学6年生で、高志が転校(卒業と同時に引越し)してしまう。前日に雪合戦をしていてぶつけられた雪だまに石が入っていたのだが、謝りの言葉どころかお別れさえ言えなかった。
そして、中学2年でしのぶが転校。転校先にはなんと、高志がいた。
高志はしのぶのことを覚えていて「雪だまに石が入っていたなんて知らなかった」と、当時の事を謝る。誤解が解けてこれから?と思うが、しのぶの仲良に高志を好きなモリちゃんがいて、協力してねと頼まれてしまった。小学校の卒業写真から小さな小さな写真を切り取って定期入れに入れるしのぶ。その写真も誤解したモリちゃんにあげてしまった…。
モリちゃんに協力するうち、高志くんのノートを(日記!!)しのぶが盗んだと、高志くんに誤解され、そのまま2年生の終わりに高志君が転校してしまう。
月日は流れ高校生になったしのぶは、学校の近くでバイトをしている高志に会う。高志は下宿しながら高校に通っているのだった。

この、すれ違い、誤解の連続が読者をやきもきさせるのだ。
そして、消極的なんだけどなんとか、高志に近づこうとするしのぶのいじらしさ、健気さに思わずうるるん!ときて胸キュン!なんだね。
ほんわかと、やさしい雰囲気の作品で、私は大好きだ。
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e-312mmmmmmmmm
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