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ポーの一族/萩尾望都

2006年05月20日
わたしが、持っているのは↓
この3冊。

ポーの一族 (1)
萩尾 望都
4091970613

ポーの一族 (2)
萩尾 望都
4091970621

ポーの一族 (3)
萩尾 望都
4091912532


絶対に、順番がちがう!
とは思ってはいたのですが…。

ポーに詳しいお方ならば分かってくださると思うのですが、コミック文庫で3巻の最初に収録されてる「小鳥の巣」は愛蔵版では2巻に収録されてるので、これは、愛蔵版とコミック文庫版とでは順番が違うな…とは、思っていたのです。

遅ればせながら調べてみて、やっと分かりました。
詳しくはこちらにリンクさせていただきます。⇒萩研 TOPはこちら

わたしの持ってる本ですと(そもそも、なぜにそんな『愛蔵版』と『コミック文庫』とを、ミックスしてしまったのか、と言われるとグゥの音も出ないのですが…たんにこれしか手に入らなかったと言うことです。買った当時はよもや、こんなことになるとは思いもよらず)「リデル」がどうなったのか、分からないまま終ってるのですよね。

で、こんかい、見つけました!!

ポーの一族 (3)
萩尾 望都
409197063X

コミック文庫で1巻と2巻を買うか…
それとも、愛蔵版の3巻を探すか…
と思ってたので、愛蔵版の3巻が見つかって即買い♪
探してみるもんですね^^

むろん、リデルのその後もわかり
満足満足♪

かといってエドガーとアランが生き返るわけでもないけど…。

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[は行のマンガ家]萩尾望都 | Comments(7) | Trackback(1)
Comment
くろねこさん、はじめまして。
ようこそ拙ブログへのご訪問、ありがとうございます。
コメントのお返事が遅くなって大変申し訳ありませんでした(~_~;)

ポーの一族、わたしは萩尾さんの作品の中では一番好きですね。(イグアナも好きですが)
くろねこさんには漫画の中でナンバーワンなのですね。分かる気がします。

TBもしていただいてありがとうございます。わたしも後ほどさせていただきますね。今後とも宜しくお願いします。漫画について語りましょう!(^^)
はじめまして♪
私の漫画好きはこの作品と出会ったことがきっかけです!
何年たっても大好きな作品NO1に君臨してます(笑)
たびたび参りますので今後とも宜しくです!!
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
わたしはなんと言っても、この「ポー」が望都作品で一番好きです。
これからかなぁ、吸血鬼好きになったのは。
今でも吸血鬼が大好き、たまに吸血鬼が夢に登場したもんですが最近お出ましにならないですが。待ってます、吸血鬼様。(笑)

はかないんですよねー。
なんちゅうか、読み終えたとき、虚無感に圧倒されると言うか、はかなさや切なさに胸をぎゅっと鷲づかみにされると言うか。

そのあたりの、、確かにロマンティックなんです、それが大好き!

しかしつるさんはよく覚えてらっしゃいますね。読んだ順番まで。
わたしはきっと、さっきの「トーマ」の所に書いた友達に借りて読んだと思うけど、その後もこれだけはあちこちで読んだので、記憶があいまいだす。
記憶の奥底に刻まれる名作、それが「ポーの一族」であり、そして望都さまの「別格」なところですね。
ひょひょ~~~い(毎度ですが無意味な唸り声です)

はじめて萩尾さんの作品を読んだのは「ランプトンは語る」でした。
わけわかんなかったよぅ。。何に衝撃を受けてるのかすらわかりませんでした。。。長くなるので割愛。。衝撃のひとつはコレが「シリーズもの」らしいとわかったとき。
この当時別マ・りぼん・なかよしを読んでたんですが、シリーズものといえば田中雅子さんの赤い狼シリーズくらいしか知らないようなもので、はじめて読んだ別コミの巻頭カラーが「ランプトン」だったんですが…主人公がラスト2ページの3コマにしか現れない。というのはビックリでした…しかも主役の一派と見られるアランが、この編での主人公とみられるシャーロッテを助けに行って助けられない!たかが十字架のペンダントがキラッとしただけで!アリなの?これ?ねえ?みたいな~~~。
シリーズものの主人公っていうのは最初から出ずっぱりか「あわや」というとき読者が助かって欲しいと思っている登場人物を助けて事件を解決するもんじゃないのか!
混乱しましたとも。

そんなわけで私が読んだ順番は「ランプトンは語る」「リデル・森の中」「ペニーレイン」単行本①②③巻(「ポーの一族」「ポーの村」「グレンスミスの日記」「すきとおった銀の髪」「メリーベルと銀のばら」「小鳥の巣」)「ピカデリー7時」「はるかな国の花や小鳥」「ホームズの帽子」「一週間」「エヴァンズの遺書」(単行本④巻)「エディス」、とわっちゃくちゃでした。そしてこの↑合間に「トーマ」と「11人いる!」を読んでるのでも~タイヘンでした。

「パタリロ」のクックロビン音頭はポーからですね、作中にエドガーやアランが出てる…のはラシャーヌの方だったかな…とにかく魔夜さんは萩尾さんファン。余談ですが近所にパタリロアニメのクックロビン音頭の作曲者が住んでます…ピアノの先生なんですが、アニメ化の折、クックロビン音頭の曲を募集したときに応募して当選なさったそうで。

>存在が消える瞬間ってあっけないなんだなぁって、凄くせつない気持ちになりました

はなすけさんが仰っているこの「感じ」、私も萩尾さん作品から感じました。シャーロッテの最後もそう。。。

その「存在」というものの危うさ、心許なさと相反する、確かにある「思い」の切なさ、がとても好き。。。この頃の萩尾さん作品からとても感じられます。。シャーロッテがロマンチックな思いに浸る『今でもどこかにいるのだろうか その青い目の少年はたった今も どこかの街角に バラを抱えて 』このせつな~~い「思い」、目に見えない「この感じ」を『ポー』から受け取った人たちがたくさんいるのだと思います。マーシが捜した「胸が締め付けられる思い」と似ているの。オービン卿がずっと捉われているのもこの目に見えない、ともすると夢だったのかもしれない、と思ってしまいそうなこの感覚。   ぎゃああああ、ロマンチックッ!!!
はにー♪
うんうん、誰が殺したクックロビン!「小鳥の巣」ね。あれ、パタリロで見た時に真っ先に、思い出したのはポーのことだったよ。みんなそうだったのでは。
子どものころにどこまで読んだか、最後まで読んだか…記憶は怪しいけど。
でも、友だちでファンの子がいてよく見せたもらったよー、
聖霊狩り とか ケーキケーキケーキ
とか。
スターレッドも借り本。なので、記憶が全然あやふやだよ…。
エドガーが記憶喪失になる話は、今回の愛蔵版の3巻によってはじめて読みました。
それとね、感想とか書いてらっしゃるサイトさんって、総じてものすごく丁寧に書かれてるしまた、掘り下げ方がすごい!!しかも、みなさん、プロ顔負けの評論のお上手さ。
萩尾ファンは、理知的でいらっしゃいまする…!!
 くぅ~っ!永遠の名作よっっ!!!!
 うちは単行本であるよ。もう、ボロボロ。
誰が殺したクックロビン、の話しはとくに名作です。
 個人的に好きなのは、エドガーが記憶喪失になっちゃう話。

 アランやメリー・ベルの最期は・・・
厳密に言えばあの人たちはすでに死んでるわけだけど、存在が消える瞬間ってあっけないなんだなぁって、凄くせつない気持ちになりました。

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我一族、死せば風と飛ぶ塵と消え  そのゆく果てもなし・・。 「ポーの一族」を どど~ん!と紹介 エドガーとメリーベル美しさ。 魅力的なイギリスの貴族の香り。エッと思わせる話運び。 音楽が流れているような美しい詩の