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空の食欲魔人/川原泉

2006年06月09日
空の食欲魔人 Amazon
川原 泉
459211714X


「笑う大天使」の川原泉さんのデビューコミックです。
切なくて胸が「きゅ…ん!」として、大好きで大好きで彼のことを考えただけで苦しくて…部活の後片付けのとき、木の根っこに躓いて転びそうになって、彼がその腕で支えてくれて、そのまま見つめあって、抱きすくめられて、キ…ス…されちゃった…。嬉しいはずなのに涙が出ちゃう…の…は、どうしてなの?。
と言うタイプの(どんなタイプやねーん!!!!!)少女恋愛マンガばっかり読んできたわたしには、ちょっとこれ、衝撃でした(笑)。
「銀のロマンティック…わはは」を読んだ時も、ものすごい衝撃を受けましたねー。こんな「少女マンガ」があったのか~!!
さて、その川原さんのマンガは、わたしが読んできた「タイプ」とは、正反対の少女マンガ。だけど面白い!!今まで「酔ってた」のは、間違いだったのではないかと指摘されたような感じ。目からうろこ!!
独特のこの雰囲気は、多くのファンを魅了するわけですよ。
バリバリの少女マンガもやっぱり捨てがたいけど、このちょっと醒めて照れてる感じのマンガも、病み付きになるね。
それに、川原教授って呼ばれてるだけあって内容が哲学的というか、哲学的といっても清原なつのさんとはまた別のタイプの…。
言わば「川原先生に教えてもらったら、授業が楽しいかもしれない♪」と期待を抱かせる…そんな感じかな。と思いますが。

収録作品

●たじろぎの因数分解

数学だけがとっても苦手な藤枝さんと担任であり数学教諭である椎名先生。2人は親同士の再婚で同じ家に暮らす『義兄妹』になってしまいます。
先生にお弁当を作ったりするうちに、2人の距離が尚のこと縮まり…因数分解にたじろぐことがなくなって、ちょっとときめくようになった…という話です。途中、藤枝さんが見る夢⇒凶暴な因数分解式に襲われて、それを見る見る解いて行く椎名先生を「りりしい!」と見とれてる…という夢が印象的で笑える。
●悪魔を知る者

入江和馬は学校ではすごくにこやかで優しく優秀で、男にも女にも人気がある男。でもその実体は意地悪でいやしくて、悪魔のような男。知っているのは幼馴染であり入江社長の会社の社員の娘である若菜だけ。若菜にBFが出来そうになるといつも邪魔をする数馬。ほんとうは若菜が好きなんだよね(笑)

●真実のツベルクリン反応

恵子さんが見た夢は、結婚式で新郎に注射されそうになる夢。そんな折隣にお医者さんが引っ越してきた。息子の俊先生は、27歳だけど盆栽が趣味、縁側の日向ぼっこや緑茶が好きなタイプ。実は恵子もそうなんです。ふたりは意気投合。自分の失恋話をする恵子に俊先生は「ぼくは最初にあったときからいいなーって思ってた」と言います。ポッと顔を赤らめる恵子さんはツベルクリン反応のようだ…という話。地味なカップルの微笑ましさよ(笑)
あと、恵子さんの映画談義が面白かった。悲恋モノは大抵片方が記憶喪失になるか戦争にいくか白血病で死ぬ、糖尿病や直腸ガンじゃダメなのね、って言うの。(笑)


●花にうずもれて

花乃子は冷静沈着で笑わない少女。家庭教師の広瀬裕介は戸惑っている。でもそれには理由がありました。笑うと花乃子は花を出してしまうんです。
花を背負って出てくるのが定番の少女マンガでそれをギャグにしちゃった、ちょっと少女マンガにケンカ売ってる?みたいなおかしさのある可愛い作品です。


●空の食欲魔人

一橋みすずとパイロットの吉川弘文(27)お隣同士の幼馴染。売れ残り同士、結婚しようみたいなノリで申し込まれたみすず。しかし甘いムードは二人の間にはこれっぽっちもありません。寄ると触ると食べ物のことでケンカ(笑)小さい時にマーブルチョコをくれなかったとか…。で、ケンカの仲直りもやっぱり食べ物。おにぎりをもらって咽び泣きする裕介。美人のライバル(スッチー)が登場して、ちょっとヤキモキするみすず。そんなとき裕介がヘンテコな夢を見てなぜかそのことでイライラしたみすずさんは(美人のスッチーがイライラの原因なのだ)、裕介が作った夜食のおにぎりを投げつけてしまう。が、食べ物を粗末にするな!と逆に殴られてしまう。すっきりしないみすずを残して、裕介はフライトで飛び立ってしまった。
ところが、裕介が乗った飛行機が故障により着陸できないと言うアクシデントに!!!
空港に駆けつけてみれば、無事に着陸した裕介がいた!が、その隣にはいつぞやのスッチーが勝ち誇ったようにはべっているではないか。
が、みすずが冷静に差し出した握り飯に、喜び勇んでガッツク裕介にスッチー唖然(笑)
それにしてもさ、普通彼氏が「目をつぶってごらん」って言ったら、ステキなプレゼントくれるとか、チューしてくれるとかじゃないか?
この裕介ってば、飴玉を葉に挟んで…それも、一つじゃなくて8個挟んで「カンロ飴の前ならえ」だって…。この、とぼけた感じがいかにも~って感じですね(笑)

●進駐軍(G・H・Q)に言うからねっ!

たった一人の肉親であるおばあちゃんが死んで、ビルの掃除婦をしながら自活している松浦七緒と、不本意な結婚から逃れるために、恋人のふりをしてくれる女性を探している志貴正和。2人の利害が一致して、七緒は志貴の家に住み込みで働くことになります。
寝ぼけた時にヨダレたらす顔とか、ケーキを食べるときの間抜け面とか、なにもこんな顔にしなくても良いのに~~と思うけど、そこがこの川原マンガの面白いところですよね~♪

翔ままさん、reoさんにお借りしました。ありがとうございました♪

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[か行のマンガ家]川原泉 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
Re: はじめまして
たこさん、こんにちは。
いらっしゃいませ(*^_^*)
コメントありがとうございます!

お好きな漫画家さん、私と同じと言うことで
とても嬉しいです!
くらもちさんの「海の天辺」と「kiss+πr2」はくらもち作品の私の好きなトップ3とか5に入ります!

川原作品、実は借りて読ませていただいたものばかりなんです。
手元にはないのですが・・・。
一種独特の世界観、ある意味哲学的ですらありますね。
べたべたの少女マンガとは一線を画して独創的で、ファンが多いのも頷けます。
親子で同じ漫画を楽しんでおられるなんていいですね(*^_^*)
これからもぜひ、親子で素敵な作品を・・というか
おかあさんのオススメ作品をお子様に読んでいただいてくださいね。
うちの娘たちは私のオススメなんて読んでくれないんですもん。(^_^;)

これからもどしどし読んでください!ヽ(^o^)丿
ではでは、書き込みありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
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