2006年06月13日
![]() | 特攻の島 1 (1) 佐藤 秀峰 芳文社 2006-04-24 by G-Tools |
絵を描くことが大好きな渡辺裕三、福岡海軍航空隊の予科練の訓練生である。
特殊兵器への志願を問われ、ある島へ送られる。
そこで見た『生還を期さない兵器』とは、『回天』すなわち『人間魚雷』だった!生還率ゼロパーセント、巨大な鉄の棺桶…。志願兵たちは数ヵ月後には全員、この魚雷に乗り込み米艦に体当たりする。そして皇国三千年の危機を救え!!
渡辺は仁科中尉がこの『回天』を創案したと知り、「どんな思いでこの人間魚雷を作ったのか教えてくれ」と詰め寄る。
が、答えはなく、仁科は訓練で渡辺を回天に乗せた。
回天に乗ってみた渡辺は、回天には目がなく自分の位置を把握できないこと、小回りが効かない事、脱出装備もない、まるで真っ暗闇の中をブレーキのない車で走り回るようなものだと思う。
そして、この欠陥だらけの人間魚雷に乗って、死を賭すからには命を賭けるだけの意味が欲しい、犬死はしたくない、と思うのだった。
俺は死が怖い…
理由は死に意味を見つけられないからだ…
もしも死ぬ事に何か意味を見いだせれば…
死は単なる恐怖ではないはずだ…
そして死に意味を見つけられるのは…
生きる意味を見つけられた人間だけなのかも知れない…
あさみさんにお借りしました。ありがとうございました。
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Comment
8・31にコメントを管理人だけに見える設定で送ってくださったSさま。コメントありがとうございました。
先日の新聞で「震洋」と言う名前を初めて知りました。特攻というと「回天」「神風」などしか知りません。震洋って5メートルほどのベニヤ板のような粗末な木材で作られたボートだったそうですね。そこに爆薬を積んで…。
その他に自分で機雷を抱いて潜水員が突撃する「伏竜」と言う名前の攻撃もあったとか。あまりにも無残で人の命を軽んじている、私たちの知らないことがたくさん戦争にはあったのだなぁと思うと、何も知らないままに過ぎるよりはこうして、当時のことがわかり、そして改めて平和への願いが強まることを念じてやみません。戦争を憎む気持ちでいっぱいです。
先日の新聞で「震洋」と言う名前を初めて知りました。特攻というと「回天」「神風」などしか知りません。震洋って5メートルほどのベニヤ板のような粗末な木材で作られたボートだったそうですね。そこに爆薬を積んで…。
その他に自分で機雷を抱いて潜水員が突撃する「伏竜」と言う名前の攻撃もあったとか。あまりにも無残で人の命を軽んじている、私たちの知らないことがたくさん戦争にはあったのだなぁと思うと、何も知らないままに過ぎるよりはこうして、当時のことがわかり、そして改めて平和への願いが強まることを念じてやみません。戦争を憎む気持ちでいっぱいです。
ayaさん、いらっしゃいませ♪
TB返しとコメントありがとうございました。
>読んでる漫画がかなり重なっています(笑)
そうですよね。
わたしもayaさんのブログを見て
なにか、近しい感じを覚えましたよん。
今後ともよろしくお願いしますm(__)m
TB返しとコメントありがとうございました。
>読んでる漫画がかなり重なっています(笑)
そうですよね。
わたしもayaさんのブログを見て
なにか、近しい感じを覚えましたよん。
今後ともよろしくお願いしますm(__)m
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