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美貌の果実/川原泉

2006年06月21日
美貌の果実
川原 泉
4592115783

『大切にしたいね ボクらの第一次産業』をキャッチフレーズとした『愛と家畜と作物の感動物語!!!』
収録作品は↓

●愚者の楽園---8月はとぼけてる
●大地の貴族---9月はなごんでる
●美貌の果実---10月はゆがんでる
●架空の森

相変わらずほのぼのとしてて、少女マンガからはちょっと外れてるようなちょっと異色のラブコメディ!面白いですよ♪


●愚者の楽園---8月はとぼけてる

九州南部のぬくい県、K県I市が舞台です。
本州から一年前に転勤してきた姫野家の、二女麻子さんが夏休みの補習に行く途中、熱帯植物の園芸農園、その名も「日本農園」のヤシの実が頭に直撃して倒れてしまったことから、その農園の若き経営者、安楽史郎と知り合いになり、トロピカルな果物欲しさに夏休みのバイトを申し出て、働きながらトロピカルフルーツを食べながら、安楽さんに惹かれていくという話です。
「わたしは生まれながらの農業人なのだ」と悟る麻子さんが面白い!農業をテーマにしたマンガは「GREEN(二ノ宮知子)」と言う傑作があるけど、あちらはロマンスがメインテーマであるのに対しこちらは、本当に農業を目指す麻子さんが微笑ましい!
安楽さんを「マスター」って呼んだりして(笑)アンクルトムじゃないんだからやめなさいなんて言われてるのがおかしかったり。
安楽さんの友だちと、麻子さんのお姉さんたちのロマンスも見ものですよ♪


●大地の貴族---9月はなごんでる

今度は北海道です。クララ牧場の若き経営者、倉沢智彦青年と、その牧場のとなりの別荘にやってくるお嬢様鷹司郁子さん(もちろん聖ミカエル学園の短大2年生)とのラブロマンスですが、これはなんと言ってもその主人公たちの馬や牛の活躍に注目したい!川原さんのマンガって「食べ物」「夢」と、そして「動物」が結構面白い役割をしてて「笑う大天使」では犬のダミアン、「銀のロマンティック…わはは」ではこれも犬のポチ…などと言う風に、インパクトが強い!!
今回は、あるじたちを結びつけようと、八面六臂の活躍をする、クララ牧場のバース(牛)と、郁子さんのサラブレッド、フォンタナ・ゴールド。2人は、いや2頭は犬猿の仲なんだけど、そこに野心をもって郁子に近づく緋川家のバカ殿、信之を排除すべく強力なタッグを組むってところが面白いんです。
また、こいつの馬が憎たらしい!スター・ハーベストって名前なんですけどね。それぞれ、馬も牛も人間として描かれてるのですよね♪
こいつらが智彦にハッパかけるんですよ。早く郁子のところへ行けーって。そして、智彦は颯爽と郁子をさらいに行く。バース(牛)に乗って!!(笑)
ああ、こう言う感覚が好き。たまりませんね♪

●美貌の果実---10月はゆがんでる

今回はちょっとほろっとします。泣けます。
舞台は甲州、ぶどうの産地。そして葡萄農家とワイン製造をかねる「秋月ワイナリー」の娘、菜苗が、父親と兄を一緒に亡くし、ワイナリーの後を継いで守り立てていくと言う話です。
甲州葡萄の起源って言うのが、行基上人だったのですね。で、その行基が秋月ワイナリーのために葡萄の精を呼び起こし、100年にわたって育ててくれた恩を今返せ、と言うのです。
ここにある父と幼子が登場します。ふとしたことで知り合ったその幼子は、都築七実ちゃん、その父親はお酒の販売メーカー「リーガル」の社長なんですが…。この七実ちゃんのたどたどしい言葉遣いはピノコ顔負けで可愛いですね~~(笑)。この子が、危機に陥ったとき、助けたのが葡萄の精。その場面がかなりぐっときます!

人々は 時々ばかげて
情けなくて
救い難くはあるけれど
母なる大地よ
父なる自然よ
お願いだから見捨てないで





●架空の森

静寂を好む苑生さんと、おしゃべりなおしゃべりな織人くんのちょっと変わったラブストーリーです。
この少年がちょっとえなり○○きみたいに感じるのはわたしだけ?でも、長じてはかっこいい人になるんだよね。逆に苑生さんは、着ぐるみキャラに?こんなの着てお見合いにいったら、たいていは振られるよね(笑)


コミック文庫が手に入れやすいかも↓

美貌の果実
美貌の果実
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6.21
川原 泉著
白泉社 (1995.9)
通常24時間以内に発送します。
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[か行のマンガ家]川原泉 | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
いらっしゃいませ。 COBOOさん。ご指摘ありがとうございます。直しました。
時々ボケてしまいます(^^ゞ
ご指摘に感謝です。<m(__)m>
はじめましての、通りすがりですが、
信之"さん"の馬はスターハーベストでは?

バースとフォンタナゴールドにけしかけられる智彦"様"のシーンは涙物です(T^T)
翔ままん♪
いらっしゃーい♪コメントありがとう!忙しいのに来てくれて嬉しいよん。
わたしは今回こそはお借りした川原作品すべて感想アップするつもりなので、いちいちコメントつけていただいてたら大変だよ。なので、覗きに来てくれるだけでも嬉しいからね。コメントは気が向いたらお頼みしますね♪
「大地の貴族」はわたしも大好き!あの馬とか牛とかが面白いわ、あの発想がすばらしいのです!
「美貌の果実」は泣ける~。
次にレビューを書くつもりの「フロイト1/2」も、じんわり泣けるんだよねぇ。
笑えて泣ける、川原さん最高です。もうしばし、貸して置いてくださいね。ありがと♪
やっぱり川原さん♪
 すっかりご無沙汰です~(汗)。川原さんの、前回前々回の記事にもコメントできてないですね。しっかり読ませていただきましたよん♪
 でも私、ファンでありながら、多分まったく感想書いてないのでショートさんのをそっくりそのまま自分のサイトに載せたいぐらいです(笑)。
 「美貌の果実」、私何度読んでもウルウルしてしまいます。でもこの本の中で一番好きなのは「大地の貴族」です。郁子さんがついフラフラ~と手早く食事の支度をするところがすごく印象的で。
 ところで、新刊「レナード現象には理由がある」を昨日購入しました。やっぱり川原節は健在でした。そのうちお貸ししますね~。

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