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小椋冬美作品

2006年10月05日
4088643143マルガリータ
小椋 冬美
集英社 1997-08

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4088640918オリーブの木陰
小椋 冬美
集英社 1991-12

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408864056X夢の人たち
小椋 冬美
集英社 1990-07

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小椋冬美さん、なつかしいです!
わたしがかつて少女であった頃、『りぼん』を『別マ』と共に読んでいた時期がありまして、そのころ人気が出ていたのじゃないかなぁ。
すっごく印象に残ってるのは『金曜日にはママレード』と言うタイトル。
実は、内容は全然覚えてないんです。わたしが読んでいた頃は読みきりが多かったし(りぼん自体読みきりの多い雑誌だったような??)この『金曜日にはママレード』も読みきりだったようだしね。
でも、とってもオシャレなタイトルだと感じて、新鮮だった。
ママレード、ですよ。マーマレードじゃなくて。当時わたしたちはたしかママレードとは発音せずに、マーマレードと伸びやかに発音していたので、まずはママレードという洗練された響きにうっとりしたものでした。
(実際はあの苦さが苦手だった)
で、当時の漫画のなかの少女たちって、今でもそうだけどめっちゃくちゃ細かったですよ。陸奥A子さんや田淵由美子さん(当時のりぼんの人気作家)なんて、もう体脂肪=6%くらい?、BMI=15くらい?の、かりんこりんに痩せた棒足の少女たちを描きなすって、ぶっとい足のわたしなんぞは彼女たちが羨ましくてたまりませんでした。あんな足になりたいわぁ…と。
小椋さんの描く少女って言うのは、その中でもたしかに細いし痩せていたと思うけど(りぼん系のコミックはあんまり持ってなくて、小椋さんの当時の漫画も全然コミックなどがないので、記憶が違っていたらゴメンなさい)どこか、まろやかで女の子らしく…田淵さんや陸奥さんの登場人物たちが「おんな」であることを拒否しようとするかのように性的に未発達な印象を受けたのに対し(今思えばですけど)砂糖菓子のような少女、食いつきたくなるような(おっさんか!!^^;)…と言う印象でちょっと異彩を放っていたと思いますが…。
カラーの絵がまたきれいで。真っ白な顔の頬やくちびるだけがほんのりとピンク色、そして手足は指の先っちょや膝などの関節にピンク色がつけてあり、ほんとに抱きしめたら柔らかくっていい匂いがするのだろうな…と、思うような少女の絵でした。当時はそんな風に具体的に思ったわけじゃないけどね。でも、なんか、特別な感じがしたなぁ。


マルガリータ

その小椋さんが書いたレディースもの。
登場人物があまりにも肉感的でセクシーさを前面に出してるんで、ビックリしました。特に「マルガリータ」の主人公の藤子。すっごいナイスバデェで胸もでっかいんです!!くちびるもぼってりと分厚くて…(流行したよねたしか)総じてこの一冊の中の登場人物たちはみんな太め。それだけに、少女たちとは違う大人の恋愛を見事に描いてますね。
結婚、そんなものが見えてて焦りと言うか不安と言うか、そう言うマイナスの心を抱えてる主人公たちが、今一歩を踏み出すことの難しさを痛感している…子どもだったら迷いもなくその一歩は踏み出せるのに…オトナだからこそためらってしまう、そんなこころの機微が見事に描かれているのですが、どの物語も最後は気持ちよくハッピーエンド。勇気を出したご褒美に幸せを貰えるよと、読者の背中を押してくれるような小編集です。

収録作品
●マルガリータ…97年5月
●春に降る雨…97年2月
●蜂蜜…96年12月
●ひまわり…94年6月
●ラ・メーラ…95年9月
●サファイア…94年1月
●真珠の夢…93年5月
  すべて集英社ヤングユー掲載

オリーブの木陰

妻に突然「わかれましょう」と言われ、家を出て行かれた国木田。理由は全然分からない。妻も言わない。しかし、家を出た後も国木田を呼び出してみたり、家に戻って買い物や掃除をしたり…しかし、また用事が済むと出て行く妻に、国木田は「なぜ?」と考え込む。
あるとき、息子と遊んでいる妻を見つけて、その姿を眺める国木田は「彼女はかつてぼくの恋人だった」と、思うのだった…。

++++

この夫婦って言うのが外国映画に出てくる夫婦みたいにカッコいい。
映画『ローマの休日』を見終えて、まだ恋人にもなっていなかった当時の妻が、国木田に「あなた、さっきの俳優に似てる」と言うのですよ。グレゴリー・ペックですよ、それに似てるなんてカッコいいってことですよね!(笑)

要するに妻は、恋人時代のトキメキを取り戻したいと思ってるようです。
でも、一緒に暮らす夫婦にそれって可能なのかな?
夫婦も20年以上やってると、トキメキなんてあったのだっけ?と思うほど、昔のことだしね…。
それぞれの夫婦の形があるのでね…。…フェードアウト…。


収録作品
●オリーブの木陰…86年№2
●イエロー・リボン…90年1月
●グリーン・ベルベット…90年2月
●デイジー…90年7月
●夏の休暇…90年9月
●あなたの青空…91年9月
  ヤングユー掲載


夢の人たち


アンティークの店を持つ34歳の海堂。隣の洋食屋の看板娘、未都里は彼が好きらしく何かと世話を焼きにやってくる。まだまだ家が建て込んでいないその界隈は、山と野原の間に真新しい家が建ちはじめていて、現実感がないどこか夢のような景色だと、海堂は思う。
そんな街に住む人々の日常を切り取った物語。

好きな人のことが気になったり、学校に行きたくなかったり、男の子と付き合うのが面倒だったり、休日が終るっていうとため息が出たり…
そんななんでもない心の機微が淡々と、やさしく描かれていて、まさにふっと見てしまう白昼夢のようなものがたりです。

収録作品
●夢のひとたち…ヤングユー88年9月号~90年5月号
 第1話:カレン
 第2話:ジャン・ピエール
 第3話:青木くん
 第4話:成美
 第5話:香子
 第6話:カレン その2
●ダークランド…ぶ~け88年10月号


ブラッドさんにお借りしました。
ありがとうございました♪
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[あ行のマンガ家]他 | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
エイシロウさん、コメントありがとうございます。
男の方にも、小椋冬美さんはいいですか!
分かる方がいらっしゃって嬉しいです♪
懐かしい~
小椋冬美は僕も大好きな作品です。

思わず僕も、ブログに書いてしまいました。
ブラッドさん♪ありがとうございました。
線の細い夢見がちな少女…
そう!!
ほんとに、ぼ~~~~っと、夢を見ているような感じの少女たちを描かれていましたよね。
自分とは明らかに異質な感じがしました(笑)
それが今、こんなに肉感的なぽちゃぽちゃした大人の女を描くようになったのですねぇ
考えてみれば、陸奥A子さんも、レディース部門で活躍してらっしゃるようだし、当時の作品とみなさんおもむきが違い、でも、基本的なイメージはそのままで描かれてるのが嬉しい。
垂れ目、好きですか(笑)
外国の俳優みたいですよね。ほんと。
ああ、ごめんなさい。
貸しておきながら、ほとんどの内容を覚えていなかったりします。。。
そんな風に、小椋さんの作品はそんなにインパクトのあるストーリーじゃないのですよね。
でも、岩館さんやくらもちさんのように独特の世界観を持っていると思うのですよ。
女性の丸い体のラインは、特に個性的ですよね。
で、shortさんの既読リストではお見かけしなかったので、適当に見繕ってみました。(^^ゞ
shortさんと同時期に読んでいた昔の作品も好きなんですけど、より世界観が完成されてそうなものを選んだつもりです。
小椋さんの作品で好きなのは、男の人がみんなタレ目で可愛いところです。

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