2006年12月17日
![]() | テレキネシス山手テレビキネマ室 3 (3) 東周斎 雅楽 芳崎 せいむ 小学館 2006-11-30 by G-Tools |
「金魚屋古書店」でブレイク中の芳崎さんの「映画ばかのための漫画」テレキネシスです。
1巻2巻の感想はこちらです。
実はわたしは「金魚屋古書店」も良いけどこっちのほうが人間ドラマとしてよく描けてると思うのです。
社会の中で組織の中で生きることの難しさとか、本音と建前の折り合いというか、そういうものを、そういうものにまったくとらわれない東崋山という主人公によってえぐると言うか。
印象に残った漫画の内容は・・・
崋山と信夫君が飲みながら父親の話をしている。
信夫君の父親は義理の父親だけど、とっても尊敬してよい関係にある。
それは過去のある事件がきっかけでした。
義父を疎ましく思った信夫は不良グループに入り、あるとき警察沙汰にまでなってしまう。しかし、そのとき信夫は実は無実だったのだ。
警察から釈放される信夫を迎えに行った義父は、信夫を補導した警察に「信夫に謝ってくれ」と
詰め寄る。
そして自分自身も信夫に深々と頭を下げたのだ。
信夫と義父が気持ちを通わせあうことの取っ掛かりとなったこのエピソード、実は信夫の実の父親が関係していた。
実の父親は、信夫から見てもどうしようもない男であったが、父親として信夫を思う気持ちは真実のもので、補導されても信夫を信じていたのだ。
父親が無条件で信夫を信じる姿を目の当たりにして、義父も気持ちを入れ替えた・・・。
しかし、義父はそれを今まで口に出せずに来たのだけど、いま、その実の父親が余命いくばくもないと知り、信夫に会わせてやりたいと考える。そのために、自分の「弱み」でもあるその過去を信夫に告白する気持ちになったのだ。
本当の家族は「弱みを見せ合うことが出来るもの」
またひとつ、信夫は義父と絆を深め合ったのだろう。
この信夫と義父が崋山に薦められてみた映画が、この作品のタイトルともなっている「アラバマ物語」。
なんと、この作品で主演のグレゴリー・ペックが「アラビアのロレンス」のピーター・オトゥールを抑えてオスカーを受賞したいわくある作品だそうです。
監督はロバート・マリガン。
アメリカ史上最高にして最良の父親を描いた作品だそうです。
わたしも、この映画は見たい!
ちなみに、監督とペックのタッグでは「レッドムーン」と言うのも面白そうです。
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