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バガボンド/井上雄彦

2007年02月07日
久しぶりに「バガボンド」の続きを読みました。
いったい何巻まで読んだのかも覚えてないぐらいなんですが
小次郎編になってからの途中で・・・。

今回15巻から22巻までの8冊。
一気読み!!

今回も泣けた~。
まず、自斎との分かれの場面で泣けました。
自斎の、小次郎を思う気持ちに泣ける。
才能があるからこそ、剣によって命を危うくする
それがわかっているから、教えたくない
教えたくないと口では言いつつ
教えている。
だけど、手放したくない。
わかる、わかる。
耳が聞こえないから不憫もあって
手元に置いておきたい。
可愛いから。わかる。すっごくわかってしまう。
しかし、結局手放すことに・・・。

そのあとも、ひとりで小次郎を思う自斎の姿に涙。

落ち武者との対決も迫力があったなぁ。
当時、ほんとうにこんな感じだったんでしょうね。
明智光秀なんかも落ち武者狩りにやられたとのコト
これではどんな武将も逃れられない!と言う感じがします。
ここで登場した定伊たちの一群。
彼らがよかった!
すごく好きになってしまった。
でも、出会ってしまう。
出会ったからには、どちらかが死ぬまで戦うのだけど
小次郎が倒れるわけには行かないんだから
相手が倒れるのでしょう。
しかし、倒れる相手にもひとつひとつの命があり
人生があり、想いがある。
一人死ぬごとに泣けてくる。
特に、定伊が死んだときに巨雲の涙・・・。
つらい戦いだったけれど、でも、なぜか
「よかったね・・・」と、思えるから不思議。

しかし、がつがつしていない小次郎の姿は
ある意味、武蔵よりもカッコよいですね。
武蔵に戻ったとき、武蔵が変な顔に見えたもん(笑)

でも、武蔵は武蔵でやはりカッコよかった。
どこまで話が進んでいたのか
忘れてしまってるけど(笑)
武蔵には笑いがあるのがいいよねぇ(笑)

吉岡兄弟も、小次郎との対決の場面もあって
長丁場で見ると、すごく愛着がわいちゃって。
(武蔵と出会う前に小次郎と対決していたのね)
清十郎と武蔵の対決シーなんて切なくなってしまった。
胤舜とのたたかいみたいな結末になったら良いのになぁ。
とくに、仲が良くないように見えていたあの兄弟が
実はお互い思いあっていたという、、、
泣ける泣ける。


普通は人を殺すのは何が何でもイヤ。
感情的には「こいつ、殺してやりたい」と、思う登場人物は
いくらでもいるけど、実際自分が好きなキャラには
人殺しをしてほしくない。
でも、「バガボンド」だけは別・・・かも。
好きな登場人物が死んだら泣けてくるんだけど
その死を受け止められるような・・・。
それが井上さんの手腕と思うのだけど。
命を掛けた戦いでは、
勝つよりも死ぬほうが充足感を味わえるのではないか?
とさえ思いました。
みんな幸せそうに死んでゆくのですもん。
勝った小次郎も武蔵も喪失感を味わうのに。




井上さんの漫画を読めて幸せ。
このひとの漫画がなかったら人生の10分の一ぐらいは
味気ないものになってると思う。
いや、8分の1くらい?
5分の1くらいかも。
心を鷲づかみにされます。
ぎゅぎゅぎゅ~~~~~~っと・・・。


今回はブラッドさんにお借りしました
ありがとうございました!!

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[あ行のマンガ家]井上雄彦 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
ブラッドさん、ほんとにありがとう!
今日もまた読んでしまいました。
今日も、定伊の死の場面で泣けました。あの「弟」の死の場面も。
そして、清十郎に稽古をつけてもらいたがる伝七郎の涙にも。
登場人物がすべて魅力的で、どの人も死んでほしくはないんですが、でも、彼らの死に場所がそこにしかないと言うのが、この作品からは伝わります。
これが武士なんですね。
侍って、こう言う生き物だったんですね、と。すっごい説得力があります。
小次郎も好きだけど、武蔵もやはり好き。
続きが早く読みたいけど結末は見たくないような、先に延ばしたいような。
まだまだ続きますか?
それはそれで嬉しいけど、早く読みたい。
終るまで死ねませんな(笑)
\(◎o◎)/!すごい。
本日着、本日読了、本日upってヤツですか?

そういえば、私も人が死ぬのは嫌なのだけれど、この作品はその「死」というものを突き詰めて描いてあるので、嫌悪感がないですね。
なんというか綺麗事ではなく、重く扱った上での男の美学、のような。
武蔵と小次郎は、そのあまりに有名な決闘シーンゆえ、結末を知っているのが残念ですが、小次郎、いいですよね。
飄々とした天才肌、好きです。
でも、ここに描かれている人間臭い武蔵に肩入れしちゃいますけどね。
漫画の中ではかなりゆっくりした時間の流れなので、まだしばらく楽しめそうです♪

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