2007年04月17日
まず、ベースになっている「柔らかい角」ですが、これかなり好きなお話の一つなんですが、真火がなんで女の子なのか。
しかも、この真火役の女の子、あんまり可愛くない・・・。いや、実際のこの子はきっと可愛いと思うよ。子どもらしいあどけない顔がおばさんは大好きです!可愛い女の子だと思う!でも、撮り方が悪いよ。
で、肝心のシーン、耳を押さえてパタ、ポトと角が落ちる、これがない~。耳をふさがなきゃ。耳をふさいだ時に角が落ちなきゃ。これはとっても残念でした。
そして虹郎とトコヤミを上手く絡ませた「筆の海」。これはまぁ良かったのですが(たまが特に良かったねぇ)、ちょっとおどろおどろ過ぎると思った。まるでホラーではないか。それに、何でギンコが廃人になったのかが分からない。廃人になったギンコがきっと、虹郎と一緒に虹蛇を探し当てた時にそこに光脈筋とか光酒とか見つけて浴びたりして、それですっきりと治るのかと思ったりもしたんですが、そうではなくて「なんとなく」徐々に癒されてました。いったいギンコが廃人になった事はなんか意味があったのか?まるで意味不明。
虹郎が探し当てた虹蛇(こうだ)にしても、全然綺麗でもないし雄大でもないし感動も何もない。もっとなんかこう、心に響くような神々しさみたいなものが欲しかったのにあっさりとしすぎ。本とにただの「虹色の蛇」そのまんまでしたな。
さてさて、一番イヤだったのはギンコが虹郎に「痰幽が好き」と告白した事です。ギンコがそんな直接的なことを言ってはいけないじゃありませんか。興ざめしてしまったよ。「あの二人は実は思い合っているのだろうな・・・にひひ」と読者が勝手に想像してニンマリするのがいいんじゃないですか!絶対にあの言葉はいただけなかった。
あと、どうしても突っ込みたいのはヌイのキャラクター造形です。途中までは良かった。原作そのもののヌイ。カッコよく凛としてそれでいて温かく・・・。
でも、ギンコ(ヨキ)に縋って取り乱し、やがては哀れな姿になってもまだヨキを探している。あの最後の小屋での出来事はなんでしょうか。(あの同伴人が死んだ子どもを川に捨ててたのはナンだったんだ?あの同伴者そのものの存在も謎。)このヌイにも興ざめでした。ヨキの事を思って突き放すヌイ、自分のコトは放っておいても良いからお前は日の当たる場所に帰りなさいと、それがヌイの姿であって欲しい。「行くなー!」は絶対にないよ。
最後にギンコはヌイを結局殺してしまう(蟲の手にゆだねると言うか)訳ですがアレもなんだかなぁ・・・。
あと一つ言わせてもらえば堂々と放送禁止用語を使いましたね。わたしはそういう言葉を(どこで線引きするかは難しいし、わたしも知らず気付かず使ってしまう場合もあると思うけれど)なるべく子どもに聞かせないように気をつけているつもりなのですが(年を取ってる人たちは簡単に使うので焦ります)あまりにも堂々と、その言葉が登場したので面食らってしまいました。
そんなこんなで、映画が終わったあと子どもたちと突っ込みまくり。大いに盛り上がりました。そういう意味では非常に楽しかったのですが・・・。やっぱりアニメがあるからねぇ~。アニメほどの完成度、映像の美しさといい音楽の印象度といい、映画には絶対に太刀打ちできないと思う。
かなり辛口でごめんなさい。個人的な感想なのでご容赦を
しかも、この真火役の女の子、あんまり可愛くない・・・。いや、実際のこの子はきっと可愛いと思うよ。子どもらしいあどけない顔がおばさんは大好きです!可愛い女の子だと思う!でも、撮り方が悪いよ。
で、肝心のシーン、耳を押さえてパタ、ポトと角が落ちる、これがない~。耳をふさがなきゃ。耳をふさいだ時に角が落ちなきゃ。これはとっても残念でした。
そして虹郎とトコヤミを上手く絡ませた「筆の海」。これはまぁ良かったのですが(たまが特に良かったねぇ)、ちょっとおどろおどろ過ぎると思った。まるでホラーではないか。それに、何でギンコが廃人になったのかが分からない。廃人になったギンコがきっと、虹郎と一緒に虹蛇を探し当てた時にそこに光脈筋とか光酒とか見つけて浴びたりして、それですっきりと治るのかと思ったりもしたんですが、そうではなくて「なんとなく」徐々に癒されてました。いったいギンコが廃人になった事はなんか意味があったのか?まるで意味不明。
虹郎が探し当てた虹蛇(こうだ)にしても、全然綺麗でもないし雄大でもないし感動も何もない。もっとなんかこう、心に響くような神々しさみたいなものが欲しかったのにあっさりとしすぎ。本とにただの「虹色の蛇」そのまんまでしたな。
さてさて、一番イヤだったのはギンコが虹郎に「痰幽が好き」と告白した事です。ギンコがそんな直接的なことを言ってはいけないじゃありませんか。興ざめしてしまったよ。「あの二人は実は思い合っているのだろうな・・・にひひ」と読者が勝手に想像してニンマリするのがいいんじゃないですか!絶対にあの言葉はいただけなかった。
あと、どうしても突っ込みたいのはヌイのキャラクター造形です。途中までは良かった。原作そのもののヌイ。カッコよく凛としてそれでいて温かく・・・。
でも、ギンコ(ヨキ)に縋って取り乱し、やがては哀れな姿になってもまだヨキを探している。あの最後の小屋での出来事はなんでしょうか。(あの同伴人が死んだ子どもを川に捨ててたのはナンだったんだ?あの同伴者そのものの存在も謎。)このヌイにも興ざめでした。ヨキの事を思って突き放すヌイ、自分のコトは放っておいても良いからお前は日の当たる場所に帰りなさいと、それがヌイの姿であって欲しい。「行くなー!」は絶対にないよ。
最後にギンコはヌイを結局殺してしまう(蟲の手にゆだねると言うか)訳ですがアレもなんだかなぁ・・・。
あと一つ言わせてもらえば堂々と放送禁止用語を使いましたね。わたしはそういう言葉を(どこで線引きするかは難しいし、わたしも知らず気付かず使ってしまう場合もあると思うけれど)なるべく子どもに聞かせないように気をつけているつもりなのですが(年を取ってる人たちは簡単に使うので焦ります)あまりにも堂々と、その言葉が登場したので面食らってしまいました。
そんなこんなで、映画が終わったあと子どもたちと突っ込みまくり。大いに盛り上がりました。そういう意味では非常に楽しかったのですが・・・。やっぱりアニメがあるからねぇ~。アニメほどの完成度、映像の美しさといい音楽の印象度といい、映画には絶対に太刀打ちできないと思う。
かなり辛口でごめんなさい。個人的な感想なのでご容赦を
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Comment
tooru itouさん、おはようございます♪
辛口で申し訳ない!みなさん結構いいよーとおっしゃっていたので、期待してしまったかも?
でもね、アニメと比べなくてもあの随所の設定の違いは決定的に受け入れられないものでした。
「好き」と「ぬい」がね~・・・。だめだめ、どうしても萎える~。
・・・とか言いつつ眠りもせず最後までしっかり見ちゃったんで、見るものを引っ張る力はあったのかな?(^^ゞ
辛口で申し訳ない!みなさん結構いいよーとおっしゃっていたので、期待してしまったかも?
でもね、アニメと比べなくてもあの随所の設定の違いは決定的に受け入れられないものでした。
「好き」と「ぬい」がね~・・・。だめだめ、どうしても萎える~。
・・・とか言いつつ眠りもせず最後までしっかり見ちゃったんで、見るものを引っ張る力はあったのかな?(^^ゞ
辛口感想のおかげで(笑)この映画の短所が良く分かって有り難かったデス(^o^)丿。
やっぱり、あのアニメを観ちゃったらねー!。実写でいくら頑張ってもアニメには勝てませんでふよ(笑)。むししの実写はむししてる「蟲師」アニメ絶賛人でふた(^o^)丿。
やっぱり、あのアニメを観ちゃったらねー!。実写でいくら頑張ってもアニメには勝てませんでふよ(笑)。むししの実写はむししてる「蟲師」アニメ絶賛人でふた(^o^)丿。
トミーさん、コメントとTBありがとうございました。
突っ込んだ部分以外は良かったと思うし、長いわりには結構飽きずに全編見られたので、映画としてはまぁまぁのデキかな~~。と。僭越ながら。。。(僭越すぎますでしょうか)
ともかく、ヌイがどうしても駄目。漆原さん、アレで納得されてるんだろうかと思ってしまいました(^^ゞ
突っ込んだ部分以外は良かったと思うし、長いわりには結構飽きずに全編見られたので、映画としてはまぁまぁのデキかな~~。と。僭越ながら。。。(僭越すぎますでしょうか)
ともかく、ヌイがどうしても駄目。漆原さん、アレで納得されてるんだろうかと思ってしまいました(^^ゞ
ちょいと意見は違うけど、トラバさせていただきました。あっと、なれのはてさんのおっしゃること分かります。おんなじこと思いましたもん。まー、でも他の マンガ → アニメ → 映画 または マンガ → ドラマ よりは数段良かったんでは無いかと。数はそんなに見てないですけど。
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