2007年04月25日
![]() | 舞姫(テレプシコーラ) 1 (1) 山岸 凉子 メディアファクトリー 2001-06 by G-Tools |
念願の「テレプシコーラ」をゲットしました!!
と言っても、実はまだ1巻だけなんです。
で、1巻を読んだ率直な感想は・・・・
めっちゃおもしろ~~~~~~~~~~~!!
まだたった1巻だけなんだけど、その面白さは半端じゃないです。
「ダ・ヴィンチ」に連載されていたんだけど、立ち読み程度に時々ちらちらっと覗いた事があり、いつになくカワユイ少女が主人公なのね・・・と、不思議な感じがしていて、世間の評判がそこまで良いのは何故なんだろうと思っていました。
が、やっぱりおりょーさま、さすがですね~♪
そろえます、そろえますとも!!
とりあえず今は決意表明だけ。(笑)
また、ちゃんとした感想は全10巻読んでからのことで・・・。
でも、一応1巻のあらすじを↓に。
ネタバレのため、未読の人はご注意くださいね。
![]() | 舞姫(テレプシコーラ) 2 (2) 山岸 凉子 メディアファクトリー 2001-12 by G-Tools |
![]() | 舞姫(テレプシコーラ) 3 (3) 山岸 凉子 メディアファクトリー 2002-10-23 by G-Tools |
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バレエにのめりこむ少女たちの物語のようです。(そりゃそうだ)
しかし、片方(主人公側)は顔も可愛いし育ちも良い。親がバレエの先生で教室を開き、コネ(というか、伝手というか)を持ついわば恵まれた環境であるのに対して、片方は顔が不細工で生活もどん底。とてもバレエなど夢見られる環境じゃないのに、なぜか一流の実力とそして謎の「師」がついています。この二人、二組の少女たちが今後どう言う風に関わっていくのか、ぞくぞくするような導入部の1巻です。
篠原六花(しのはらゆき)は小学5年生。親がバレエ教室の先生であり、姉の千花とともにバレエを習っている。でも、180度の開脚が出来ずそれは股関節がバレエ向きでは無いらしいと知り、バレエへの情熱が失せてしまう。千花は実力もあり認められていて、輝かしい未来が見える真っ直ぐな道を順調に歩いている。
丁度同じ頃、六花のクラスに転校生が来る。男のような顔の、家に問題のありそうなその少女は須藤空美(くみ)。六花は彼女の並々ならぬバレエの力量を肌で察し、気にかけていた。
空美の家庭環境は最悪。父親は飲んだくれで生活力が皆無。生活の糧は生活保護の他にはなんと、空美自身が幼児性愛者(いわゆるベトフィリアっていうやつですね)対象のポルノビデオに出演させられて、その報酬。つまり彼女は、被虐待児と言うこと。
空美の伯母にあたる女性が謎なのですが、空美のバレエの師匠なのね。彼女の「頭の上には一本の糸があるのよ!それは宇宙にのびている!足の下にもあるのよ。それは地球のマグマにむかっている。頭は宙(そら)を突き抜ける!足は地へもぐる立つキープ!」という指導がすごく印象に残る。自分はバレエもしないんだけど、なんかすっごく「はい!!」とひれ伏す厳粛な気分になりました。
空美もすごく素質も実力もある。驚かされるほど。
その練習姿を影から見ていた千花六花姉妹が、空美の「二重関節」などをみて「はっ!!」とするところなど、わたし自身は「二重関節」の何たるかも知らないんだけど、わたしまで「はっ!!!」と息をのんでしまう衝撃があった・・・。
ちなみに、この姉妹、ちょっと浅田舞ちゃんと真央ちゃんの姉妹みたい。と思うのはわたしだけではないよね?きっと。
で、今わたしが気になるのはこの姉妹のことよりも、断然空美方面です。彼女は生活環境もかわいそうなほど悪辣。しかも顔も容赦なく不細工だしね。なのに、背中や姿はバレエ向きの美しさ。そのギャップが面白いね。
あのどうしようもない両親のこともさることながら、あの炭水化物を一切食べない伯母は何者なのか。ピンクハウスだし。35歳だし。ちょっと岡村響子を思い出したよ。私生活では「イッ」ちゃってる感じなのに、バレエとなると「シャキン!!」とする、これまたギャップの激しさ。過去には相当の何かがあったんだろうと思わせられる。で、空美の母にしてもそこまで酷い思いをさせられても、なぜあの伯母や夫から離れないのか。その辺も「バレエ」に関係があるのだと思うのだけど。
これ、第1部10巻完結なんですよね。10巻で終わるんだろうか。うう、続きが楽しみです。
しかし、片方(主人公側)は顔も可愛いし育ちも良い。親がバレエの先生で教室を開き、コネ(というか、伝手というか)を持ついわば恵まれた環境であるのに対して、片方は顔が不細工で生活もどん底。とてもバレエなど夢見られる環境じゃないのに、なぜか一流の実力とそして謎の「師」がついています。この二人、二組の少女たちが今後どう言う風に関わっていくのか、ぞくぞくするような導入部の1巻です。
篠原六花(しのはらゆき)は小学5年生。親がバレエ教室の先生であり、姉の千花とともにバレエを習っている。でも、180度の開脚が出来ずそれは股関節がバレエ向きでは無いらしいと知り、バレエへの情熱が失せてしまう。千花は実力もあり認められていて、輝かしい未来が見える真っ直ぐな道を順調に歩いている。
丁度同じ頃、六花のクラスに転校生が来る。男のような顔の、家に問題のありそうなその少女は須藤空美(くみ)。六花は彼女の並々ならぬバレエの力量を肌で察し、気にかけていた。
空美の家庭環境は最悪。父親は飲んだくれで生活力が皆無。生活の糧は生活保護の他にはなんと、空美自身が幼児性愛者(いわゆるベトフィリアっていうやつですね)対象のポルノビデオに出演させられて、その報酬。つまり彼女は、被虐待児と言うこと。
空美の伯母にあたる女性が謎なのですが、空美のバレエの師匠なのね。彼女の「頭の上には一本の糸があるのよ!それは宇宙にのびている!足の下にもあるのよ。それは地球のマグマにむかっている。頭は宙(そら)を突き抜ける!足は地へもぐる立つキープ!」という指導がすごく印象に残る。自分はバレエもしないんだけど、なんかすっごく「はい!!」とひれ伏す厳粛な気分になりました。
空美もすごく素質も実力もある。驚かされるほど。
その練習姿を影から見ていた千花六花姉妹が、空美の「二重関節」などをみて「はっ!!」とするところなど、わたし自身は「二重関節」の何たるかも知らないんだけど、わたしまで「はっ!!!」と息をのんでしまう衝撃があった・・・。
ちなみに、この姉妹、ちょっと浅田舞ちゃんと真央ちゃんの姉妹みたい。と思うのはわたしだけではないよね?きっと。
で、今わたしが気になるのはこの姉妹のことよりも、断然空美方面です。彼女は生活環境もかわいそうなほど悪辣。しかも顔も容赦なく不細工だしね。なのに、背中や姿はバレエ向きの美しさ。そのギャップが面白いね。
あのどうしようもない両親のこともさることながら、あの炭水化物を一切食べない伯母は何者なのか。ピンクハウスだし。35歳だし。ちょっと岡村響子を思い出したよ。私生活では「イッ」ちゃってる感じなのに、バレエとなると「シャキン!!」とする、これまたギャップの激しさ。過去には相当の何かがあったんだろうと思わせられる。で、空美の母にしてもそこまで酷い思いをさせられても、なぜあの伯母や夫から離れないのか。その辺も「バレエ」に関係があるのだと思うのだけど。
これ、第1部10巻完結なんですよね。10巻で終わるんだろうか。うう、続きが楽しみです。
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Comment
トミーさん!
バランス、バランスよ!!
・・・すみません。まだ興奮しています(笑)
注文しました。Amazonでポチポチぽちっと。
近日中に読めると思います。
衝撃の結末、実は何処かで読んでしまったんですよね~。
ラストを知っているとちょっと衝撃が薄れるかもしれないけど、その分却って愛しさも増すかもしれません。
コレは読まないと、駄目!ですよね?(笑)
読み終えたらまたお話してください。
しばしお待ちを願います<m(__)m>
バランス、バランスよ!!
・・・すみません。まだ興奮しています(笑)
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近日中に読めると思います。
衝撃の結末、実は何処かで読んでしまったんですよね~。
ラストを知っているとちょっと衝撃が薄れるかもしれないけど、その分却って愛しさも増すかもしれません。
コレは読まないと、駄目!ですよね?(笑)
読み終えたらまたお話してください。
しばしお待ちを願います<m(__)m>
こんにちわ~。
テレプシ~、まだだったんですか~。(すいません偉そう)
早速トラバしてしまいました。私の方は10巻の感想。内容は、ばらしたくなかったので歯にものが挟まったような感想で、ごめんなさいね。ぜひ10巻まで一気読みしてください!!衝撃の結末がお待ちしております。
引退しているような24年組さんもいる中、山岸先生、萩尾 望都先生など、いまだ問題作を発表されている方は凄いですね~。連載途中から買い始めたので、8・9・10巻はイライラしながらコミックスが出るのを待ってました。間違いなく山岸先生の作家生活後半の傑作になると思います。
テレプシ~、まだだったんですか~。(すいません偉そう)
早速トラバしてしまいました。私の方は10巻の感想。内容は、ばらしたくなかったので歯にものが挟まったような感想で、ごめんなさいね。ぜひ10巻まで一気読みしてください!!衝撃の結末がお待ちしております。
引退しているような24年組さんもいる中、山岸先生、萩尾 望都先生など、いまだ問題作を発表されている方は凄いですね~。連載途中から買い始めたので、8・9・10巻はイライラしながらコミックスが出るのを待ってました。間違いなく山岸先生の作家生活後半の傑作になると思います。
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