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つる姫じゃ~っ!(最終巻)/土田よしこ

2007年05月11日
先日おともだちのくままさまが、「つる姫じゃ~っ!」の最終巻を貸してくださいました。感謝感謝です!
大好きだったけど、その最終回や結末を知らないマンガって言うのは、結構あるような気がしますね。「つる姫」なんてその代表格かも。他にはやっぱり「りんご日記」とか「フーちゃん」とか、今思えばどうやって終わっていったんだろう?と言う感じ。
あと、恥ずかしながら「ハイティーン・ブギ」なんか最後まで読んで無い・・・。人づてになんとなく結末は聞いたことがあるような無いような・・・。そう言えば「アタック№1」なんかも、つい最近全作読んだしね。ドラマの時です。ともかく、そんな風に「最終回」です!

そもそも、「つる姫じゃ~っ!」は1973年に週間マーガレットで連載開始、1979年まで連載されました。1975年には第4回日本漫画家協会優秀賞を受賞しています。(ウィキペディア

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これは、わたしの持っている「つる姫じゃ~っ!」集英社コミックの8巻(第一刷ですよん♪)と、今回お借りした最終巻は中公コミック・スーリ版。

さてさて、最終回にはわれ等がつる姫、どんな騒動を巻き起こしているかと言うとですねぇ~。昭和53年から54年にかけての年末年始に、読者に暮れの挨拶を要求したり、午年から未年に代わるのでその両方の肉を食べるパーティーをしようと思い立つ。そこで羊と馬を上手くたぶらかし城に呼びつけます。捌くために姫は包丁を研いで・・・いっしっし。
しかーし、結局つぶらな瞳のカワユイ羊や馬たちを「捌く」ことができなかったつる姫が愛しいのですよね!
++++++++++++++++++
そのほかにはアマゾンからつる姫の叔母さんがやってくるお話も。雪おばさん、実はつるの父上、殿様が好きだったのね・・・。つる姫は母親のように、姉のように雪さんを慕うんだけど、結局アマゾンに帰っていった雪おばさん。去っていったおばさんを思って泣くつるがやっぱり愛しいです。
++++++++++++++++++
おはなちゃんと編み物を一緒にする約束をしていたつる、でもおはなちゃんがお母さんとの約束を優先させて、つるとの約束をドタキャンしてしまい傷つきます。イネさんに癒してもらいに行くけど、イネさんはほらあんな調子だし・・・(笑)「泣けばかあちゃんがくるのか」なーんてキツイことばを。でもでも「寒いから泣いてる」とごまかすつるを電気毛布の布団に入れてやったり「チチ吸うかい?」なんて(笑)不器用に慰めるのです。
++++++++++++++++++
2月26日はよしこせんせーのお誕生日(笑)で、先生に誕生日のプレゼントを買うことにしたつる姫(と言うか『なにもしないですむ人じゃないし』つる談)お化粧品を買おうと思い立つ。丁度新しい商品のキャンペーンが始まっています。あの「薔薇戦争」のトシ。某S堂が「「劇的な劇的な春です」で、レディーオスカルを起用。某Kボウはオリビア・ハッセイの「君は薔薇より美しい」です。両方のメーカーに(ここでは死生堂と金棒)に顔の半分づつそれぞれのメイクを施されて、つる姫しまいにゃアシュラ男爵だよ~~!!
++++++++++++++++++
さて10巻のメインテーマと言っても良いかもしれませんが、つる姫が長屋を借りて一人暮らしをするお話がありますね。
日ごろの行いのあまりの悪さについに、お城を追放されてしまったのです!!と言うのは嘘で、単なる部屋のリフォーム。憧れの一人暮らしを嬉々として友達に宣伝しまくるつる姫ですが、いざ連れて行かれたのは、めっちゃくちゃみすぼらしい長屋・・・!
その名も「アンモニアハイツ」・・・(笑)
姫の隣の住人は、しぼんだおっ●い丸出しの金貸しカマばーさんだし、風呂はドラム缶の風呂でお湯をずっと変えてないというし、朝は早くからミッシェルと言う巨大な人食いニワトリが襲ってくるし、、そうそう、姫ってば「枯れても姫」なのね~~「家賃」の何たるかを知らないんです!で、みんなが恐れているので(笑)よほど怖いものらしいと思い込んで自分も逃げ惑ったり。
で要は「お金」の事だと言うと「城に行って家老にもらってちょうだい」と、姫たる態度!しかーし、信じてもらえない悲しいつる姫(笑)!!
そんな酷い長屋暮らしに一筋の光は、作家志望の月之助青年!ハンサムで姫の好みでしたね。べたべたして迷惑がられている所を級友たちに目撃され、同棲しているだの子どもを生んだだのと噂が飛び交う騒動になります。
そんな長屋暮らしもいよいよ終わり、でも、長屋のみんなとは思ったよりも仲良くなってしまったつる姫は、友達としてハゲマス城に招待するんです。でも、みんなつるが姫だとは全然信じていなくて。
いつもは下品で「コレが一城の姫君か?」としか思えないつるが、この長屋のみんなといると上品に高貴に見えてくるので不思議なことです(笑)
++++++++++++++++++
さて、ついに「つる姫じゃ~っ!」にも涙の最終回がやってきます。その最終回の模様は、以下のとおり。


実はつる姫の父上が、結婚する事になったのです!!相手の名前を聞いてびっくり。なんとイネさんだと言うではないですか!!
でもそれは「イネ」違い。
「初めまして」と挨拶をしたそっちのイネさんは、記憶の中の母上そっくりな可愛い美人さん。
ショックを受けるつる姫・・・。
家老に「父上はあの人と結婚するの?」と問いますが家老は「姫の意見も聞かなくちゃね」と言います。姫は「わかんないよ~!!」「急に聞かれたってわかんないー!」とただ泣くばかり。家老は黙って慰めます。
その夜、家老と布団を並べながら寝ようとするつる姫。「ねー家老」「ん?」「どっかに旅にいこ ふたりで」なーんて言ってしまいます。でも家老は「いーですよ」と答えるだけ。つるは驚いて「すごい家老 なにもきかないの?なんで旅に出るんだとか どーしてそんな気になったとか」と逆に問いますが、家老は「わたしはなにもききませんよ でもね これだけは言っておきたいの 旅と言うのは帰るところのあるのを旅というのです」と言うのです。
納得した姫は父上に告げに行きます。慌てるのは新しい母上になるイネさん。姫が出てゆくぐらいなら私が!と言うのですが、父上も家老と同じように何も聞かずに「いってらっしゃい そして元気にもどってきてほしい 父上もイネさんもおまえをまっていますよ」と言うのです。
さて、旅の準備をする姫、猿股の二人は「旅に出る」と聞いても「どこの遊園地?」と聞くのです。心配なのは家老の奥さん、うわきしないように家老に釘を刺しています。
イネさんにもちゃんと別れの挨拶をして、つる姫と家老の旅が始まります。さっそく肥溜めに落ちた家老が先行きの不安を垣間見せてくれますが(笑)同級生の「帰って来たらプール一緒に行こう!」や先生の「夏休みは補習ですよ!」と言う言葉に自分だけが一歩大人になるような誇らしげな気持ちと明るさを感じ、いざ!出発!です。
亀姫ちゃんが付いてくるって言うのは予想外だったけど(笑)にぎやかな旅になってそれもまた良しですよね。

最終回は、つる姫を黙って包み込むような家老や殿様の深い愛情と、成長してゆくつる姫の大きさに泣かされます。
つる姫・・・永遠なれ!
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[た行のマンガ家]土田よしこ | Comments(6) | Trackback(0)
Comment
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はじめまして

私も土田よしこ女史のお名前からたどり着き、
つる姫のお話を読ませて頂き感謝です!

ありがとうございました!
にゃにゃさん、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。
お返事が大変遅れてゴメンなさい(~_~;)

つる姫は連載中は週マで読んでいたのですが、最終回はどうなっているのかまでは、知りませんでした。
このマンガの本で最近、知った次第です。
家老の言う「旅と言うのは、帰ってくるところのあること」と言うせりふはすごく胸打つセリフですよね。何度読んでも泣けてきます。
「きみどり、みどろ、あおみどろ」も懐かしいですね~~。
「よし子でーす」とか言う漫画もありましたね。
今回は書き込みありがとうございました。またよろしければ遊びにいらしてくださいね♪
はじめまして
はじめまして。
『土田よしこ』で
こちらにたどりつきました。
1度では、読みきれない豊富な記事。
カテゴリーをみると、
私の好きな作家さんとすごく
かぶってます~!大感激しました。
これから、ちょくちょくお邪魔させて頂きたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
 つる姫ちゃんの最後、涙、涙ですね。
ふと、思い出したのですが、
『きみどろ・みどろ・あおみどろ』も
旅立つきみどりに、
きみどり好きな男の子が泣きながら
「ついてゆく~~」という
展開だったような気がします?
うろ覚えですが。
つる姫私も読みたくなりました。
くまま~~大事なご本をありがとうございました!
ラスト、姫と家老や殿様、また他のみんなとのやり取りが泣かせる~~。
もうね、泣いてしまいました。
「帰るところがあるのを旅と言う」と言う家老の名言。
よかったねー姫、みんなが姫を大事に思ってるよ、と。
あ、書きながら泣けてきた・・・(笑)
ほんと、フォーエバーつる姫!ですね♪大好き!
大好きなつる姫の最終巻のコメント、こんなりっぱなものを書いて頂いて、感激です。心から御礼を申し上げたい気分です(作者でもないのにー苦笑)。
ほんとにつるは、オバカで愛しいです。周りの人たちもね。
つる姫、万歳!

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