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糸のきらめき/くらもちふさこ

2007年07月23日
4088503872糸のきらめき
くらもち ふさこ
集英社 2000

by G-Tools


●糸のきらめき 1977年9月10月号
●メリー・ロバスマス 同上年12月号
一枚の年輪 1978年7月号
    別冊マーガレット掲載

●糸のきらめき


橘綾子、あーやは幼いころにピアノのコンクールで、絶対に自信があったのに折原財閥の娘の素子に負けてしまう。そしてその直後の事故で、母親を亡くしたうえに、手を怪我してピアノの弾けない女の子になってしまう。数年後、周囲に対して心を閉ざしたあーやが、歌の才能を見出されて歌手になり、折原財閥の素子の弟の良(その時はギタリストになっている)に出会い、歌手として成功して行きます。
心を開かないあーやは歌手としても行き詰ってしまうのだけど、人を愛する事を知ると同時に、歌にもやっと真剣に向かうことができる。
良という恋人を失うと言う辛い経験も、歌手としての糧として成長してゆく物語です。

印象的なシーンは、場末のクラブでのシーン。
そこで歌うと、歌を作ったと言うマスターの弟の勝が泣きながら「ありがとう、あの歌をあんなに素敵に歌ってくれて」と、あーやに言う。しかしその直後、その弟は事故に会い死んでしまう。彼は耳が聞こえず、クラクションも聞こえなかったのだ。
どうして自分の歌が聞こえたと彼が言ったのか分からないあーやに、死ぬ間際の勝が言う。「きこえたんだ、ちゃんと伝わったんだ、あなたの歌はあなたと僕との空間を振動させた。胸にひびいた。たしかだよ。すばらしかった」と。


以下、戯言++++++++++++++




実はわたしが別マのリアルタイムで読んだくらもちさんの作品の中で、一番古い記憶があるのが、この「糸のきらめき」です。
なのでわたしがくらもちさんに目覚めてからは、「糸のきらめき」→「メリー・ロバスマス」→「わずか1小節のラララ」→「一枚の年輪」→「おしゃべり階段」という順番に、雑誌掲載されたのですが、(くわしくはこちらの「くらもちふさこさんを応援する会」のこのページをご覧くだされ。途中で「冬の微笑み」と言う作品もあるようですが単行本未収録らしく、わたしもサッパリ記憶にございません。すみません。)やっぱり、一番くらもちさんが大好きになったのは「おしゃべり階段」からでして、思い入れと言う点では・・・申し訳ないけど、「糸のきらめき」にはそんなにはないかな~~。ごめんね。

くらもちさんの作品は、大まかに分けて
きらびやかな芸能界系の物語
「糸のきらめき」とか「アンコールが3回」など
とっても身近な「教室モノ」
「おしゃべり階段」」「ハリウッドゲーム」「いろはにこんぺいと」「海の天辺」「天コケ」みたいな。
体育会系のノリの「部活・才能モノ」
「いつもポケットにショパン」「蘭丸団シリーズ」「100メートルのスナップ」「一枚の年輪」みたいな。

あたりに分けられると思うのですが、(勝手に適当に大雑把に分けただけなので、きっとご異論は色々ありましょうがご容赦くださいませ)わたしはなんつーても「教室モノ」が断然大好きです。
あ、でも教室モノの中でも、「転校120日目」とか「金の針銀の糸」とか「一枚の年輪」みたいな「私服」だと、ちょっと違う気がするんですよね。高校にしろ大学にしろ私服って大人っぽいので。なので、わたしはくらもちさんの描く「制服の教室モノ」が大好きなんだと思うのです。(なんか、変なおっさんみたいなコメントになってる?)私服の学校だけど「KISS+πr2」は大好きです。
と言う事で、芸能界ものはそこまで好きじゃないかな?なのでくらもちさんの作品の中でかなり人気が高い「アンコールが3回」も、わたしの中では順位低いかな。

で、多分、くらもちさんの作品をしっかりと意識したのは、この「糸のきらめき」(シリーズですが、「青いリサイタル」とか「白いアイドル」なんかは、なんとなく記憶がある程度)が一番最初だと思うんですが、どうもこの頃はくらもちさんのこと、好きって言うよりもどっちかと言うと苦手だったかも?
だってねーそれまで「河あきら」とか「和田慎二」とか「美内すずえ」とか「忠津陽子」とかが好きで、読んできた身にしたら、どうにもくらもちさんの絵って「バタ臭い」感じがしましたよ。(でも、くらもちさんって美内さんのアシスタントをしていらっしゃったそうですね?最初の頃はけっこう絵が似ています)
しかも、このあーやにしても、この手の歌手ってわたしは当時知りませんでしたし。なんと言っても天地真理とか麻丘めぐみとか浅田美代子とか山口百恵とか桜田淳子とかしか見てないから!あーやの威風堂々たる雰囲気や歌い方、マイクの持ち方からしてちょっと自分の中の「歌手」とは違ってた感じがしました。

そんなことを、この漫画を読み返しながら(オークションでゲットしたの♪)思い出していたことです。

あ、教室モノの他には「チープスリル」とか「α」とか好きです。
なんでも好きなんですけどね!(^^ゞ


同時収録の「メリー・ロバスマス」は「おしゃべり階段」の前身のような作品。

「一枚の年輪」の感想はこちらです。
そのほかのくらもち作品の感想紹介はこちら
くらもちふさこリスト

天然コケッコー、もうすぐ上映!
公式サイトはこちら
楽しみ楽しみ♪
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[くらもちふさこ]Review | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
karariさん、いらっしゃいませ。
くらもち歴おながいのですね!
同年くらいかな?
そうなのですよね、つながってるんですよね。
まだこの頃「くらもちさん、大好き!!」とまで行かなかったと思うけど、でも、すっごくインパクトのあるお方でした。
毎回楽しみにしていました。

「スターライト」「冬・春・あなた」の感想も書くつもりですので良かったらまたいらしてくださいませ(^^)
白いアイドルでくらもちさんの大ファンになり、その後何十年も別マを買い続けています。コミック3冊目のスターライトの橘一美が、5冊目の糸のきらめきの橘綾子と良の息子だったとは…。 う~ん、このつながりに感動したものです。
かっこーさん、いらっしゃいませ~♪
わたしも多分「一小節のラララ」から好きにはなったと思うんですよ。よかったよねあれ。
実際にはくらもちさんの人気が上がったのはこの「糸のきらめき」あたりからかなーとは思うのですが。
今でこそこう言う歌手たち(今はアーティストと言いますか)よく見かけます。くらもちさんってその感性が本当に何年もたっても古臭くないんですもんね。
教室もののよさ・・・大人になってからこそ分かる部分もありますね!真っ只中にいたらちょっとわからないというのも、うなづけます。
なつかしくなって思わずコメント(笑
わたしは「わずか一小節のラララ」でしたっけ、あれがとても印象てきなくらもちさんとの出会いでした。
この「糸のきらめき」も好きでしたが。
そう思うと子どもの頃は音楽ものが好きだったのかな。年をある程度とってから教室もののよさがわかったような気がします。

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