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月と雲の間/岩館 真理子

2007年08月28日
4063287610月と雲の間
岩館 真理子
講談社 2001-07

by G-Tools



感想は以前書いているのですが・・・(こちら)。

今日は皆既月食。
最初は曇っていたので見られなかったのですが、月が全部隠れた頃から雲から月が顔を出しました。出したと言っても地球の影に隠れていたのですけど・・・。だから、「全部が隠れてから全部が見えるまで」の時に見ることが出来ました。専門用語を全然知らないので、こんな説明でゴメンナサイ(^^ゞ

月と雲・・・と言ったらこの作品。
月が雲に隠れたように見えても、月と雲の間には何万キロも距離があり、雲を突き抜ければそこにはいつも月がある、だから雲が月を覆っていても月は消えてしまったわけじゃない。

女手一つで娘を育ててすっかり「オバサン」になってしまった主人公と娘たちとが、ほのぼのバトルを繰り広げながらもお互いを思いやる気持ちが優しくせつないものがたりです。

何度読んでも笑えるし、ジーンとする。
岩館作品の中でもかなり好きなほうの作品です。
岩館さんの作品は女同士のバトルが描かれている事が多く、親子や姉妹であってもドロドロした関係をしていることが多いのです。
この「月と雲の間」には、母と娘ふたりが登場。相変わらずバトルがありますがほのぼのコメディなのでただ笑って、ジーンとしながら読むのです。でも、主人公の娘のひとり(姉のほなみ)が言うのです。
「女同士ってね地底深くに熱いマグマがうねうねしているの
きっかけさえあればいつでもドカンよ」と。
これがまさに岩館マンガの核心をなすものなのですよね。
バトルを繰り広げながらも、ちゃんとお互いの事を想い合っている、それがすっごくさりげなく、押し付けがましさもなく描かれててジーンとします。


それにしても不思議だね
月を見ると胸が痛くなるよ
こうやって何度見上げたことか
それは
ひとりでだったり
ふたりでだったり
あと何度
あの月を見ることが
できるんだろう
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[岩館真理子]Review | Comments(0) | Trackback(0)
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