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恋のめまい愛の傷/一条 ゆかり

2007年09月21日
4088641965恋のめまい愛の傷 (1)
一条 ゆかり
集英社 1995-07

by G-Tools
4088642058恋のめまい愛の傷 (2) (ヤングユーコミックス―Chorus series)
一条 ゆかり
集英社 1995-09

by G-Tools

4086182653恋のめまい愛の傷
一条 ゆかり
集英社 2004-12

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コーラスで94年7月号から95年3月号まで連載された作品です。
連載当時、コーラスで読んでいました。
連載陣の中でもかなり楽しみにしていた作品でしたが、こうして単行本になったものを読むと、今さらその面白さに一気読みさせられます。
一条さんの作品は、たいてい暗ーいド・シリアスか明るいコメディに別れるのですが、この「恋のめまい愛の傷」はタイトルからしてわかるように、ド・シリアス。ドロドロの展開ですが、主人公のひたむきなところや誠実さが、女性から見ても好感が持てるので後味の良い作品になっています。
タイトルも良い。「恋」はめまいに襲われるようなもの、「愛」は傷を伴うもの・・・。うーん、スタイリッシュ!

あらすじ+++++++++

主人公の更紗はフランスで知り合い、恋人になった婚約者の亮とともに日本に帰ります。3年ぶりの日本、空港に出迎えたのはもちろん初めてお目見えする婚約者の家族たち。そこで更紗は3年前に別れたはずの、年下の恋人、琳に再会したのです。

3年前・・・
ふたりは年齢差もなんのその、深く愛し合う恋人同士だったのですが、琳の気持ちがあまりにもエスカレート、更紗を愛しすぎて日常生活に支障をきたし、母親に知れるところとなり、心配した母親に更紗は別れさせられたのでした。

今目の前にいるのは、3年経ち、高校生当時の面影は無くすっかり大人の男になった琳と、自分たちを引裂いた憎むべき母親。彼らはなんと亮の弟であり、母親だったのです。(3年前は離婚してたが復縁した)

琳への想いを断ち切れないながらも、亮との生活を大切にしようと決心する更紗、更紗の気持ちを今度こそ大切にしようと決意する母親、更紗に捨てられてすっかり女性不信になり、セックスフレンドこそ大勢いるけれど本当に人を愛する事を忘れてしまった琳、そして何も知らずひたすら更紗を愛している亮・・・・。

更紗の愛の行方は・・・??

++++++++++++++++

一条さんの漫画は読ませます。スピーディです。逸らせません。
この漫画、全2巻っていうのも良いです。
最近長期化傾向にある連載マンガの中で、この2巻と言う短さで潔く、結末をきちんと落とし、消化不良でもなく感動を持って終わったことがすごく好ましいですね。(「プライド」も長くなって、最近ちょっと失速感が…)
そして登場人物たちがカッコイイ!見た目ももちろんカッコいいけど、なんちゅうの、生活スタイルとか、気持ちの持ち方とか収め方とか、なにもかもかっこいいです。
カッコよすぎるのが難点、って言う気持ちもありますが。まぁ少女マンガなので泥臭さは一切排除されていると言うか、逆に言えばそれが一条さんの持ち味ですよね。

更紗は結局琳と結ばれるのだろう、そうであってほしい!と言うのが一般的な読者の願い。でも、亮もカッコイイしなに不足ないパートナーで・・・と言うか、どっちかと言うと、夫にするのはこのタイプに限るよね。琳は更紗に捨てられたと誤解しているから、女を憎んでいるけれど、誤解が解ければ「年下」「イケメン」「ソフト開発=エリート」と3拍子そろっているし、まぁどっちに転んでも更紗には美味しいに違いない。

ラストはキレイにまとまりすぎですが、それでこそ少女マンガ!それでいいのです。この後、冠婚葬祭や法事などで(法事をするような家には見えないけど)一家が集まるときにはかなり気まずい思いをするだろうとか、更紗は今妊娠していたらどっちの子かわからんぞ、とか、そんなことは考えず、この気持ちよい爽やかなラストを楽しみたい作品です。
今思うと、展開としてはもっとドロドロになる可能性もあったのに(たとえば、もっと亮が豹変して更紗を苦しめるとか←安易すぎ?)みんな善人のまますんなり終わったのが、最大の長所かもね。
ただ、琳にはもっともっと、嫉妬に苦しみ妄想炸裂で悶絶してもらいたかったかも(笑)。



ブラッドさんにお借りしました。
ありがとうございました。





↓アジアドラマにもなっています。
主演は「流星花園~花より男子」で日本でも人気急上昇アイドル“F4”のジェリー・イェン。すごい人気みたいですね。

B0007OE74E恋のめまい愛の傷~烈愛傷痕~[2枚組 DVD-BOX]
ジェリー・イェン
エスピーオー 2005-04-08

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[あ行のマンガ家]一条ゆかり | Comments(7) | Trackback(0)
Comment
>karariさん
いらっしゃいませ!コメントありがとうございました!お返事が遅れてしまい大変ゴメンナサイ(>_<)
ジェリーさんというかたの人気は今すごいみたいですね!!
同じ日本人でイメージが違う!と言いながらドラマを見るより、却って海外のスターでキャスティングする方が似合っているかもしれません。
一条さんは今も面白いマンガを第一線で書かれています。良かったらまた読んでみて下さいね!!
ありがとうございました!(*^_^*)

>ブラッドさん、
ご丁寧にありがとうございます!
水嶋ヒロ!!検索したら、このひとは仮面ライダーカブトじゃないですか!
ジャニじゃなかったらヒーロー系かな(笑)
黒髪イケメン好き・・・さすが分かってくださってる(笑)
一条さんの漫画はひたすら「カッコイイ」ですよね。
女があられもなく号泣していてもカッコイイ。
悩んでる姿も、怒ってる姿も、微笑んでる姿も何もかもカッコいいんですよね!
恋愛物を読むのは最近、苦手になってきたみたい。おばばになってきた証拠かな。
「夢のあとさき」みたいなサスペンスも、上手いですよね。この人。(これも雑誌連載で読んだのですが)「有閑倶楽部」も借り中。こっちは読むのにパワーがいりそうです(^^ゞ

shortさん、感想ありがとうございます。
こういう恋愛主体の漫画は苦手だと知っていながら、きっと黒髪のイケメン琳くんは好きなはず、とお貸ししてしまいました。
でも、すでに雑誌でご存知だったのですね。
とにかくこの作品は琳くんの表情などのかっこよさにつきます。
で、くままさんのコメントを見て、私なら誰を琳くん役にするか考えたんですが(勝手に)、水嶋ヒロくんですね。
キツイ顔にそそられそうです。
冠婚葬祭云々のくだりには噴出しましたが、彼らならソツなく爽やかに再会できそうです。(笑)
この漫画は読んだことがないのですが、“恋のめまい愛の傷”の文字が目に入り、ついコメントしてしまいました。すみません。
実はジェリーのファンでして、内容はドラマで知りました。
昔、一条さんの作品を読んだ時、大人な感じの印象を受けたことを憶えています。
ありがとうございます。こちらの感想から誰かを想像していただけるなんて♪
でも、谷原さんってかた、全然わかりませんわ~。グーグルでイメージ検索してみたんだけど、お顔を拝見してもどなたか存じません。小栗君はいいかも。というか、わたしにも分かる小栗君。
でもわたしとしてはマツジュンかな~と、ま、ジャニはどこでも出すぎと言うか、色んなタイプがそろっているからジャニだけでキャスティングできちゃうみたいですね。
shortさんの書評を読んだ瞬間、琳は小栗旬の、亮は谷原章介のイメージが浮かんできました。
トミーさん、いらっしゃいませー
わたしも同じ!単行本を買うほどには好きじゃないけど、読みたい漫画家の一人です。
プライドも読んでますよ~。
「正しい恋愛のススメ」とかはちょっと軽すぎて・・。
でも、読ませますよね!
感心するのは絵柄のキレイさ!
いつまで経っても画力が衰えないのは、24年組みさんでも一番じゃないでしょうかね。
持ってはいないのですが・・・。
 まんが喫茶で読みました~。一条さんのはほとんどマンガ喫茶で読む ヘタレファン なんですが、(今はプライドを読んでる) デザイナー 砂の城 とか風の中のクレオだっけ、古いものより新しいもの好きな遅れてきたファンです。
 最初は 天使のツラノカワ か 正しい恋愛のススメ を読んだのかな。あら、この人の新しいのお洒落で面白いじゃないと思ったのが初めでした。
 30年以上も少女漫画界で活躍し、いまだに傑作を発表し続ける一条先生のバイタリティにはただ天晴れというしかないですね~。

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