2007年10月27日
![]() | ヴィリ (MFコミックス) 山岸凉子 メディアファクトリー 2007-10-23 by G-Tools |
読んだ読んだ~!
おもしろございました。
さすがおリョーさま。
山岸ワールドのあっちこっちがバランスよく詰め込まれていて、ものすごいご馳走って言う感じ。
+++++++++
バレエ団を経営する主人公の東山礼奈、43歳にしてジゼル全幕の発表会(本公演並みの規模と意気込み)を企画。それは礼奈にIT会社の社長、高遠というパトロンが付いたから。
公演に向けて意欲的な礼奈に訪れた落とし穴とは…!!
+++++++++
ヴィリ…つまり「ウィリー」って言うのは「ジゼル」に登場するユーレイなんだそうです。
このタイトルが・・・!!!
終盤、鳥肌が立ちました。比喩ではなくまさに鳥肌が!!
もっと語りたいですが、まだ出版されたばかりだし、今日はここまで。
またいつの日にか思いっきりネタバレ全開で語り合いたいですね。
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Comment
カジックさん、お待ちしていました(笑)
と言っても感想自体、感想にもなってないのですみません!(~_~;)
何作品を書いてもいつまでも色あせない山岸先生の創作力に、脱帽します。
全然求心力が衰えません。
いつもいつも新鮮に面白い!(面白い=興味深い)
ラストの絶妙さがまた良かったです。
え?もうブックオフに出てましたか?
うーん。でも、まぁいいや。
たまには、ね(^^ゞ
と言っても感想自体、感想にもなってないのですみません!(~_~;)
何作品を書いてもいつまでも色あせない山岸先生の創作力に、脱帽します。
全然求心力が衰えません。
いつもいつも新鮮に面白い!(面白い=興味深い)
ラストの絶妙さがまた良かったです。
え?もうブックオフに出てましたか?
うーん。でも、まぁいいや。
たまには、ね(^^ゞ
お久しぶりで~す!
これ、此方では、もうBオフに出てきてますよ。僕はBオフ以外の古本屋で250円で買っちゃいました。
絶妙のラストでしたね。特に「母指」を「おやゆび」と読ませるところが。主人公が本当に復活できるのか、本当に母親として成長したのか・・・読者に解釈を委ねるような終わり方ですね。もし、主人公の気のせいとか、偶然だったとしたら・・・主人公の「許し方」は多分に他力本願的な面が強いですからね。性懲りもなくまた同じ過ちを繰り返すかもしれないし、だとすると今度はもっと恐ろしい「奈落」が待ち受けてるかもしれないわけだし・・・
さすが山岸先生、ありきたりな結末ではないところに感心させられました。
これ、此方では、もうBオフに出てきてますよ。僕はBオフ以外の古本屋で250円で買っちゃいました。
絶妙のラストでしたね。特に「母指」を「おやゆび」と読ませるところが。主人公が本当に復活できるのか、本当に母親として成長したのか・・・読者に解釈を委ねるような終わり方ですね。もし、主人公の気のせいとか、偶然だったとしたら・・・主人公の「許し方」は多分に他力本願的な面が強いですからね。性懲りもなくまた同じ過ちを繰り返すかもしれないし、だとすると今度はもっと恐ろしい「奈落」が待ち受けてるかもしれないわけだし・・・
さすが山岸先生、ありきたりな結末ではないところに感心させられました。
トミーさん、こちらもありがとう~♪
わたしも、これがもしも全部で10巻とかだったら躊躇しますよ
でも、一冊だったのでね(笑)
迷いませんでしたよ(^^)
買ってもソンないと思いますので。。。
うんうん、おりょーさまのだし。
とはいってもたしかに、Bオフなんかにすぐに出そう。
「テレプシコーラ」の後だし余計にね。
もうちょっと探してみてもいいかもです。
わたしも、これがもしも全部で10巻とかだったら躊躇しますよ
でも、一冊だったのでね(笑)
迷いませんでしたよ(^^)
買ってもソンないと思いますので。。。
うんうん、おりょーさまのだし。
とはいってもたしかに、Bオフなんかにすぐに出そう。
「テレプシコーラ」の後だし余計にね。
もうちょっと探してみてもいいかもです。
ううっ昨日もこの間も本屋で見て、手にとって、い、いや今ネコの介護で金が掛かるし・・・って我慢してきたけどた・たまらんかも~。買っちゃおうかな~ ?
実は1~2回連載中に見ているので多少は知っているのです。
マンガって1冊1冊はそんな金額でないので買ってしまうのですが、結構すぐ後でブック○フで見るとあと少し待ってればなんて凄く後悔したりして・・・。
でも、お凉様は昔からのファンなんだから、やっぱりちゃんと買わなくちゃね。
実は1~2回連載中に見ているので多少は知っているのです。
マンガって1冊1冊はそんな金額でないので買ってしまうのですが、結構すぐ後でブック○フで見るとあと少し待ってればなんて凄く後悔したりして・・・。
でも、お凉様は昔からのファンなんだから、やっぱりちゃんと買わなくちゃね。
つるさんは、あの「足」で鳥肌でしたか。
わたしはベタだけど、ベールの部分とか。193~4ページの部分。昔読んだ時に同じように怖かった「ゆうれい談」とか思い出しましたよ~。今はあの手は怖くないけど、山岸さんのだけはゾゾッとするなぁ。
山岸さんがショックを受けたと言う話初めて聞きましたが、救いがないっていうのは、わたしも違うと思います。
つるさんのおっしゃるとおりで、うんうんとうなづいてしまいましたよ!
たしかに、「夜叉御前」とか「天人唐草」とか「メディア」とかは、ラストがラストなだけに救いがないって言いたくなるかもしれないけど、、、山岸さんのは「救いがない」というよりも「容赦がない」んですよね。
別の漫画を例にとっても心が温かくなる部分をちゃんとラストに用意してくれてたりありますよね。「貴船の道」とか「コスモス」とか結構あの終わり方山岸さんらしくもあり、話の流れの中ではラストなんていい感じだと思うし。もちろん以前書いた「クリスマス」とかもいい~~~話なのにね!「ツタンカーメン」も「アラベスク」も「妖精王」もよかったのに~。
「天人」系があまりにもインパクトが大きいからかなぁ。「鬼」で初めて救いを書いたなんて、そりゃ山岸ワールドをよく知らない人がいい加減なことを言うんじゃない!って、あらま、書いているうちに腹が立ってきたわ(笑)。そんな言われ方したらおりょーさまも傷つきますよね!!失礼な!!
山岸さんは全体的に「人が人を愛すること」と言うのを書いていらっしゃるように思います。
そして、得てして人は「愛される事のみを求めるために利己的になってしまう」という事が全面に出ているような・・・。
今回も表紙にも書いてあるけど「愛とは許す事」っていうの、すっごく深いなぁと思いました。ちょっとした衝撃です。コレは本編を読んでみないと味わえない衝撃ですが、このフレーズだけでも山岸さんの描きたいものが分かる気がするんですが。
ともかく、何度も読み返していますよ。今後も付いてゆきます!山岸センセ~!!
わたしはベタだけど、ベールの部分とか。193~4ページの部分。昔読んだ時に同じように怖かった「ゆうれい談」とか思い出しましたよ~。今はあの手は怖くないけど、山岸さんのだけはゾゾッとするなぁ。
山岸さんがショックを受けたと言う話初めて聞きましたが、救いがないっていうのは、わたしも違うと思います。
つるさんのおっしゃるとおりで、うんうんとうなづいてしまいましたよ!
たしかに、「夜叉御前」とか「天人唐草」とか「メディア」とかは、ラストがラストなだけに救いがないって言いたくなるかもしれないけど、、、山岸さんのは「救いがない」というよりも「容赦がない」んですよね。
別の漫画を例にとっても心が温かくなる部分をちゃんとラストに用意してくれてたりありますよね。「貴船の道」とか「コスモス」とか結構あの終わり方山岸さんらしくもあり、話の流れの中ではラストなんていい感じだと思うし。もちろん以前書いた「クリスマス」とかもいい~~~話なのにね!「ツタンカーメン」も「アラベスク」も「妖精王」もよかったのに~。
「天人」系があまりにもインパクトが大きいからかなぁ。「鬼」で初めて救いを書いたなんて、そりゃ山岸ワールドをよく知らない人がいい加減なことを言うんじゃない!って、あらま、書いているうちに腹が立ってきたわ(笑)。そんな言われ方したらおりょーさまも傷つきますよね!!失礼な!!
山岸さんは全体的に「人が人を愛すること」と言うのを書いていらっしゃるように思います。
そして、得てして人は「愛される事のみを求めるために利己的になってしまう」という事が全面に出ているような・・・。
今回も表紙にも書いてあるけど「愛とは許す事」っていうの、すっごく深いなぁと思いました。ちょっとした衝撃です。コレは本編を読んでみないと味わえない衝撃ですが、このフレーズだけでも山岸さんの描きたいものが分かる気がするんですが。
ともかく、何度も読み返していますよ。今後も付いてゆきます!山岸センセ~!!
私もネタばれで喋りて~~ッ、でも発売間もないのでガマンしてます。ゼッタイネタばれ知らずに読んだ方が良いもんね!
↓わざわざ引用しといて書きたいとこボケてるので書き直し『これ限り もうこれ限りの思いを込めた ふたりの真摯な音楽活動が 人々の胸を打つ』はァア自己満足。
萩尾さんにも山岸さんにもこの「真摯さ」を感じるんですよね。。。
>山岸ワールドのあっちこっちがバランスよく詰め込まれていて、ものすごいご馳走って言う感じ
私もバランス感じた感じた。これまでに積み重ねたものをとても巧く配置してるよね。
山岸さんは本当に『女性』というものを描くことに長けてますね。
私は礼奈先生とはあまり変わらない年齢で、でもああいう色っぽい話題は身近にないけどあのみじめさはとても理解できる。
礼奈先生が舞ちゃんにお菓子を食べさせなかったことを後悔するシーンがあるじゃないですか、あれはかなり感心しました…あの時点ではまあ落ち着いてきていたとはいえ「女」としてはかなりどろどろしていてもおかしくない、それでも「母」であり母としての愛情も本物だなと感じて。『鏡よ、鏡』のときはうぶかひづるさんは(字忘れちゃった)母である前に女だったじゃないですか…山岸さんよくそんな微妙なところを描き分けられるな、と。
あと『鬼』のとき「山岸凉子が救いを描いた」と言われご本人は「そんなに救いのない話ばかり描いてたかしら」とショックだったとのこと。私は個人的には確かにストーリーとしては救いのないハコビが多かったけど作品全体からは山岸さんの奥深い優しさが見えるようだと思っていたので山岸さんがそんなに落ち込むことない!と思ってたのですが「ヴィリ」はそのへんもとてもよく描かれていたと思います…とってつけたよ~なカタチでなく山岸さんらしく。よくそんなふうに消化できるものだなぁと感心。今変換で「昇華」と出たんだけどそのほうが近いわ。
>終盤、鳥肌が立ちました。比喩ではなくまさに鳥肌が!!
ほんとによお。160p.のきゃああのシーンは私は足が怖い、あの足が。その次のデカいコマより足がッ!
バレエ大好きで怖いものとても苦手な知人に薦めたらいんだか止めたらいんだかわから~ん。
↓わざわざ引用しといて書きたいとこボケてるので書き直し『これ限り もうこれ限りの思いを込めた ふたりの真摯な音楽活動が 人々の胸を打つ』はァア自己満足。
萩尾さんにも山岸さんにもこの「真摯さ」を感じるんですよね。。。
>山岸ワールドのあっちこっちがバランスよく詰め込まれていて、ものすごいご馳走って言う感じ
私もバランス感じた感じた。これまでに積み重ねたものをとても巧く配置してるよね。
山岸さんは本当に『女性』というものを描くことに長けてますね。
私は礼奈先生とはあまり変わらない年齢で、でもああいう色っぽい話題は身近にないけどあのみじめさはとても理解できる。
礼奈先生が舞ちゃんにお菓子を食べさせなかったことを後悔するシーンがあるじゃないですか、あれはかなり感心しました…あの時点ではまあ落ち着いてきていたとはいえ「女」としてはかなりどろどろしていてもおかしくない、それでも「母」であり母としての愛情も本物だなと感じて。『鏡よ、鏡』のときはうぶかひづるさんは(字忘れちゃった)母である前に女だったじゃないですか…山岸さんよくそんな微妙なところを描き分けられるな、と。
あと『鬼』のとき「山岸凉子が救いを描いた」と言われご本人は「そんなに救いのない話ばかり描いてたかしら」とショックだったとのこと。私は個人的には確かにストーリーとしては救いのないハコビが多かったけど作品全体からは山岸さんの奥深い優しさが見えるようだと思っていたので山岸さんがそんなに落ち込むことない!と思ってたのですが「ヴィリ」はそのへんもとてもよく描かれていたと思います…とってつけたよ~なカタチでなく山岸さんらしく。よくそんなふうに消化できるものだなぁと感心。今変換で「昇華」と出たんだけどそのほうが近いわ。
>終盤、鳥肌が立ちました。比喩ではなくまさに鳥肌が!!
ほんとによお。160p.のきゃああのシーンは私は足が怖い、あの足が。その次のデカいコマより足がッ!
バレエ大好きで怖いものとても苦手な知人に薦めたらいんだか止めたらいんだかわから~ん。
⇒ short (06/24)
⇒ お (06/20)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ 六猫合体キャットマーズ (01/03)
⇒ 栗ごはん (10/21)