2008年05月29日
坂道のアポロン 1 (1) (フラワーコミックス) | |
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いいです。。!
小玉ユキさん、大変いいです。
前回読んだ「羽衣ミシン」もかなりよかったですが、今回もいい!
今度の主人公は男の子、西見薫。
小学生時代から転校を繰り返してきたために、周囲になじめない孤立した性格になってしまいました。プレッシャーを感じると吐いてしまいます。そんなかれの逃げ場所は屋上。今回も屋上に逃れようとして出会ったのが、川淵千太郎。この学校では誰もが一目置く「札付き」です。
しかし、その千太郎と薫の「取り持ち」というか「クッション」と言う存在に、薫が一目惚れしたらしい少女、迎律子ちゃんがなるのです。彼女は千太郎の幼馴染で、唯一千太郎とふつうに接する女の子なのです。
さて、1巻では、彼らの出会いと、打ち解けていく様子、共通の趣味(音楽)を通して近付いてゆき何かをを形作るのであろうという予感、そして、千太郎の新しい出会いまでが描かれてます。
テンポもいいし、みんな魅力的だし、ときめきも伝わってきて、先が気になる終わり方です。
適度なギャグというかユーモアセンスは、著者の優しさが伝わるようです。
2巻も楽しみです!!
共感したのはなんつっても「学校は坂の上にある。忌々しい」ってことでしょうか(笑)。
わたしも高校は坂の上にあったし(夏なんか授業始まる前にもう、みんなユデダコ状態)短大も駅からメッチャとおくて、20分ぐらい歩いたし。結構学校って不便な所に建ってますよね。。。
それと、「セッション」の場面。ちょっと「耳をすませば」思い出します。一番好きなジブリ映画の、もちろん一番好きなシーンです。そう言えば西見薫くんは聖司くんに似てるよね?「ヤなやつ」なところがあったりして。その「ヤなやつ」も迎さんにはメロメロな分かりやすいメロメロ加減が、とっても好感が持てますね。
久しぶりに、この人の漫画好きだ~~と思える漫画家さんです。
次も期待期待。
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