2008年12月02日
それでも町は廻っている 1 (1) (ヤングキングコミックス) | |
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ジャンルとしては「よつばと!」見たいな感じのほのぼのコメディって感じでしょうか。
実は私は「よつばと」のよつばちゃんのテンションに全く合わず、一巻で挫折してしまいました。
でもこの「それでも町は廻っている」通称「それ町」(と言うらしいですね)は大変面白く読みました。
主人公の嵐山歩鳥(あらしやま ほとり)がとっても面白いんです。
彼女、近所のメイド喫茶「シーサイド」でバイトをしているんだけど、まず、そのメイド喫茶って言うのがそもそも常軌を逸しています。店長のウキさんは白髪頭のおばあさんで、メイドって言うよりも魔女みたい。お客さんへの挨拶だって、「へぃイラッシャイ!」と言う威勢の良いもの。
その挨拶を聞いた、クラスメートの辰野トシ子ちゃんは「メイドカフェ」ツウなので、「そんなのメイド喫茶じゃない」とばかりに「おかえりなさいませ、ご主人様」と言う挨拶や、メイド喫茶の基本を伝授中。彼女の真の目的は歩鳥めあてで通ってる、町内の魚屋の息子真田くんだったのですが。
そのほかにもこの「シーサイド」に来るお客さんたちは、この丸子町商店街のちょっと癖のある住人たちばかり。彼らとのやり取りが、歩鳥の天然ボケのおかげで大変おもしろおかしく描かれていて笑えます。出てくる皆も、トシ子さん(通称タッツン)のほかにも紺センパイや、歩鳥の弟、担任の森明先生やらクセモノぞろいで面白い!!
4巻まで読んで印象的だったのは、2巻にある、歩鳥が天国に行ってしまいそうになるエピソード。これがなかなか良く出来ていて、あっちの世界とこっちの世界のつながりがスムーズで、唸らされました。
宇宙人が来たり、一人でシーサイドを守ってお客さんを満足させたり、ミシンソバ(!)を捜し求めたり、面白エピソード満載!
かなり楽しめる面白い作品です。オススメ♪
あさみさんにお借りしました。ありがとうございました!
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