2005年07月12日
岩館真理子自選集 (7) ガラスの花束にして 集英社文庫―コミック版
岩館 真理子

「ふくれっつらのプリンセス」の続編。
中途半端に終わったはじめと俊さんの恋の行方はいかに?
ぎゅうちゃんに失恋したはじめは、妹思いの優しい姉になった??
そこに漬け込んで??妹のつぎ子は一緒に神戸に旅行に行こうとおねだり。
神戸で思わずハメをはずし、お金を無くしてしまうが、探し回るうちに強度のベンピがたたって腹痛を起こし、救急車で運ばれてしまうはじめ。バッグに入っていた連絡先は「俊さん」のところだったために、俊さんに連絡が行く。しかも、はじめは妊婦に間違えられていた!せっかく、神戸まで来てくれた俊さんにはじめはすげない態度。
救急車を呼んで、俊さんに連絡をしたのは地元の高校生高橋くんだった。高橋くんは東京に行くと言う。そして、東京に戻ったはじめと付き合い始めるのだった…。
そんなはじめを俊さんは見守りつつも、おなかの子ども(妊娠していると思い込んでる俊さんが面白い!!)の父親が誰か気になって仕方がない。
俊さんのいきなりのプロポーズは、子どもも含めてはじめを引き受ける決意の現れだったのですね。オトコマエだわ。俊さん、ステキ♪
俊さんが勘違いをしていると知りショックを受けるはじめ。
でも、一方、人気DJの俊さんには浮いた噂が絶えない。若い歌手から、トシマの女優まで...。はじめは、この噂に傷つきプロポーズを断る。
が、こっちも勘違いで、じつはこの2人は俊さんの妹と姉さんだったと分かり…。
素直になって、俊さんとのラブラブモードに一気に突入しつつも、高橋くんのことが気になるはじめ。
高橋くんは、兄の妻と駆け落ちを約束するほどになっていたのだが、周囲に引き裂かれてしまったのだ(ま、当然ですけどね)
高橋くんはどうしても、はじめを連れて行こうとするのだが…!
もう!!
ここでも、また高橋くんという男が登場して俊さんとの恋を邪魔するのがもどかしい!
しかし、今回の高橋くんはぎゅうちゃんと違って優しく可愛いので、はじめのきもちもわからんでもない。それに、なかなか素直に男の人の胸に飛び込めないんだよね。ぎゅうちゃんとのことがトラウマになってて…。
それでも待っててくれる俊さん、ほんと~~~~~~~に!!いい男ですたい!!!!(号泣)
はじめの妹しっかり者の次子もいい♪
俊さんとのことを聞き出そうとして「おいもあげるから」って…(笑)
この姉妹は岩館作品のなかでも、きわめて安心感のある関係をしていますね(笑)
タイトル「ガラスの花束」は、恋する人の気持ちを表したもの。
ラストは感動でうるるるるんっ…と!!
こういうラストの〆方がオシャレで繊細で美しい。もう、少女マンガの真骨頂というもんですのう♪大好き!!
高橋君の想い、はじめの想い、ふたばや羽根さんの恋の行方…
どれもが幸せになって欲しいって思えてやまない愛しい作品です。
集英社マーガレットコミックスでは↓収録
◆ガラスの花束にして…1981年41号~1982年4・5号
◆暮れ六つ時は銀の雨…1979年36号(2巻に収録)
週間マーガレット連載掲載
作家の玉子、聡と、大人っぽいけどまだ実は中学生の麻子の、ほろ苦くも暖かいラブストーリー。中学生だからこそ一途に愛し、将来がどうでもアナタを変わらずに好きでいるわ、と言えるんですよね。
岩館 真理子

「ふくれっつらのプリンセス」の続編。
中途半端に終わったはじめと俊さんの恋の行方はいかに?
ぎゅうちゃんに失恋したはじめは、妹思いの優しい姉になった??
そこに漬け込んで??妹のつぎ子は一緒に神戸に旅行に行こうとおねだり。
神戸で思わずハメをはずし、お金を無くしてしまうが、探し回るうちに強度のベンピがたたって腹痛を起こし、救急車で運ばれてしまうはじめ。バッグに入っていた連絡先は「俊さん」のところだったために、俊さんに連絡が行く。しかも、はじめは妊婦に間違えられていた!せっかく、神戸まで来てくれた俊さんにはじめはすげない態度。
救急車を呼んで、俊さんに連絡をしたのは地元の高校生高橋くんだった。高橋くんは東京に行くと言う。そして、東京に戻ったはじめと付き合い始めるのだった…。
そんなはじめを俊さんは見守りつつも、おなかの子ども(妊娠していると思い込んでる俊さんが面白い!!)の父親が誰か気になって仕方がない。
俊さんのいきなりのプロポーズは、子どもも含めてはじめを引き受ける決意の現れだったのですね。オトコマエだわ。俊さん、ステキ♪
俊さんが勘違いをしていると知りショックを受けるはじめ。
でも、一方、人気DJの俊さんには浮いた噂が絶えない。若い歌手から、トシマの女優まで...。はじめは、この噂に傷つきプロポーズを断る。
が、こっちも勘違いで、じつはこの2人は俊さんの妹と姉さんだったと分かり…。
素直になって、俊さんとのラブラブモードに一気に突入しつつも、高橋くんのことが気になるはじめ。
高橋くんは、兄の妻と駆け落ちを約束するほどになっていたのだが、周囲に引き裂かれてしまったのだ(ま、当然ですけどね)
高橋くんはどうしても、はじめを連れて行こうとするのだが…!
もう!!
ここでも、また高橋くんという男が登場して俊さんとの恋を邪魔するのがもどかしい!
しかし、今回の高橋くんはぎゅうちゃんと違って優しく可愛いので、はじめのきもちもわからんでもない。それに、なかなか素直に男の人の胸に飛び込めないんだよね。ぎゅうちゃんとのことがトラウマになってて…。
それでも待っててくれる俊さん、ほんと~~~~~~~に!!いい男ですたい!!!!(号泣)
はじめの妹しっかり者の次子もいい♪
俊さんとのことを聞き出そうとして「おいもあげるから」って…(笑)
この姉妹は岩館作品のなかでも、きわめて安心感のある関係をしていますね(笑)
タイトル「ガラスの花束」は、恋する人の気持ちを表したもの。
ラストは感動でうるるるるんっ…と!!
こういうラストの〆方がオシャレで繊細で美しい。もう、少女マンガの真骨頂というもんですのう♪大好き!!
高橋君の想い、はじめの想い、ふたばや羽根さんの恋の行方…
どれもが幸せになって欲しいって思えてやまない愛しい作品です。
集英社マーガレットコミックスでは↓収録
◆ガラスの花束にして…1981年41号~1982年4・5号
◆暮れ六つ時は銀の雨…1979年36号(2巻に収録)
週間マーガレット連載掲載
作家の玉子、聡と、大人っぽいけどまだ実は中学生の麻子の、ほろ苦くも暖かいラブストーリー。中学生だからこそ一途に愛し、将来がどうでもアナタを変わらずに好きでいるわ、と言えるんですよね。
スポンサーサイト
⇒ short (06/24)
⇒ お (06/20)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ 六猫合体キャットマーズ (01/03)
⇒ 栗ごはん (10/21)