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くつ箱の中から・・・/成毛厚子

2012年07月18日
唐突ですが、妹が昔溜め込んだホラーマンガを、納涼的に手にとって見ましたよ。
もちろん以前も読んでるんですけど、こちらにはアップしてないので、ちょっと書いて見ます。
成毛さんと言うマンガ家を私は読んでこなかったけど、少女(レディスになるのかな?)のホラーマンガ家としては、代表的な方なんじゃないでしょうか。
ウチにも数冊ありますが、私的にはイマイチ、ゾクッとしないのですけど(ゴメンナサイ。あんまり怖がりじゃないので・・・)でも、とてもインパクトはある作品が多いように思います。
この「くつ箱の中から・・・」なんて、一度読んだら忘れられない作品でしょう。
4257985674くつ箱の中から (ハロウィン少女コミック館)
成毛 厚子
朝日ソノラマ 1995-06

by G-Tools


内容はですね・・・・

とある夫婦。日常の疲れからお互い苛立っていて、喧嘩別れのように出勤した夫が、突然の失踪。イタリア製のオニューの靴も家に残っていて、いったいどの靴を履いていったのかわからない。忽然と消えてしまった。
残された妻は寂しさを埋めるために、夫の同僚と深い仲に。
娘のエミもその同僚に懐いている。
そのとき、くつ箱の中から声がするのである。ふとくつ箱の中を見ると、そこには男の顔が。
妻にしか見えないその顔は、なんと、夫だった。
失踪したと思っていたら、夫は靴箱に吸い込まれて、2年間閉じ込められていたのだ!
夫は妻と同僚の情事を知り、なじる。
妻は2年ぶりの夫との再会を喜ぶどころか、その嫉妬を持て余し、靴箱にゴキブリよけのくん煙剤(バル○ン・・とかですね)を炊いて、夫の退治をしてしまうと言う・・・。
しかし、今の愛人は今度は、エミのおもちゃ箱に吸い込まれてしまう。
すべてが「大事なものは無くさないように」と言う、エミの仕業だったのだ・・・・。



と言う話です。
くつ箱の中に閉じ込められる!
なんとシュールな。もちろん、シュールでしょうけど(笑)
なんとなく滑稽じゃないですか。
夫が妻によって見つけられてからも(夫の靴をどけたら夫が顔を出したんですよね)ふたりは喧嘩ばっかり。
妻は夫がいなくなって、自分の態度をすごく反省していたはずなのに、いざ、夫と再会しても結局同じ感じで。
挙句の果てにゴキブリ扱いで駆除しようとするなんて。
エゴもすごいけど、ゴキブリ扱いと言う発想がすごくて、なんとも面白いです。
夫は「ここから出してくれ、肩が引っかかって出られない。引っ張り揚げてくれ」って言うんだけど、もしも、引っ張り出していたらどうなるんでしょうかね。
それはそれで怖いですよね。

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[な行のマンガ家]成毛厚子 | Comments(0) | Trackback(0)
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