2013年11月22日
天上の虹(22) (講談社コミックスキス) | |
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あまりにも久しぶりに読んだので、以前はどんな話だったか、イマイチ覚えてません(^_^;)。
今回は但馬皇女(たじまのひめみこ)が人生を見つめなおしているところから始まっています。
穂積皇子に捨てられて、閉じこもっていましたが、次第に周囲に目が向くようになり、自分の心だけを見つけていた狭量さに気付き、いろんなことを勉強するようになってきました。明るくなって、穂積のこともどうでもよくなってきた。。
ぎゃくに、穂積はいつか但馬とやり直したいなんて思ってます。こういう気持ちってすれ違うものなんですね。
肝心の讃良。。
いっそう年老いて具合も悪いです。
気力でもってる感じでしょうか。
相変わらず冷静で冷酷にすら見えますが、国を治めるにはこれぐらいでないと・・・と言うのが、優しい今上天皇の珂瑠と比べて感じることが出来ます。
忍び寄る「死」を諦観しつつも、遣り残したことをなんとしてもやり遂げたいと言う強い意思。
歴史の教科書では一行二行に記された「遣唐使派遣」や「律令制度の制定」や「古事記の編纂」などが、実はこんな風に苦労や人々の思惑が交錯し、紆余曲折があって達成されたんだろうな・・と、思いをはせることが出来ますね。
意外なのは日高がまだ21歳でした(^_^;)。
「長屋大王残照記」とか「女帝の手記」とかを先に読んでいると、「あれ?まだ21でまだ天皇になってないっけ」みたいな。これも大分前に読んだので。。ちょっとごっちゃになってしまって。。
犬養美千代とか藤原史とかも、どんどんと台頭していくんですよね。そういう人にはカリスマ性があるし人をひきつける魅力があるんだろうな。。
讃良が人生を振り返っているので寂寥を感じます。
いよいよ次の23巻で完結だそうです。
乞うご期待!
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