2013年11月22日
天上の虹(22) (講談社コミックスキス) | |
![]() | 里中 満智子 講談社 2013-08-23 売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools |





あまりにも久しぶりに読んだので、以前はどんな話だったか、イマイチ覚えてません(^_^;)。
今回は但馬皇女(たじまのひめみこ)が人生を見つめなおしているところから始まっています。
穂積皇子に捨てられて、閉じこもっていましたが、次第に周囲に目が向くようになり、自分の心だけを見つけていた狭量さに気付き、いろんなことを勉強するようになってきました。明るくなって、穂積のこともどうでもよくなってきた。。
ぎゃくに、穂積はいつか但馬とやり直したいなんて思ってます。こういう気持ちってすれ違うものなんですね。
肝心の讃良。。
いっそう年老いて具合も悪いです。
気力でもってる感じでしょうか。
相変わらず冷静で冷酷にすら見えますが、国を治めるにはこれぐらいでないと・・・と言うのが、優しい今上天皇の珂瑠と比べて感じることが出来ます。
忍び寄る「死」を諦観しつつも、遣り残したことをなんとしてもやり遂げたいと言う強い意思。
歴史の教科書では一行二行に記された「遣唐使派遣」や「律令制度の制定」や「古事記の編纂」などが、実はこんな風に苦労や人々の思惑が交錯し、紆余曲折があって達成されたんだろうな・・と、思いをはせることが出来ますね。
意外なのは日高がまだ21歳でした(^_^;)。
「長屋大王残照記」とか「女帝の手記」とかを先に読んでいると、「あれ?まだ21でまだ天皇になってないっけ」みたいな。これも大分前に読んだので。。ちょっとごっちゃになってしまって。。
犬養美千代とか藤原史とかも、どんどんと台頭していくんですよね。そういう人にはカリスマ性があるし人をひきつける魅力があるんだろうな。。
讃良が人生を振り返っているので寂寥を感じます。
いよいよ次の23巻で完結だそうです。
乞うご期待!
2013年10月17日
生徒諸君! 最終章・旅立ち(9) (Be・Loveコミックス) | |
![]() | 庄司 陽子 講談社 2013-09-13 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
さて、予告どおり(^^ゞ9巻の感想です。
もったいぶって予告なんかしたけど、読んでみれば案外拍子抜けするような内容の9巻でした。
やっぱり岩崎君との訣別は大きな大きな区切りだったので、その後の流れは、二人の愛が復活でもしない限り、不必要なのでは・・・。ムダに引っ張らないで欲しいと思ってしまいます。
ここ最近感想がけっこう辛らつになってきて、お目に留められたファンの方のなかには、不愉快に思われる方もおられると思います。
でもあくまで個人的な感想として、自分のブログに綴っているだけということで、ご容赦願いたいと思います。
ところで、ナッキーって、いつの間にか35歳になっていたんですね。
教え子のトビオが、足の怪我を悪化させて手術入院となりまして、そのときトビオの年齢を24と病院に伝え、そのあと舞ちゃんに「11歳年下」と言ってますので、間違いないです。
トビオが、もしかして足を切断しなければならないと言う事態に陥り、もっと早く気付いていれば・・・と後悔して激しくうろたえるナッキー。
舞ちゃんはそれをみて、ナッキーの気持ちを慮っています。
戦場カメラマンなら死ぬことも覚悟のうえのはず。たとえ足を切断することになったとしても、それはナッキーのせいではない。。と慰める舞ちゃんに、ナッキーは
「誰かが死ぬのはもういや」と動揺をあらわにします。
それはとりもなおさず、沖田君とトビオを重ねている証拠であり、トビオに対して教師としてではなく、愛情を持っている証なのでは?
こんなにもナッキーの心を乱したトビオの手術は無事に済み、足も切断せずにすみました。
が・・・・
そこへ、トビオの自称婚約者というマリナがはるばる戦地から日本にやってきての登場。
トビオとは熱い一夜をすごし、結婚の約束をした。それを果たすためにきた、と言うのです。
ナッキーのこのときの様子は、嫉妬にトチ狂った女にしか見えませんでした。
トビオは現地で戦争の恐怖から逃れるためにマリナを抱いたようです。
マリナはトビオに求婚しトビオも了解したと思い込んでいるのですが、言葉が通じない二人の間での会話なので、トビオには結婚の意志もなく了解した覚えもないと。
失意のマリナをナッキーは日本に留まらせて、自分の学校で留学生として受け入れることにします。
ナッキーはマリナが日本に留まれるように尽力して欲しいと、「生まれて初めての頼みごと」を親にします。
無事に日本で勉強できることになったマリナ。
トビオは「罪は一生かけて償う」と、長かった髪を見事に切り、決意を示すのでした。
岩崎君とのことが決着ついたいま、いったいこのトビオのエピソードが何を語りたくて挿入されたのか、不審に感じます。ナッキーがじつはトビオを一人の男として愛している、それを無理に抑えている、と言うことを見せるため?トビオの怪我のときの心配は、まぁ人としてある程度は当然としても(度を越していると言う気もしたけど)、マリナの登場のシーンでのナッキーのうろたえぶりが尋常じゃなくて、とても見ていられませんでした。
トビオの「一生をかけて償う」と言う言葉も、なんだか・・どういうつもりなんだか・・。
マリナと結婚するのでしょうか。
よくわかりません(^_^;)
北城学園は体裁を整え順調な滑り出し、若幸田もナッキーの思い描く学園都市へと発展していこうとしている。ナッキーの想いはほとんど形になったとのではありませんか。
ナッキープロジェクトは成功したと言っても良いでしょう。
そして、積年の懸念、岩崎くんとの関係が決着ついてしまったいま、これ以上何が語られるのでしょう?
読者が、ファンが何を望むと?すくなくともナッキープロジェクトに関してはナッキーは頑張ったし、それを見届けることが出来て・・・
これ以上のファンの願いをかなえてくれるラストが待っているのでない限り、ムダにダラダラと引っ張らないで欲しい・・というのが、率直な気持ちです。
率直過ぎるでしょうか。
と言うのも巻末の次巻の予告で、「教師の一人が保護者と不倫」という、「なんじゃそりゃ?」みたいなことが書かれているからです。読む前に言うのもなんですが、そんな話、聞きたくないんです。(臭いものにフタ的な意味ではなくて)
なんども言いたいのです。
「そのエピソード、必要なのですか?」
と。
(読んで見ないと分かりませんか)
この先は何が待っているんでしょうね。
それでもしつこく読み続けるでしょう。たぶん。
10巻は12月13日発売予定です。
教師編は文庫で登場。
生徒諸君! 教師編(1) (講談社漫画文庫 し 1-61) | |
![]() | 庄司 陽子 講談社 2013-09-12 売り上げランキング : 321151 Amazonで詳しく見るby G-Tools |



2013年10月15日
先日9巻が発売されました。
前回の記事は6巻までの感想を書いたはずなので、今回3巻分まとめてアップしようかなと思ったけれど、やっぱり長くなるのでまずは、7巻と8巻の感想を書きます。
ひとつの大きな区切りがありました。
その分、だらだらと長い記事になるかもしれませんが、お付き合いくださるとありがたいです。
なんと去年の秋に書いて以来ですね。ほぼ1年ぶりの「生徒諸君」です。
(アレからますます韓ドラにハマりまくりです(^_^;)Amazonからのオススメもすべて韓ドラに!!)
北城学園のほうはものすごく順調に進んでいます。
庄司先生が今の世の中で、今の教育に対して感じている不満や疑問、そして抱いてるであろう理想を、ナッキーの声を通して余すところなく伝えているのではないかと思います。
・小さい子どもには最初のしつけが肝要である。それには多少の体罰も否めない。(お尻を叩いたりつねられたらつねり返すなど)
・九月からの授業開始、世界に通用する人材を育てるために。
・学ぶということに終わりはない。受験はゴールではない。
・教師は聖職だといわれたが、いつの間にか激務に耐えかねた教師たちが、責任・実績・信頼・自信をすべて捨ててしまい、その結果教育委員会と保護者の言いなりになってしまった。体罰や居残りなど、子どもたちに苦痛を与えた教師たちに、愛はなかったのか?そこには愛があったはず。今の現場は「愛」を捨ててしまった。それゆえに、なくなってしまった権威と信頼を、北城学園では取り戻す。
・中学2年生ぐらいまでに自分のやりたいことを見つけ、高校では専門的にそれを学ばせる。
・大学では授業よりも実践を優先し、希望の先にアルバイトに行き、そこで働きながら学び、即戦力を身につける。
・人生は長くない。学べるときに出来るだけ多くを貪欲に吸収する(させる)こと。
・学識だけではなく心も成長させる。時には親代わりとなり子どもを愛し守りながら、子どもたちを成長させる。
などなど・・・。
私には、このすべてが本当に正しいのかどうかよく分からないんですけど、ナッキーの揺ぎ無い信念(庄司先生のでもある)には感服せざるを得ません。
そしてこの間に起きた主な出来事は・・・。
●田村君と舞ちゃんが若幸田の診療所にやってきました。
●フィンランドからヨアキムもナッキープロジェクトに参戦。
英語教師として学園で勤めることになりました。
●学園には、発達障害の準くん(8歳)が入学します。
彼は絶対音感と絶対聴覚を持っているため、周囲の雑音に耐え切れず、問題行動を起こしていたのでした。
ナッキーは準くんに音楽を教えることにします。
そしてその特性を生かして英語も、金田先生の子どもたち(中2の美姫と高3の発)と一緒に、飛び級でヨアキムに教わることに。
●ナッキーのおじいさんが脳梗塞で倒れ、一命は取り留めたもののリハビリが必要な体となりました。
ナッキーの母がふるさとに帰り、おじいさんの介護をすることに。
●トビオがやってきます。
おおきくなったトビオはカメラマンとして世界を舞台に活躍中。
でも、トビオはナッキーに「戦場カメラマンになる」と言うのでした。
そしていったん海外へ行き、また時が流れて帰ってきたトビオは足に大きな怪我を負い、それを悪化させてしまうのです。
と、おおよその流れはこんなところでしょうか。
若幸田にホテルユニオンが入り、地元のお年寄りたちに無料サービスを提供して大好評、市長の小津とはまだギクシャクしつつも、ナッキーの理想の町に近づいていますね。
そして一番大事なポイントはここからです。
岩崎君がついにアメリカのシェリルと結婚してしまいます。
赤ちゃんも出来ました。
岩崎は、ナッキーとのことはいいのか?と初音に問いただされて答えます。
僕はナッキーを愛していると思っていた。
ナッキーの背中を見てナッキーにふさわしい男になりたいと思ってきた。
それで成長できたのだからナッキーには感謝している。
でも、それは愛じゃなかった。
愛していると言いながら、自分にはナッキーと生活し、子どもをもうけ育てることを想像できなかった。
僕たちは恋人ではなく友人であるべきだったのだ。
それに最初に気付いたのがナッキーだ。
だからあんな別れ方をしたのだと思う。
そんな僕に幸せを教えてくれたのがシェリルだった。
と、概要ですけど。こんな感じのことを言うんですよね。
岩崎はアメリカの市民権を取り、シェリルの家に婿養子として入り、義父の農場を継ぐというのです。
永住するつもりなんですね。
納得できない初音や舞ちゃん、でも、納得するしかなくて・・。
結婚式はアメリカで。あくたれ団の姿はなく、家族でひっそりと行われました。
初音ちゃんは涙が止まりません。
どうしても、ナッキーと結ばれて欲しかった。二人の絆を信じていた初音ちゃん。。その気持ちは読者の気持ちを代弁していると言えましょう。読者はみんな初音と同じ気持ちです。
庄司先生の言葉が、8巻の折り返しに書かれています。
全文書いて見ます。
8巻の最後に、ナッキーは、自分が愛した人はみんな不幸になる・・・と思ってる描写が出てきます。
だから誰も愛さないの?
だから岩崎君と別れたの?
そんな風にも取れますね。
たしかに、物語の登場人物たちには「その後」があるでしょう。
いま私が言いたいのは、こんな「その後」なら、見たくなかった・・・・と言う気持ちも大きいのですよということです。
だったら読まないで、読まなければ良いんじゃない?と言われるかもしれませんね。
生徒諸君!のファンなら、ファンだからこそ、読みたいけれど読みたくない・・そんなジレンマに陥りながら読んでいる読者は多いと思います。
教育現場に一石を投じたい著者先生の気持ちは分かります。
でもそれはナッキーでなければならなかったんでしょうか。
しかし、とにもかくにも大きなひとつの決着がつきました。
オリジナル本編「生徒諸君!」~「教師編」~「最終章 旅立ち」を、ずっとずっと読んできて、この区切りは感慨深くないわけがありません。虚脱さえ感じてしまいました(^_^;)
次は9巻の感想を書きますね(予告です)。
前回の記事は6巻までの感想を書いたはずなので、今回3巻分まとめてアップしようかなと思ったけれど、やっぱり長くなるのでまずは、7巻と8巻の感想を書きます。
ひとつの大きな区切りがありました。
その分、だらだらと長い記事になるかもしれませんが、お付き合いくださるとありがたいです。
なんと去年の秋に書いて以来ですね。ほぼ1年ぶりの「生徒諸君」です。
(アレからますます韓ドラにハマりまくりです(^_^;)Amazonからのオススメもすべて韓ドラに!!)
生徒諸君! 最終章・旅立ち(7) (Be・Loveコミックス) | |
![]() | 庄司 陽子 講談社 2013-03-13 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
生徒諸君! 最終章・旅立ち(8) (Be・Loveコミックス) | |
![]() | 庄司 陽子 講談社 2013-06-13 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
北城学園のほうはものすごく順調に進んでいます。
庄司先生が今の世の中で、今の教育に対して感じている不満や疑問、そして抱いてるであろう理想を、ナッキーの声を通して余すところなく伝えているのではないかと思います。
・小さい子どもには最初のしつけが肝要である。それには多少の体罰も否めない。(お尻を叩いたりつねられたらつねり返すなど)
・九月からの授業開始、世界に通用する人材を育てるために。
・学ぶということに終わりはない。受験はゴールではない。
・教師は聖職だといわれたが、いつの間にか激務に耐えかねた教師たちが、責任・実績・信頼・自信をすべて捨ててしまい、その結果教育委員会と保護者の言いなりになってしまった。体罰や居残りなど、子どもたちに苦痛を与えた教師たちに、愛はなかったのか?そこには愛があったはず。今の現場は「愛」を捨ててしまった。それゆえに、なくなってしまった権威と信頼を、北城学園では取り戻す。
・中学2年生ぐらいまでに自分のやりたいことを見つけ、高校では専門的にそれを学ばせる。
・大学では授業よりも実践を優先し、希望の先にアルバイトに行き、そこで働きながら学び、即戦力を身につける。
・人生は長くない。学べるときに出来るだけ多くを貪欲に吸収する(させる)こと。
・学識だけではなく心も成長させる。時には親代わりとなり子どもを愛し守りながら、子どもたちを成長させる。
などなど・・・。
私には、このすべてが本当に正しいのかどうかよく分からないんですけど、ナッキーの揺ぎ無い信念(庄司先生のでもある)には感服せざるを得ません。
そしてこの間に起きた主な出来事は・・・。
●田村君と舞ちゃんが若幸田の診療所にやってきました。
●フィンランドからヨアキムもナッキープロジェクトに参戦。
英語教師として学園で勤めることになりました。
●学園には、発達障害の準くん(8歳)が入学します。
彼は絶対音感と絶対聴覚を持っているため、周囲の雑音に耐え切れず、問題行動を起こしていたのでした。
ナッキーは準くんに音楽を教えることにします。
そしてその特性を生かして英語も、金田先生の子どもたち(中2の美姫と高3の発)と一緒に、飛び級でヨアキムに教わることに。
●ナッキーのおじいさんが脳梗塞で倒れ、一命は取り留めたもののリハビリが必要な体となりました。
ナッキーの母がふるさとに帰り、おじいさんの介護をすることに。
●トビオがやってきます。
おおきくなったトビオはカメラマンとして世界を舞台に活躍中。
でも、トビオはナッキーに「戦場カメラマンになる」と言うのでした。
そしていったん海外へ行き、また時が流れて帰ってきたトビオは足に大きな怪我を負い、それを悪化させてしまうのです。
と、おおよその流れはこんなところでしょうか。
若幸田にホテルユニオンが入り、地元のお年寄りたちに無料サービスを提供して大好評、市長の小津とはまだギクシャクしつつも、ナッキーの理想の町に近づいていますね。
そして一番大事なポイントはここからです。
岩崎君がついにアメリカのシェリルと結婚してしまいます。
赤ちゃんも出来ました。
岩崎は、ナッキーとのことはいいのか?と初音に問いただされて答えます。
僕はナッキーを愛していると思っていた。
ナッキーの背中を見てナッキーにふさわしい男になりたいと思ってきた。
それで成長できたのだからナッキーには感謝している。
でも、それは愛じゃなかった。
愛していると言いながら、自分にはナッキーと生活し、子どもをもうけ育てることを想像できなかった。
僕たちは恋人ではなく友人であるべきだったのだ。
それに最初に気付いたのがナッキーだ。
だからあんな別れ方をしたのだと思う。
そんな僕に幸せを教えてくれたのがシェリルだった。
と、概要ですけど。こんな感じのことを言うんですよね。
岩崎はアメリカの市民権を取り、シェリルの家に婿養子として入り、義父の農場を継ぐというのです。
永住するつもりなんですね。
納得できない初音や舞ちゃん、でも、納得するしかなくて・・。
結婚式はアメリカで。あくたれ団の姿はなく、家族でひっそりと行われました。
初音ちゃんは涙が止まりません。
どうしても、ナッキーと結ばれて欲しかった。二人の絆を信じていた初音ちゃん。。その気持ちは読者の気持ちを代弁していると言えましょう。読者はみんな初音と同じ気持ちです。
庄司先生の言葉が、8巻の折り返しに書かれています。
全文書いて見ます。
岩崎君の結婚・・・「えーっ」とか「ウソーッ」とか言われるのは覚悟していました。
でもナッキーは一人で生きていきたい。
もうあんな悲しむ思いはしたくない。
人を愛するってことは、お互いに生き方を尊重するってことで、ナッキーには難しいことでした。
また、ナッキーの生き方を認める人はそうそういないってことで。
でも、岩崎君は、自分なりの幸せを見つけたわけで、応援してあげてほしいです。
ナッキーのこれからを見守ってあげてください。
中学からのナッキーと岩崎君の強い絆も思い出せたら・・・・・。
8巻の最後に、ナッキーは、自分が愛した人はみんな不幸になる・・・と思ってる描写が出てきます。
だから誰も愛さないの?
だから岩崎君と別れたの?
そんな風にも取れますね。
たしかに、物語の登場人物たちには「その後」があるでしょう。
いま私が言いたいのは、こんな「その後」なら、見たくなかった・・・・と言う気持ちも大きいのですよということです。
だったら読まないで、読まなければ良いんじゃない?と言われるかもしれませんね。
生徒諸君!のファンなら、ファンだからこそ、読みたいけれど読みたくない・・そんなジレンマに陥りながら読んでいる読者は多いと思います。
教育現場に一石を投じたい著者先生の気持ちは分かります。
でもそれはナッキーでなければならなかったんでしょうか。
しかし、とにもかくにも大きなひとつの決着がつきました。
オリジナル本編「生徒諸君!」~「教師編」~「最終章 旅立ち」を、ずっとずっと読んできて、この区切りは感慨深くないわけがありません。虚脱さえ感じてしまいました(^_^;)
次は9巻の感想を書きますね(予告です)。
2013年10月11日
長々とブログを放置してしまいました。
広告がうっとおしいので、近況などとタイトルをつけて、読んだ漫画など・・・。
最近読んだ漫画で面白かったのは
「のぼさんとカノジョ?」です。
のぼさんという主人公が住んでいるアパートに、同居人がいるんです。
その同居人は、姿が見えない・・・というか、実体がないのです。
ユーレイ??
どうやら、部屋の趣味からして女であるらしい。
それも若い女の子のようです。
だからタイトルの「カノジョ?」なんですね。
普通だったら、それは「霊」として、怖いと思ってしまう存在なのに、のぼさんは結果的に優しく受け入れます。
そして、奇妙な同居生活が成り立っていくのです。
ちょっとしたホラーテイストが感じられるのに、全然怖くなくて、それどころかほのぼのと楽しい、心が温かくなる作品です。
これはオススメ!!!
さて、他に読んだ漫画は
続き物ですが「今日は会社休みます」の4巻。
「結婚」と言う言葉を強く意識する二人です。
友達の結婚式に出席しては・・・あるいは、朝尾からのプロポーズの話を聞いて・・・。
そして同居を決意する二人なのですが。。。
これも4巻になってもマンネリ感がなく、実際にこういう二人であれば、出てくるであろう問題点を上手く取り入れて、解決している感じが前向きでいいです。これでこじれたり、誤解から仲違いばかりしたりしてたらストレスがたまる展開なんだけど、安心して見守れる(ちょっとだけハラハラしつつ)物語で好感が持てます。
広告がうっとおしいので、近況などとタイトルをつけて、読んだ漫画など・・・。
最近読んだ漫画で面白かったのは
「のぼさんとカノジョ?」です。
のぼさんとカノジョ? 1 (ゼノンコミックス) | |
![]() | モリコロス 徳間書店 2013-01-19 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
のぼさんという主人公が住んでいるアパートに、同居人がいるんです。
その同居人は、姿が見えない・・・というか、実体がないのです。
ユーレイ??
どうやら、部屋の趣味からして女であるらしい。
それも若い女の子のようです。
だからタイトルの「カノジョ?」なんですね。
普通だったら、それは「霊」として、怖いと思ってしまう存在なのに、のぼさんは結果的に優しく受け入れます。
そして、奇妙な同居生活が成り立っていくのです。
ちょっとしたホラーテイストが感じられるのに、全然怖くなくて、それどころかほのぼのと楽しい、心が温かくなる作品です。
これはオススメ!!!
さて、他に読んだ漫画は
続き物ですが「今日は会社休みます」の4巻。
![]() | きょうは会社休みます。 4 (マーガレットコミックス) 藤村 真理 集英社 2013-07-25 by G-Tools |
「結婚」と言う言葉を強く意識する二人です。
友達の結婚式に出席しては・・・あるいは、朝尾からのプロポーズの話を聞いて・・・。
そして同居を決意する二人なのですが。。。
これも4巻になってもマンネリ感がなく、実際にこういう二人であれば、出てくるであろう問題点を上手く取り入れて、解決している感じが前向きでいいです。これでこじれたり、誤解から仲違いばかりしたりしてたらストレスがたまる展開なんだけど、安心して見守れる(ちょっとだけハラハラしつつ)物語で好感が持てます。
2013年09月04日
ここ数日、通販のスパムコメントが酷く、
1週間で100件以上ありました。
あまりにひどいので、認証式にさせていただきます。
ご了承ください。
普通のコメントは大歓迎です。
今後ともよろしくお願いします!ヽ(^o^)丿
1週間で100件以上ありました。
あまりにひどいので、認証式にさせていただきます。
ご了承ください。
普通のコメントは大歓迎です。
今後ともよろしくお願いします!ヽ(^o^)丿
2013年08月09日
![]() | ノスタルジア (マーガレットコミックス) 萩原 さおり 集英社 2013-06-25 by G-Tools |
新人さんですか(●^o^●)
とっても可愛くて優しくて、ほんわかした雰囲気の素敵な漫画を描かれますね。
16ページ作品が1点、30ページ作品が4話と、
プラス巻末おまけショートで、計6話入っている短編集ですが
若々しくてみずみずしくて、どれもいいお話ばかりで、今後の成長が楽しみな漫画家さんです。
これからも頑張って素敵な作品を描いてください!ヽ(^o^)丿
収録作品
・真っ赤なチューリップを君に
入院中の彼女のお見舞いに、彼女が好きだという真っ赤なチューリップを買った。でも、途中でドジな男が花束をなくして困っていた。彼には花束がどうしても必要だったから、一本だけ残して、花束をあげてしまった。
そんな優しい主人公男子は、入院中の彼女に、かつて教室で酷いことを言ってしまったという後悔があった。
でも、彼女には彼の優しさが伝わると信じて・・。
・ノスタルジア
中学に入って出来た大切な友達。その友達が想ってる彼を好きになってしまった。必死でその気持ちを抑える彼女。だって、友達が大切だから。でも、5年と言う日々はその気持ちを解放してくれるかも・・。
・キンモクセイ
キンモクセイをつけた猫に出会った。その猫が帰る先の家には、小学時代の同級生男子がいた。なぜか学校をサボってその家でまったりとしてしまう主人公少女。のんびりとしたひと時の中で、昔の思い出がよみがえる。
ちょうど両親が離婚したのは、小学校のある時期。彼女は彼に、自分のつらさを聞いてもらったことがあったのだった。
・暖々
由絵は松木を大事な友達だと思っていた。でも彼は由絵を「友達」とは思ってない。その思いに応えられないから、松木は離れてしまう。「俺はもう友達じゃいやなんだよ」と。でも、離れてみて由絵は自分の気持ちにやっと気づくのだった。
⇒ short (06/24)
⇒ お (06/20)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ short (05/23)
⇒ 六猫合体キャットマーズ (01/03)
⇒ 栗ごはん (10/21)